昨夜の大雨(?)一過、今日は午前中穏やかな天気になりましたが、夕方5時前くらいになって急に大粒の牡丹雪が視界を遮るほど濃密に降ってきました、と思ったらすぐやんで、と思ったらまた降ってきて、というのを繰り返しました。気象庁のサイトで雨雲レーダーの情報を見てみましたら、鳥取県辺りから大阪を経て波状的に雪雲が流れ込み、降ったりやんだりを繰り返していたみたいでした。橿原市では幸いにも積もるまでは行きませんでしたが、聞くところによると奈良市など北の方では少し積もったところもあったようです。夕方の雪で怖い思いをしたのは過去2回あり、1回はまだバイクに乗っていた頃の年末で、帰宅途中にみるみる辺りを白く染めていく吹雪の中を慎重に走り抜けて帰宅しました。もう1回は4年前の2月14日、夕方からの雪が10センチ以上積り、山の中の職場に閉じ込められて一夜を明かしたことがありました。そういえば、ブログを見返して気づいたのですが、去年の大雪も2月14日でした。ひょっとしたらバレンタインデーというのは大雪になりやすかったりするのでしょうか?
さて、雪が気になる季節、ネットニュースでも自然と雪の話に目が行きがちなのですが、今日のヤフーニュースで片山由紀子氏という気象予報士の方の記事が目を引きました。「東京の積雪予報、7割的中せず」という記事です。片山氏によると、ここ3年の東京における積雪に関する予報と実際に雪がどうだったか、という結果を比較し、的中したのは10回中3回のわずか3割しか無いのだそうです。雪が積もるかどうかは地上付近のわずかな気温の違いに左右されるため、予報が特に難しい、と言うようなことが書いてありました。
確かに幾ら雪が降っても地上が案外暖かければ積もらずに降った先から溶けるばかりですし、逆に地面が凍てついていれば、少しの雪でも残りやすくなります。それを精度よく予測しようというのは相当困難な話だというのはよく理解できるところです。その一方で、予報を外した7回を見てみますと、降雪量5センチが予報されていながら積雪0、というような例とか、積雪なしという予報で実際には8センチ積もった例とか、明らかに外れというよりないものが5つありますが、昨年2月の大雪では、2月8日が予報15センチ、実際は27センチ、2月14日が予報5センチが実際は27センチとなり、雪が積もる、と言う予報自体は的中しています。中でも8日の方は15センチ積もる、という東京としてはかなり思い切った数字の予報で、確かに予報以上の降りにはなりましたがそう大きく外した、というのは酷という気もいたします。この記事の通り積雪予測が非常に困難なものであるならば、積もったことだけでも当てたのはそれなりに大したものだとも言えるんじゃないかと思います。大甘に見て的中率5割、という所でしょうか。更に、積もらないと言っておいて積もってしまった、というのは生活に生じる不都合からすれば看過しがたい困った話ですが、積もると言って積もらなかったようなのは、オオカミ少年だと宣った前都知事もいらっしゃいましたけど、生活への影響からすればそう悪いことでもなかったのでは、と思います。そう考えると、大変困る外し方をしたのは1回だけということになり、気象庁結構やるじゃないか、とも言えそうではあります。
まあ所詮揚げ足取りの数字あそびに過ぎない事をえんえん続けてもしょうがないのですが、とりあえず積もらないと言って積もってしまうという一番困る予報失敗だけは無いように、天気予報にはお願いしたいですね。
さて、雪が気になる季節、ネットニュースでも自然と雪の話に目が行きがちなのですが、今日のヤフーニュースで片山由紀子氏という気象予報士の方の記事が目を引きました。「東京の積雪予報、7割的中せず」という記事です。片山氏によると、ここ3年の東京における積雪に関する予報と実際に雪がどうだったか、という結果を比較し、的中したのは10回中3回のわずか3割しか無いのだそうです。雪が積もるかどうかは地上付近のわずかな気温の違いに左右されるため、予報が特に難しい、と言うようなことが書いてありました。
確かに幾ら雪が降っても地上が案外暖かければ積もらずに降った先から溶けるばかりですし、逆に地面が凍てついていれば、少しの雪でも残りやすくなります。それを精度よく予測しようというのは相当困難な話だというのはよく理解できるところです。その一方で、予報を外した7回を見てみますと、降雪量5センチが予報されていながら積雪0、というような例とか、積雪なしという予報で実際には8センチ積もった例とか、明らかに外れというよりないものが5つありますが、昨年2月の大雪では、2月8日が予報15センチ、実際は27センチ、2月14日が予報5センチが実際は27センチとなり、雪が積もる、と言う予報自体は的中しています。中でも8日の方は15センチ積もる、という東京としてはかなり思い切った数字の予報で、確かに予報以上の降りにはなりましたがそう大きく外した、というのは酷という気もいたします。この記事の通り積雪予測が非常に困難なものであるならば、積もったことだけでも当てたのはそれなりに大したものだとも言えるんじゃないかと思います。大甘に見て的中率5割、という所でしょうか。更に、積もらないと言っておいて積もってしまった、というのは生活に生じる不都合からすれば看過しがたい困った話ですが、積もると言って積もらなかったようなのは、オオカミ少年だと宣った前都知事もいらっしゃいましたけど、生活への影響からすればそう悪いことでもなかったのでは、と思います。そう考えると、大変困る外し方をしたのは1回だけということになり、気象庁結構やるじゃないか、とも言えそうではあります。
まあ所詮揚げ足取りの数字あそびに過ぎない事をえんえん続けてもしょうがないのですが、とりあえず積もらないと言って積もってしまうという一番困る予報失敗だけは無いように、天気予報にはお願いしたいですね。