かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

また道が判らなくなりました。道失念、とかタグを付けて頻度を数えてみたほうがいいのかも?

2012-08-16 22:06:56 | Weblog
 今日は行きの通勤で、あと5分も走ったら職場、というところで道を間違え、危うく遅刻しそうになりました。ちょっと離合が難しい細い里道を抜ける直前に消防車が対向してきたため、まあしょうがない、と10m程バックして少し広いところに停車して消防車を行かせたまでは良かったのですが、その後すぐのところで急に自分の現在位置が判らなくなり、右に入らないといけないところを気づかずにそのまま真っすぐに行って、山の方へ入ってしまいました。しばらくどうも見覚えのない道だな、と思いつつも、なんとなくそのまま走り続け、さすがにこれは道を間違えた、と思い直して来た道を戻り、今度は戻り過ぎていつも見かける目印にようやく自分の現在位置を理解して、更に折り返して正しい右に入る道を選ぶことができました。消防車をやり過ごして発進した時にどうも強い圧迫感を覚えたのですが、その時にちょうど曲がらないといけないところに差し掛かっていたのでしょう。大体私が通いなれた道で急に位置がわからなくなる時は、間違えた方向にハンドルを切るとイヤな感じがしたり違和感を覚えたりします。理性は惑乱していても、身体が正しい方向を覚えているようで、その乖離が違和感になったり圧迫感、イヤな感じになるように思われます。
  7月4日にも同じ状況に陥った記事で、数ヶ月に一度、などと書きましたが、最近はもう少し高頻度で発生しています。一瞬自分の位置を自失して、左右どちらに行けばいいのか判らなくなりながら、なんとか道を間違う前に気づいて事なきを得る未遂事例も入れると、月に2、3回位はあるんじゃないでしょうか。高次脳機能障害、という病気みたいなものらしい事は7月の段階で判りましたが、ちょっとあまり頻繁過ぎるのは少々気持ち悪いものがあります。やっぱりどこか専門のところで見て貰っといたほうがいいかもしれませんね。あるいは猛暑でそういうのが多くなったりするものなのか。別に道が分からなくなるだけで実害は少ないとはいえ、色々と面倒が増えるのでできれば治したいものです。それにしても、この症状、未だかつて歩いている時になったことは記憶にある限り一度もありません。バイクの時に1回、ほとんどは車にしてからです。これは何か意味があるのか、あるいは病膏肓に入ると歩いている時でも起こりうることなのか。もし専門家に相談するときが来たら、ちょっと確認しておきたいです。

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オランダの民間グループが、火星への移住計画を進めているそうです。

2012-08-15 21:42:39 | Weblog
 今日は職場の山の麓にある町で近隣には名の知れたちょっとした規模の花火大会がありました。私は幸いにも帰宅の際の方角が花火の会場とは全く逆方向だったためらくらくと帰ることができましたが、普段はあまり混むことのない反対車線が延々数キロに渡って渋滞していました。私は途中でそのメイン道路を外れて山道に入るのでそこから先は判りませんが、多分更に数キロ渋滞が続いていたんじゃないかと思います。しかも、平均1.5車線で帰りはせいぜい2台くらいしか対向車が現れないその山道で、十数台の対向車に出くわしました。それも対向車の大半がそんな山道に慣れていないようで離合に手間取り、ものの3分で駆け抜けられるところが10分近くかかってしまいました。多分メイン道路を避けて近道しようとした花火見物の車で間違いないと思いますが、日頃通らない道を地図かナビを頼りに走ってきたのでしょうか。慣れない狭い道を戦々恐々としながらやっとの思いで走り抜けた後に、あの大渋滞に捕まるのかと思うとかわいそうではありましたが、まさかいちいちこの先大渋滞で中々進みませんよ、と言ってあげるわけにもいかず、そのまま走り抜けました。あの人達、果たして花火に間に合ったのでしょうか?

 さて、オランダの実業家がアメリカよりも早く火星に人類を送り込むプロジェクト、その名も「マーズワン」という計画を立ち上げ、その実現のために頑張っているのだそうです。その資金を、ドキュメンタリー番組として計画実行の全てをテレビ番組化することで調達する計画で、栄えある人類最初の火星到達者達は、片道切符で火星に文字通り「移住」し、火星の調査研究に一生を捧げつつ、自らの死をも番組として提供し続けることになるとのことです。
 専門家の中には、まだ火星までの飛行で長時間浴び続ける放射線に人体が耐えられるのか判らないこと、無人探査機でも現在までの成功率は50%しかなく、ヒトを送り込むのはまさに丁半博打になってしまうこと、果たしてテレビとのタイアップで60億ドルにもなる資金を調達するのは難しいと思われること、などなど様々な障碍が上げられていますが、ニュースを読む限りこの計画はかなり本気で取り組まれる様でもあります。
 何れにしても地球外の惑星へ人類が降り立つのは宇宙開発の夢の一つ。火星まで行けるなら、と一か八かの冒険に手を挙げるヒトも少なからずいそうにも思えますし、オランダのみならず、世界各国に映像コンテンツとして提供していったりメディアミックス化したり、より多くのお金を生み出すこともできないこともないでしょう。いっそメディアミックスが得意な我が国のアニメ業界も一口乗って見てはいかがかと思いますが、第1陣の移住者4名が火星に到達するのは計画では11年後の2023年とのこと。さすがにまだ寿命にはなってないはずですが、アポロ11号の月面着陸のように火星着陸をテレビ(ネット?)で観ることができる日が果たしてくるのかどうか。その日の到来を心から期待しています。

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新幹線を止める大雨に驚きつつ、4年前の「最後のコミケ」を思い起こしてました。

2012-08-14 20:09:04 | Weblog
 今日は朝から雨模様のお天気でしたが、例によって場所によっては凄まじい降り方になっていたようです。まず、朝のラジオで新大阪と京都の間で新幹線が大雨のため運転を見合わせ、と聞いてびっくり。あの新幹線が、風ではなく雨で止まることがあろうとは、本当に驚かされました。何年か前、やっぱり大雨で三島の辺りで東海道線が動かなくなった時も、並走する新幹線は問題なく動いていたり、台風で中央線が止まって復旧の見込みも不明、という時も、長野新幹線は問題なく走っていたり、そんな事例を過去幾つか見たり聞いたり経験したりしてきただけに、その新幹線が停まるような雨というのは一体どれほどのものなのか、新幹線が走っている高槻市にはアメダスがありませんが、淀川を挟んだ対岸の枚方市に設置されているアメダスによると、今朝6時の雨量が65ミリ、7時が43ミリと、2時間で100ミリを超える大雨になっていました。なるほど、それ位の雨になると、さしもの新幹線もとりあえず止まらざるをえないということですか。それにしても、お盆の帰省ラッシュのこの時季に、なんとも無慈悲な雨が降るものです。コミケでも雨続きだったそうですし、今年の夏は何かとイベントに雨を降らせるうっとおしい星回りになっていたりするんでしょうか?

 コミケというと、前回のオリンピックの年に行ったのが最後の参加だったことを、過去のブログを読み返して再発見しました。あの時は移動は新幹線、コミケ以外に2日間東京滞在で思い切りゆったりしたスケジュールで臨んだにもかかわらず、疲労困憊してその後1週間ばかり体調不良が続いてましたが、今なら果たしてどうなることでしょうか。そのコミケも今年は56万人もの参加者で賑わったのだそうです。広いとはいえあの一箇所に数十万人の人間が押し寄せるなんて、入れ替わりもあるでしょうから全員が一時に集まったのではないにせよ、場所によっては凄まじい人口密度になっていたに違いありません。それを想像すると、やっぱりこれはもうお年寄りが行く場所じゃないと痛感いたします。私など行ってもとてもまともに楽しむことはかなわないでしょう。
 それにしても、少子化と言いつつまだまだこれだけ若人が集うイベントが有るのですから、案外我が国の未来もそうそう暗くはならないのかもしれないな、と思いました。例えそれが、普通の感覚なら恥ずかしいだけの、地元からもヤメテクレと苦情を言われる某紙袋を下げて
嬉々として歩いているような御仁だとしても。


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ゲームのようには行かないとしても、少しは考慮してみる訳にはいかないのでしょうか?

2012-08-13 22:17:33 | Weblog
 島根県 竹島への韓国大統領による不法侵入について、現政権は色々勇ましいことを言ってたようですが、大使召還にしてもまだやっていないようですし、所詮は口だけ、なのかもしれません。それをより確信させられたのが、5兆円のスワップといった、これまでに韓国と合意してきた金融協力については変更せず、このまま維持する方針を政府が打ち出したことです。子供でも分かりそうな単純な話だと思うのですが、どうしてここで喧嘩を売ってくる相手に飴玉見せてやらねばならんのでしょうか? 少なくとも維持するなどと明言せずにしばらくノラクラと口を濁すとかだけでも出来なかったのでしょうか? 本当に今の政府は竹島をどうしたいのか、まるで判らなくなってきました。交渉のネタを自ら放棄するなんて、その是非はともかく、中国ならとっくの昔に何らかの手を打ってきていることでしょう。それを真似しろとは申しませんが、もう少し何とかならんのか? という疑問は尽きません。
 ネット上では「宣戦布告だ!」というこれまた実に勇ましい話が出てきているようですが、それは憲法もありますし最後の手段、という感じでもありますからもう少し置いておくとしても、例えばいっそのこと北朝鮮による半島統一を秘密裏に支援でもしてみるというのはいかがでしょう? 国交回復、国境確定を密かに約束させて、アメリカとかロシアとか中国とかに根回しをする、とか、まあそんなゲームみたいなこと簡単にはできないでしょうし今の政府で出来るとも思えませんが、実際にやる必要はなくてそういうポーズだけ見せてみるとか、別に韓国との外交問題だからと言って韓国とばかりやりあう必要はなかろう、と思うのです。今の韓国政権なんて交渉相手としてはあまり当てになりませんし、そういう時だからこそ周囲から揺さぶりをかけるような外交を見てみたいです。

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ムカデ一匹で唐突な死を迎えるとは、理不尽にも程があります。

2012-08-12 22:09:19 | Weblog
 夏コミも終わりましたね。今年は連日あいにくの雨だったそうですが、参加された方々は恙無く楽しめたのでしょうか? 私はもう行かなくなって久しいですが、夏コミが終わるとなんとなく夏も終わりだな、という一種の季節感としてはまだ意識してたりします。数年前の修羅場がまだ身体記憶として残っているのかもしれませんね。

 そんな夏の最中、愛知県の東名高速で、車内のムカデ騒ぎに対処しようとした42歳の男性が、大型トラックにはねられて亡くなったとのことです。家族連れで海水浴に行く途中だったそうですが、路側帯に車を止めて車道側のスライド式の後部ドアを開けて車内を調べていた、といいますから、身体は車道側に出ていたのでしょうか。はねたトラックの側も42歳だったそうですが、なんともお互いに運が悪い、というだけでは割り切れないような後味の悪い事故に思えました。
 それはともかく、車内にムカデ、という状況、たまに聞くのですが、私自身は今まで遭遇したことがありません。前の前に住んでいた家は今頃だと毎晩のようにムカデが家の中に侵入してきてちょっとしたパニックになるのが常の、山際の竹林のそばの一軒家でした。冬に庭を掘り返したら30センチ四方ほどの面積に何匹も冬眠していて、結局冬中端から庭を掘り返してひたすらムカデを退治しまくった年もあったくらいムカデムカデした場所でした。その時乗っていた車もまた竹林を一部刈り込んで更地にしたのを駐車場にしていて、ムカデはうようよ居たに違いない環境でしたが、底で暮らす間車の中で見かけたことは一度もありませんでした。家ですと、僅かな隙間からいくらでも入ってこれるので、ある意味仕方ないと思うのですが、車だと一体どこから侵入してくるのか、大変気になります。知らないだけで車も結構隙間があるのか、はたまた荷物などにくっついてわざわざ入れてしまうのか。そういえば水に落ちた車が徐々に沈んでいくのを見てみますと、やっぱり水が侵入する程度の隙間はあるのだろうかとも思えますが、はたして?
 まあ何れにしても、自分の車には今後共ムカデなど出てこないように祈るばかりです。この42歳の男性に魔が差したのを論難するのは簡単ですが、実際に車内の限られた空間にそんなものが現れた日には、私なら果たして冷静に路側帯に車を止められたかどうか。たかがムカデ一匹、といえない位に存在感のあるような毒虫は、ミバエや蚊のように遺伝子工学を利用してこの世から消えてもらう位の事をしても差し支えないとさえ思えます。

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今年もお盆のお墓参りに大阪まで出かけました。

2012-08-11 22:03:47 | Weblog
 今日は朝からお盆のお墓参りに行ってきました。母方の祖父と祖母のお墓ですが、祖父は私が生まれる前に亡くなったので全く記憶になく、祖母は私が3歳半の時に亡くなったので、ほとんど面影しか記憶に残っておりません。それでも、私の現在に至る重要な精神的基礎の一部として祖母の存在は非常に大きなものがあり、それはまさに『三つ子の魂百まで』を地で行くものがあります。正直なところ、私にはこのお墓にお参りする行為の意味について強く疑問を感じる部分も少なからずあり、毎度ある種の戸惑いを覚えつつもこうして出かけているのですが、多分その戸惑いは父母の逝去によってより拡大し、自分の死をもってようやく解消されるのだろうと観念しています。それまではよーく考えて、自分の中でつけられそうな折り合いを探って行くことになるのでしょう。

 午後はとある大学の先生を学校に訪ねて公私様々な事柄について話をし、夕方には帰宅しました。大学を出るまでは天気は保っていたのですが、帰りの電車でとうとう雨が降り出し、最寄り駅からバスに乗って自宅至近までたどり着いた時には、土砂降りの豪雨+雷のおまけ付きになっていました。バス停から家までは走れば三〇秒もかからないのですが、傘などあまり役に立ちそうにない滝同然の雨の中、雷だけは落ちてくれるなと祈りながら走った数十秒は気が気ではありませんでした。雨は帰宅後もしばらく降り続け、雷も何発か轟音とともに近所に落ちていましたし、バスの車中でもあんなに景気よく光っていたというのに、この数十秒だけ雷が光りも鳴りもしなかったのは全くの僥倖でした。明日以降も不安定な空模様が続くそうですから、気をつけないといけませんね。

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自覚症状無きままに胃が夏バテしていたようで、折角のビールを受け付けてくれませんでした。

2012-08-10 23:19:45 | Weblog
 今日は職場で暑気払いの宴の日。暑っつい日が続いていますので、今宵くらいは冷えたビールをかぁっと飲んで、美味しい料理に舌鼓を打とうと朝から楽しみにしていたのですが、心は猛く思えども身体がまるで言うことを聞かずに終わりました。まずは乾杯、と中ジョッキのビールをぐいと煽り、短時間でカラにして即おかわりを要求、たまには過ごしても良い、とヘベレケになることも容認した上で立て続けに2杯めも空けようと飲みはじめた直後でした。胃がしくしくと痛み出したのは。このところ全くそんな兆候は無かったので気のせいかと思っていましたが、というか強いてそう思おうと努力していたのですが、料理を口にする度、ビールを喉に流し込むたびにその痛みがはっきりと確実に胃を直撃するようになり、さすがにこれはまずい、と一旦飲み食いを止めたのですが、時既に遅かったようで、間もなくかなり強い痛みが断続的に我が胃を襲いました。といって中座しては場を壊しかねず、飲み食いはそこで一切止めて、痛みを我慢しつつ同僚との談笑に時を費やしました。その宴も果てる頃になって、ようやく大量に摂取したビールや料理が胃を通過したのか痛みが去り、最後のデザートのシャーベットを食べて、お開きとなりました。
 それにしても突如襲ってきた胃の痛み、自覚症状はまるで無かったのですが、連日の暑さに胃が相当弱っていたものと思われます。そこに空腹のママとにかく一杯、と一気に冷たいビールなどを注ぎ込んだものですから、たちまち限界が破れてしまったものと見えます。全く厄介なものですが、とりあえず帰宅後は胃薬を飲んでおきました。多分これで胃の不調が明日に残るようなことはないでしょう。後はできるだけ休息をとってゆっくり寝るだけです。しかし残念でした。せっかくのビールを酔いも中途半端なうちに停めねばならなかったのですから。またいつか別の機会に、体調をしっかり管理して宴に望むようにしたいですが、さて次はいつになることでしょう?


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もんじゅ修理完了して元通りになったそうですが、それならいっそ1から全て考え直してみてはどうでしょう?

2012-08-09 21:47:59 | Weblog
 今日は長崎原爆の日、実のところ広島も忘れていた、というか日の感覚がずれていて、気づいた時にはもう過ぎていた、と。今日はたまたま職場で新聞見る機会があり、そこに書いてあったのでなんとか思い出すことができました。なんのかんの言って既に68年も昔のこと。人生50年だった昔なら、原爆投下の瞬間に生まれた子だって寿命で鬼籍に入っていても不思議でない位の時間が流れたわけで、原爆に限らず、先の大戦をくぐり抜けた方々はかなりの少数になっているはずです。我が父も戦争そのものは経験してないですが満州からの引き上げやその後の戦後復興期に辛酸を舐める位はしてきている世代。さすがに目も衰え体のあちこちに何かと不具合が生じつつあるようですが、それでもまだまだ頭脳明晰で身体もシャンとして、実年齢からは信じがたいほど若々しい姿を保っています。激動の戦後を苦労をしてきたヒトというのは、要するにそういう時代を生き残ってきた人達、ということで、総じて頑健で強運なヒトが揃っていたりするんじゃないか、と思わずにはいられません。振り返ってその遺伝子を受け継いでいるはずの自分はどうかというと、ン十年後父と同じ年令になった時にあれくらい元気かというと正直心もとないです。それでも、半世紀前の同年代からしたら私も相当若々しく見えるはずではあり、後は医療技術の進化と遺伝子工学やアンドロイド技術の発展に期待して、なんとかなるんじゃないか、と楽観的に思うところもあります。

 さて、そんな中、高速増殖炉もんじゅの修理が終わり、故障前と同じように動くことが確認されたのだそうです。まあ壊れたままでどうしようもない、というよりはいいことだろうとは思いますが、さすがに現状ではもんじゅを存続させる意味はあるのか? という疑問が私のような原発一応とりあえず容認なヒトでも浮かんできます。どうしてもやるんなら一から設計をやり直して、ちょっとした事で故障するような精緻な芸術品まがいのものを作るんじゃなくて、もっとラフな条件にも耐えうる安全性の高い工業製品と呼べるものを作ってみるべきではないのでしょうか。いくら性能が良くてもこうも稼働率が低くては実験だって満足にできないではないですか。もんじゅ完成から既に20年以上経過して、当時は最先端だったかもしれないいろいろな技術が今や陳腐化していたりしないのか、それで実験を続けて本当に意味があるのか、高速増殖炉の必要性の是非は政治家に任せて、純粋に技術的な視点からのもんじゅの必要性あるいは不要性について、研究者、技術者の忌憚ない意見を聞いてみたいものです。

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天気予報も色々違う奴を観比べると結構面白いです。

2012-08-08 22:17:50 | Weblog
 今日の最高気温は、奈良市で33.8℃、私の仕事場至近のアメダス設置場所である五條市で32.8℃でした。まあ今年の夏としてはごく普通の記録でしたが、昨日の天気予報では、気象庁の公式サイトで見た予報で奈良県北部35℃南部34℃の猛暑、ウェザーニュースの予報では北部南部とも31℃で風が爽やか暑さ一段落、というような感じでした。気温としては気象庁の方が近く、正確な数字のように見えますが、特に五條市の方は、体感ではウェザーニュースの方が近く、風も爽やかで気持ちよく、暑いものの猛暑ではなかったように感じました。気分的には低めに予報してあるとなんとなくそんな気もして楽に感じますが、暑く予報されると余計暑く感じる、ということもあり、そういう意味ではウェザーニュースの方に軍配を上げたい気分です。所詮35℃でも31℃でも暑いことには違いないのですし。
 一方、昨夜は涼しくなる、と予報を見て窓を閉めて寝たら暑くて何度も目が覚めてしまいました。こんな事なら窓は開けて寝れば良かった、と今朝になって後悔しましたが、あんまり真に受けるのも考え物、とも言えます。地形や高度によっては気温も体感気温も違ってくるのは当たり前ですし、予報は体の良い占いみたいなもの、という位の気持ちで見ておくくらいで調度良いのかもしれません。
 今夜もそうとう涼しくなりそうな予報で、実際すでに窓から流れこんでくる風が涼しいというより冷たい、寒いといえるレベルの冷気を伴っています。昨夜に懲りて窓を開けて寝たりしたらさすがに風邪を引きそうな塩梅の空気ですから、そこは予報に関係なく、自ら判断してしかるべき処置をとらねばなりません。結局は自分の判断次第。暑いか寒いか、予報という他人の言に左右されるのではなく、自分の皮膚感覚を研ぎ澄ませて感じ取る必要があるのでしょう。

 明日も上天気らしいですが、週末は雨が予報されているので晴れのうちにしなければならない仕事は明日のうちに片付けて置いたほうがよさそうですね。

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「不幸」みなぎる我が世代、マスコミの死神の如き活動の影響もあるんじゃないでしょうか?

2012-08-07 21:29:09 | Weblog
 今日は立秋、暦の上では今日から秋、ということになりますが、そんなスイッチを切り替えるようにパチン、と秋になれば嬉しいのですが、実際にはまだまだ暑い日差しが降り注ぎ、少しずつ、少しずつ空気が入れ替わって来るのをそのうちふと気づく、というばかりです。今日も今日とてまた一段と蒸し暑さの募る一日で、15時頃から雲底が濃いグレーの重たげな雲が増えて、これは一雨来るかも、と期待したのですが、残念ながら一滴の雨も降らずじまいでした。ところが天気予報では明日は少し暑さが和らぐのだとか。それ以降はまた8月らしい気候に戻るみたいですが、立秋を過ぎていきなり秋の気配がグッと迫るあたり、今年の夏はどうも不安定な感じがします。

 さて、第一生命経済研究所が、昨年の今頃、「幸福度調査」というものを行ったのだそうです。調査は、全国30~89歳の男女763人を対象に郵送で実施したとのことで、10点満点で幸福と感じる度合いを質問したそうです。
 その結果、男性の30代平均が6.83点と比較的高いのに対し、40代が5.51点で最低となり、60,70,とだんだん高くなって、80代では8.00点と最高点を記録したのだとのことです。これに時事通信社は、「男性40代最低でV字回復」なるタイトルをつけているのですが、どうもこのタイトルが釈然としません。なんとなれば、ある時点での異なる年齢層のデータがそれぞれの数値を示しているだけで、幸福度が40代から80代につれて急激に回復して高くなったのではありません。経済が去年から今年にかけて好景気になってV字回復、という使い方なら判りますが、いったいこの記者さんは何が「回復」したというのでしょう? グラフの読み方も日本語の使い方もよくご存じないとしか申し上げようがありませんが、まあ瑣末な揚げ足取りはともかくとして、また、このデータ、サンプル数がちょっと少な過ぎないか? という疑問もとりあえず脇に置いといて考えますと、自分の親父にはほぼ当てはまるかも? と思いますが、少なくとも自分にはあまり当てはまらないな、と感じます。お金も余裕ないし早々好きな事もしていられはしませんが、こうして日々つつがなくネットに繋いでいることはできますし、仕事自体は性に合って多少忙しくとも苦痛には感じません。まあ研究職の端くれというのは趣味と仕事のキメラみたいなもんですから、他のお仕事とはまたまるで違う世界なのかもしれませんが、40代といえば大体最前線で職権を揮える立場にある中間管理職になっているでしょうから、仕事のやりがいという意味では相当満足できる立場にいるんじゃないか、と想像いたします。ただ、つぶしの効く年齢でなくなっていることは確かで、私も仮に今職を失うようなことになれば、さすがにすぐにはどうしたものか想像することが困難です。研究者としては盛りを過ぎていますし、管理職としてはまともなことをやってきてないので役に立たず、果たして再就職の先が見つけられるかどうかは大変厳し目に見積もらざるをえないでしょう。まあそれでも、多分何とかなる、と思えるのは、多分、これまでの人付き合いや仕事の積み重ねに立脚した今の自分に相応の自信があるからで、それも現実に直面したらどうなるか判りませんが、当面不安に思わずとも済むくらいの支えにはなりそう、という程度の幸福感は持ち合わせがあります。
 マスコミは何かにつけ、もう終わりだと言わぬばかりに不幸を撒き散らしているかのように感じられるのですが、この結果はそんな空気も反映していたりしないでしょうか? 麻生首相の時のように、我々はもっと凄いんだ、ということを国のトップが言い、それをマスコミがちゃんと全国津々浦々まで伝えていれば、もう少し今の幸福度は違った形になっていたんじゃないか、とも思うわけですが、あまりやり過ぎても一億玉砕になりかねないので、さじ加減は必要なのでしょうね。
 あと気になるのは、10代、20代がどう感じているか。我々幸福感最低世代が年老いた時にV字「回復」しているかどうかは、その時の我が国の状況はどうなっているかで随分変わるはずで、それにはやはり今の若い世代の動静が大きな意味を持つように思います。
 出来ればこういうことはもっと大規模にかつ緻密に、然るべき分析機関が専門の知識と技術に基づいて取組み、結果を解析して欲しいです。

 
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火星へのお届け物がアクロバットな挑戦の末に無事についたんだそうです。

2012-08-06 21:41:51 | Weblog
 NASAが去年の11月に打ち上げた火星探査車が、無事火星に到達、第一報の画像データを送信してきたのだそうです。これは本当にたまげたニュースで、NASA公式サイトでその瞬間歓喜の渦に巻き込まれる管制室の様子を観て、本当に本当なんだ、と実感させられました。
 これまで火星に送り込まれたマシン達の多くが到達できなかったり到達しても動かなかったりした成功することが難しい試みであり、今回の火星探査車、好奇心(キュリオシティ)と言う名前のマシンは、重さ900kgとこれまでで最大の図体を持ったシロモノで、しかも、その着陸方法が、地上1600mで大気圏突入カプセルから切り離された着陸支援装置が、複数のロケットの噴射で更に減速し地上20mでホバリング、キュリオシティをワイヤーで吊り下げて地表近くまでおろし、ワイヤーを切断し本体を地上に安全に降ろした上で着陸支援装置は邪魔にならないところに飛んでいって落ちる、その全てを自動的に実行、しかも一発勝負という、素人目にはアニメの主人公メカの起動並みの確実性がなければ大変困難だろうと思われる計画だったからです。
 でも、NASAは現時点ではその全てをクリアして無事火星に探査車を届けたと信じられるわけで、はやぶさの時とはまた違う驚きと感動を覚えさせてくれるものでした。

 もっとも、実際に無事に届いたかどうかは続報を待たねば判りません。今回の探査目的は、元水があったと目されるところで岩石等を採取し、そこから生命の痕跡を探すというものだそうで、サンプルの採取装置や分析装置、地球と連絡を取り合う通信装置とか、そもそもそれらを動かすエネルギーを生み出す太陽電池などの電源周りとか、ひとつでも不具合があればミッションそのものが瓦解するかもしれません。出来れば五体満足つつがなく火星に届いていて欲しいですが、それは今後の数々のテストで明らかにされていくのでしょう。
 これで生命の痕跡が確実に見つかれば、次はいよいよ生命そのものの探索に乗り出すのでしょうか? あるいは有人探査に向けて大きく舵が切られるのか。
 実にワクワクさせられる未来への扉が、開いた感じがします。



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今日は実家で虫退治の後、地元の夏祭りで夏らしさを堪能しました。

2012-08-05 20:48:36 | Weblog
 今日は朝からひとっ走りして実家まで帰ってきました。実家では庭で母がオクラを栽培しているのですが、虫に葉を食われて大変だからなんとかして! と携帯で呼び出され、おっとり刀で駆けつけたというわけです。オクラにたかって葉を食い荒らすような虫は大体限られていますから、いろいろな虫に効く殺虫剤とハンドスプレーを行く途中のホームセンターで購入し、2時間弱かけてたどり着いてみましたら、案の定想像通り、葉をくるくると巻いて中に隠れて食い散らかす、ワタノメイガの幼虫でした。更にワタアブラムシも湧いていて、新芽の部分にびっしりと寄生しています。用意した殺虫剤はそのどちらにも有効のはずですなので、所定の濃度に溶いてハンドスプレーでタップリとふりかけておきました。普通、巻いた葉の内側に潜まれると、外からかけたくらいでは薬剤が届かないので退治できないのですが、オクラの大きさがみぞおちくらいの高さにしかなっていないのと、2株しか植えていなかったので、巻いた葉一枚一枚丁寧にその内側にスプレー口の先を押し付けてタップリと注ぎ込んでおきました。これで多分ほぼ全滅は間違いないでしょう。
 
 一応の処置を終え、虫がちゃんと死んだかどうか後日確認するように母に言い置いて、明るいうちに帰宅しました。今日は地元自治会主菜の夏祭りの日で、あまり遅いと交通規制で車で家に帰るには大きく遠回りして会場周辺を迂回剃る必要が出てきます。幸い、ちゃんと規制が始まるまでに帰宅し、夜は屋台の焼きそばやみたらし団子を頬張りつつ、メインイベントの、公称一千発の打ち上げ花火を観て、夏の一夜を堪能しました。夏祭りが終わると、いよいよ夏も曲がり角に来た、という感じがします。暑いのも後少し、です。

 
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台風、とっくに過ぎたと思ったのに、まだ近海でウロウロしていたんですね。

2012-08-04 22:57:10 | Weblog
 今日も相変わらず暑い一日でしたが、一方で妙に雲の多い一日でもありました。南海上を西へと進む台風の影響? とも考えたのですが、台風そのものはとっくに沖縄に到達しているしそんなことはあるまい、と思いつつ気象庁のサイトを覗いてみたら、まだ沖縄の手前でフラフラしていました。続けて衛星写真を見てみると、台風から伸びる雲の帯が確かに頭の上まで届いているみたいで、この曇り空はやはり台風絡みのことだったと理解できました。
 その台風、ここに来て急速にブレーキがかかっているみたいで、沖縄本島最接近は明日の午前中、でそのまますんなり大陸に向かうのかと思ったら、予想では3日経っても未だ大陸の縁にもかからず、速度6ノットという低速でしかも方向も今ひとつ定まらないという迷走をするらしいのです。先日来、苛烈な夏のピークが過ぎつつあるのでは? と疑っておりましたが、どうやらその兆しに間違いはなかったようで、来週にかけてこの暑さをもたらしていた太平洋高気圧の勢力が後退し、大陸からは寒気が入ってくるそうです。台風は太平洋高気圧に押されてここまで西進を続けてきましたが、その推進力をここに来て失うために、迷走してしまうのだとか。暑いのもかないませんが、こういう形で影響をおよぼすのもはた迷惑なもので、この夏はとにかく太平洋高気圧の一挙手一投足に翻弄されるようです。
 それにしても、この分ですと夏が過ぎたところで、今年は平年並みの暑さだった、とか猛暑ではなかった、とか言うような統計データを気象庁が出してきそうで、ちょっといただけない感じがします。これでまた太平洋高気圧が勢力をグンと盛り返して一段と凄い暑さになってもらっても困るのですが、前半あれだけ苛烈に照りつけておいて、後半の急減速のせいで平均すると普通なように見えてしまう、という統計の扱いは願い下げです。そこはちゃんと猛暑ぶりを統計的に表現できるよう、工夫をしてもらいたいですね。

 ……でも、本当にこれで夏は終わりなんですかね? いくらなんでもちょっと早すぎる気がしますし、そもそもこの間の3ヶ月予報では残暑が厳しい、って気象庁も言ってましたし、こんな事で終わることはない、と思うのですが。

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今度の法務大臣(奈良県選出!)は珍しく仕事をしてくれそうな感じです。

2012-08-03 20:49:08 | Weblog
 奈良県選出の代議士滝実氏が法務大臣になって、県の代表としては期待しつつも、所詮民主党だし、という思いとで斜に構えて見ていたところがありましたが、死刑執行したり、危険運転罪の適用拡大のための法改正方針を表明したりと中々お仕事をなさっておられるように見受けられます。滝法相は、「法律の隙間があることで、危険運転の罪が軽い場合があるというメッセージが世間に出回るようではいけない」と至極当然のことをのたまい、早ければ、来年の通常国会に改正案を提出する考えを示されたとのこと。民主党政権に来年の通常国会があるのかどうかは少々疑問ではありますが、法相がそう指示して官僚が動き出した以上、余程変な政権がストップを掛けない限りはそのまま法改正手続きが進められていくことでしょう。
 民主党でもやる人はやるもんだ、と少し見る目が変わったりもしたのですが、そもそもこの人元々が自民党で、新党日本を経て民主党に移ったヒトですから、多少はまともな方だったということになるのかもしれません。でも、次の選挙はどうするのでしょうね。奈良2区には高市早苗という強敵がいて、前回の民主大躍進だった選挙でさえ、滝実9万8千に対して高市早苗9万4千と肉薄されていましたし、この分だとせっかく仕事されていても次の選挙では再び高市早苗に敗北を喫することになりかねないでしょう。同じ奈良県とはいえ私には選挙権のない2区の話なので何を言ってもしょうがないのですが、そうでなくても田舎の選挙は選択しが少ないのですから、仕事をする(しそうな)議員さんは潰し合わないように適当に選挙区を散らばらせてくれたらいいんですけどね。

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どこか遠くに行きたいな、と思いつつ、事故の報道に動かないのが吉か? と思ってみたり。

2012-08-02 21:11:02 | Weblog
 なんとなく、本当になんとなく、微かというのも幽かな気配未満ですが、昼日中の暑さが和らいできたような気配がそこはかとなく感じられます。日差しはいまだに苛烈極まりなく、うだる暑さには何ら変わりがないのですが、一度木陰に入って緩やかな風が鼻先をそよいでいるのを覚えると、嘘のように涼やかで爽やかに感じるのです。もし先週ごろの大熱波がこの夏のピークだとしたら、今は峠も越えて秋に向けて季節が動き出したのではなかろうか、という推測もありうると思うのですが、さすがに今の時点でそれを信じては後で手酷く裏切られかねないので慎重に期待したいと思いますが、もう少ししてツクツクボウシが鳴き出し、お盆も過ぎてくれば、夜には秋の虫が合唱を始める様になるでしょう。あと2週間か3週間か。今しばらくの辛抱です。

 さて、そんな中、どこか遠くに行きたいな、と青い空を見上げてぼんやり想うこのごろなのですが、東北では高速道路で夜行バスが前走のトラックに衝突し、けが人を出す事故を起こしたなどと聞くと、ちょっとそんな旅情気分に水が差されます。バスを運行していた会社は、運転手の管理には十分気を配っているような発言をされていますが、一方で事故を起こした運転手が、2ヶ月前に脳梗塞で入院し、運転はやめるようドクターストップがかかっていた、という情報もあって、なんとも状況がはっきりしません。まあ私はもう夜行バスに乗ることなどほぼ間違いなく無いので関係ないと言えば無いわけですが、最近よく聞くLCCなる低価格航空路線でも、事故ではないながら色々とトラブルが続いているかのように聞こえてきますし、乗客はドライバーに命を預けるわけですから、乗り物はなんであれ、運転・運行する側には十分な資質を持って仕事にあたって欲しいと思います。
 それならそれで、ちゃんと十分なお金を払って安全安心を買え、という話もまたありうるわけですが。

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