かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

これだけ綺麗で多彩な風貌の星は、改めて惑星に戻しても良いのではないでしょうか?

2015-10-16 21:34:25 | Weblog
 昨夜は随分と雲が出ており、土曜日にかけて天気は下り坂だと聞いていたので、今日はてっきり曇りでひょっとすると雨があるかも? などと考えておりましたが、今朝もまたきっちり冷えて、目覚めると見事な青空が広がっていました。となると明日は? と思ったのですが、天気予報を見る限り、やっぱり空模様は下り坂のようで、午後には一雨来るかもしれない、という話でした。まあそうなれば朝の冷え込みは少しは抑えられそうですから、その点はいいかもしれませんね。

 さて、NASAが探査機ニュー・ホライズンズから送られてきた新たな冥王星の写真を公開してくれましたが、その絵のカラフルさが、まるで遊星爆弾に晒されて瀕死の状態に陥った地球みたいな色彩だったので、なるほど、実写ならこういう絵柄になるのか、と妙に感心してしまいました。その前には、冥王星に青空があるのを示す美しい写真を見せてくれましたが、次々と明らかになる冥王星の鮮明な姿は、静かな興奮を呼び起こす自然の驚異に満ちています。
 冥王星の赤い大地はかなりの部分に白い氷が張り付いていますが、これは水ではなく窒素や一酸化炭素などからなる氷だそうです。まあドライアイスみたいなものでしょうか。ただ、これらで出来た氷はもろくて、冥王星で確認された3000メートル級の山などの巨大な山を支えきれないために、その地下にはより固い水の氷が広がっている可能性もあるのだそうで、案外に豊かな水資源を持つ星であるかも知れない事が判ってきたようです。これなら、ガミラスの開発技術で戦艦一隻が沈むくらいの海を生み出すことは案外簡単なのかもしれません。一方、地表付近の気圧は地球の10万分の1程度で、従来の予想よりも低いのだそうです。10万分の1というと、地球で言えば大体7,80キロほどの上空の気圧くらいでしょうか? 真空ポンプなら造作なく作り出せる真空度ですが、もちろん全部酸素だったとしても呼吸などできるものではありません。
 ともあれ、空気と水があって想像以上に美しく多彩な姿を見せる星なのですから、準惑星なんていうものよりもう一度惑星に取り上げてもらっても良いのではなかろうか、などと素人考えに思ってしまいます。やはり昔から呼び慣れた「水金地火木土天海冥」の惑星シリーズは、そのまま使いたくなるものです。

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親子関係を遺伝子で規定できる時代に何故古色蒼然な法律が残存しているのか疑問です。

2015-10-15 19:40:32 | Weblog
 昨夜はそれほどでも無いように思いましたが、今朝の寒さには「やっぱり奈良は寒い」事を実感しました。夜も室内では一枚何か余分に羽織らないと気になってくる位冷え込んできています。いっそストーブでもつけたい位ですが、残念ながらまだ灯油は購入していないため、どうあがいても暖房することはかないません。流石に10月の半ばからストーブを焚くというのはいかがなものか、とも思いますので、仮に灯油を買ってきていても火をつける事は無かったでしょうが、あるけど敢えてつけない、というのと、つけたくてもつけられない、というのでは、心持ちが大分異なります。気象庁の長期予報では、11月は温暖な晩秋になるらしいのですが、この調子でいきなり冬になったりしないか、少しばかり心配です。
 と言いつつも、まだ台風が南東海上でうろちょろしていたんですね。24号はフィリピンに向かってしばらく迷走しそうですし、25号は列島の手前で東北に急カーブを切って去っていく模様ですが、先般のあれで打ち止めか、と思っていただけに、天気図を見た時には唖然としました。ならばもう少し暖かくても良かろうものを、明日の朝もまた一段と冷え込みそうで困ったものです。

 さて、民法の規定のせいで結婚ができず、生まれた子どもの戸籍も取れないでいる、というカップルが、この民法の規定は憲法に違反するとして国に損害賠償を求める裁判を起こしたそうです。なんでも、女性が新たな恋人と結婚するため、別居中の夫に離婚を迫るも夫が受諾せずにいるのに業を煮やし、離婚が成立しないままその男性と同居生活し子供まで生まれたところで夫が離婚を承諾、晴れて夫婦になろうと結婚の届け出を役所に出したら、女性は離婚後6ヶ月は再婚を禁ずるという民法の規定に阻まれ、結婚できなかったばかりか、民法の規定により女性と新たな恋人との間の子供も、離婚成立までに生まれた子は元の夫の戸籍に入ることになる、という話で、そんな馬鹿なことがあるか、と国を訴えることにしたのだそうです。
 もともとは明治時代の法律で、生まれた子が元夫との間の子か新しい夫との間の子かややこしくなるのを避けるために設けられた6ヶ月再婚禁止の規定ですが、今や生物としてどちらの子になるのかは遺伝子で判る時代でもあるのに、杓子定規に前夫の戸籍に入れるという民法の規定には疑問があります。少なくとも、遺伝子診断の結果を踏まえて合理的に子供の戸籍を決めるのが自然な気が致します。ただ一方で、離婚が成立していないのに新しい恋人との同居生活を始めたり、子供を作ったりするというのも、やや安易な行動な気がします。本人たちの法律への理解度は判りませんが、仮にこの規定を知らなかったにせよ、周囲に誰か知っていて注意を促すヒトはいなかったのでしょうか? 
 とはいえ、生まれてきた子供には何の落ち度も罪もない話で、無戸籍になる不利を一方的に追わせて良いものではありません。離婚した元夫だって、遺伝学上も自分の子供では無いことが明らかな子を自分の戸籍に入れたいとはまず思わないでしょうし、民法の規定は規定として、そういう場合の緊急避難的な救済処置・例外規定があってしかるべきだと思うのですが、もしそれすら無いというのならこれは欠陥と言わざるをえないでしょう。この民法の規定は別の裁判でも争われているそうで、最高裁判所大法廷での審理が行われるのだそうです。これは、何らかの憲法判断が下されるレベルの結論が出る話になるらしいので、その裁判の行方が注目されます。

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ようやく睡眠を貪りましたが、どうもまだ食い足らないみたいです。

2015-10-14 21:51:18 | Weblog
 昨日まで悩まされた睡眠不足は、昨夜9時にホテルのベッドに倒れこみ、その後、2時頃と5時頃に一度目覚めてトイレに立つなどしつつ、朝7時まで眠り込んだためか、随分楽になっておりました。眠りが若干朝目立ったためか盛大に夢を見ましたが、出先でもあったのでさしたる記録も取らずにいましたら、全て記憶から消えてしまいました。また、胃痛の方は、これも朝にはほぼ消えていました。今日も残るようなら単なる炎症から潰瘍に格上げになる可能性があり、最悪胃カメラ飲んで3ヶ月の投薬・食事制限コースになりかねないため、ちと厄介だなと思っておりましたので、一晩で解消されたのは良かったです。
 それにしても、今回食前に飲む漢方薬タイプと食後に飲む消化促進剤や粘膜保護剤などが配合されたタイプと2種類の胃薬を常備薬として持って行ったのですが、食後飲む方はあまり効果が無かったような気がする一方、食前に飲む方は中々よく効いたような気がしました。以前は状況が逆だったのですが、胃と十二指腸というような炎症箇所の違いが反映しているのか、たまたま体質や病態が合っただけなのか、どうもはっきりしないのが気になります。それが判ればその都度適切な薬を選んで何とかできるのですが、そう言いつつも、ありていに言ってしまえば、そんな薬に頼らねばならないような事態にはならないように、体調管理するのが一番望ましいので、やはり日頃の睡眠や食事の質と量は意識しておいて損はなさそうです。

 昨夜は小学生並みに10時間の睡眠を満喫しましたが、これまでの寝不足がまだ祟っているのか、眠気までは解消されていません。今夜は慣れた自分の布団と枕で、より確実に眠りの質を追求して身体を休めたいものです。

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松永弾正久秀の子孫が今も続いている事に驚きました。

2015-10-13 19:29:20 | Weblog
 今日は、午前中から胃が重く、昼過ぎ、2時位からは痛みが強く、まるでナポレオンの肖像画みたいに、終始左手の平を服の上からみぞおちやや上にあてがっていました。原因は、この間の人間ドックで十二指腸が荒れていると宣告されていたのが悪化したのだろうと思いますが、多分この所睡眠不足気味だったことや、昨夜は仕事でビールやワインと共に中華系の夕食を若干暴飲暴食気味に食べてしまったため、ついに限界を超えてしまったのでしょう。朝は昨夜の事を鑑み、ホテルの朝食もおかゆを中心に油物を避け消化の良い物を取るようにしたのですが、昼食は選択ができず、カレーライスを食べるよりありませんでした。調子が良くないのは朝から自覚しておりましたから胃薬も飲んだのですが、とてもそれくらいで追っつくレベルではなかったのでしょう。幸いにして夕方には痛みが薄れてきましたので、夕食は油と刺激物を避け、消化が良いものを選んで、胃薬もしっかり飲みましたが、食後1時間を経て、とりあえず痛みは出ておりません。このまま夜痛みが出たりしなければよいのですが、いずれにせよ早く寝てゆっくり休む必要があるでしょう。

 さて、一昨日の10日、松永弾正久秀の子孫の方々など50人が、奈良県王寺町の達磨寺にある久秀の墓所で法要を営んだとのことです。松永弾正といえば、将軍殺し、主家乗取り、大仏殿放火、度重なる裏切り行為と戦国時代最大級の悪人として世に知られる梟雄です。ただ、主家関連は戦国時代のこと、どこの誰も皆やっていると言ってもあながち間違ってもいない下克上の世の中の話ですし、大仏殿放火については実は濡れ衣という話もあり、裏切りもまたこの時代の一つの特徴でもあり、色々顧みると、実は13代将軍義輝を三好三人衆とともに殺害した事位が正当な悪事として数え上げられるだけなのではないか、と思われます。
 それよりも、築城術に長け、戦に強く、当時有数の文化人と、実に魅力的な御仁であり、私は戦国武将の中で1,2を争う好きな人物です。多分当時の人材としては飛び抜けて頭が良く、自ら頼むところの多い力のある人物だったのでしょうが、そういう人物が最後の最後で選択を誤って自滅するという劇的な物語は、私が最も好むものでもあります。しかもラストが本邦初の自爆、道連れは国宝級茶道具の平釜とあって、その徹底した劇画チックな終焉は、もう見事というよりありません。
 我が国の勧善懲悪的な倫理観からは最も外れた一人で、評価もさんざん、描かれる時はとにかく大悪人として描かれてしまいますが、多分そんな自分の姿をカンラカンラと笑い飛ばす位はするんではなかろうか、と勝手に想像してしまう快男児だったのでは、と思います。

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葬送儀礼など無くなれば良いのにと思いますが、両親については無碍にもできないでしょうね。

2015-10-12 20:41:18 | Weblog
 昨夜またも何故かなかなか寝付くことができず、そのまままんじりともせず一夜を明かしました。一応うたた寝状態や、夜明け前には確実に眠っていたようですが、全体からすると明らかに睡眠不足です。今夜位はゆっくり眠らないと、と思うのですが、今日明日は仕事先で枕も変わりますし、うまく寝ることができるのか心配になります。とはいえ、そうして気にしていると余計眠ることが難しくなりますから、あまり気にせず襲い来る眠気に素直に従うのが一番よいのは理解しているのですが。

 さて、さくっとネットニュースを渉猟しておりましたら、戒名についての話題がありました。最近は遺族が自ら戒名を作りたいと、僧侶に依頼せずに好き勝手に戒名をこしらえる例があるとかいうような話ですが、私のような不信心なものに言わせれば、そもそも戒名などいるのか? と思ってしまいます。もっと言えば、自分に関しては葬式も不要ですしお墓も無駄です。ただ、法律に触れるので遺体を焼いてもらうのだけはしないといけないようですが、法律さえ無ければ、死んだ後は適当に放置しておけば良い、と思います。古いSF映画の「ソイレント・グリーン」のように、遺体は食品に加工してもらえるならそれに越したことはないと思いますが、多分よほど食糧危機にならない限りそのような最終処理は受け入れられないことでしょう。でも、死ねば全て終わり、あの世も無ければ死後の世界もない、単なる無に帰するだけ、と思っている身共からすれば、お葬式や埋葬でお金をかけるというのはどうにも理解に苦しむ話です。とはいえ、あくまで個人的な見解に過ぎないので、うちの親が亡くなった時には、その親の意向を尊重することになるでしょう。また、家人が私に先立つようなことになった折には、それなりにやることはやるかもしれません。全てはそれぞれの故人の望むままにしようと考えており、自分に関しては、一切その手の儀式はしないよう固く遺言しておく、という位のことです。最近はお墓を作らず、骨を海などに撒く散骨も増えているそうですし、私の考え方が特にラディカルに過ぎるということもない時代になりつつあるのだろうな、と言う気がします。それ故に、このニュースに関しては、戒名を付けたいというのなら好き勝手にやりたいようにすればよろしかろう、と思うわけで、それをとやかく言う僧侶側の意見というのもまた、言いたいように言えばよろしいと思います。結局、今や戒名が一般化した江戸時代とは死生観が随分と変化してきているのは間違いないのでしょうし、そろそろ葬式業界や僧侶の方も、そう言った変化にあった業態に遷移する事を考えるべき時なのでしょう。

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トルコでの爆弾テロ、知り合いに何も無ければよいのですが・・・。

2015-10-11 20:12:37 | Weblog
 トルコの首都アンカラでの爆弾テロ、死者95名の大規模な被害になったとのこと。損害を増やすために、爆弾にはボールベアリングのような金属球を多数仕込んだ散弾状となっていたそうです。
 亡くなった方を悼み、怪我をされた方々の快復を祈念してやみませんが、なにより、昨年の渡航で知り合った人々に被害が及んでいないかが気になります。
 昨年のちょうど今頃、トルコに滞在していただけにこのニュースは中々衝撃的でした。当時もシリア国境では戦闘状態が報道され、緊迫した状況がありましたが、滞在した地中海沿岸の都市では、イオンモールのような大規模店舗の入り口で金属探知機のような機械でお客の身体や荷物を逐一チェックしていたくらいで、夜出歩いてもそう大した脅威を覚えることもなくすごすことができました。しかし、今回事件が起きたのは首都アンカラであり、緊迫度ははるかに巨大です。ひょっとしたら、今年だったら渡航自体が認められなかった可能性もあったかもしれません。本当にタイミングが良かったと言うべきなのでしょう。

 残念なことに、多分テロがこれだけで終わると考えるのは楽観に過ぎると思いますし、場所もアンカラだけじゃなく、イスタンブールとか他にヒトの集まる場所で起こることもありうるでしょう。それらが終息するまでに、知り合った方々が被災しないように、また、何かあったとしても、被害に会う方が少しでも少なく、軽く済むように祈りたいと思います。


 

 
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どうせ登録するのなら、矛盾するあらゆるデータを収拾して後世のために残して欲しいですね。

2015-10-10 22:40:10 | Weblog
 今日は母に呼ばれて朝から実家に走りました。なんでもDVDが映らなくなったからなんとかしてくれ、という要望だったのですが、実際に見てみると単にテレビとの接続の順番を勘違いし、リモコンでの接続先切り替えを間違って合わせていただけでした。まあこの手のトラブルの大半はこんな他愛のないものなのでしょうが、ひょっとしたら機械が壊れてしまったのかも? とまで考えていただけに、その程度のことで片付いてよかったです。

 ところで今日は行きは随分道が空いていてすんなり枚方まで辿り着いたのですが、DVDのチェックや買い物などを済ませて岐路についた途端、何故かあちこち渋滞しまくっていて、やたらと時間がかかりました。しかもにわかにお腹の調子が悪化して走っていられなくなり、たまたま通りかかったドラッグストアでトイレを借りる羽目になりました。変なものを食べた覚えは無いのですが、ひょっとしたら少し身体が冷えたのかもしれません。そろそろ日中もセーターとか着る必要があるかもしれません。

 さて、南京大虐殺がユネスコの記憶遺産というものに登録されたそうですね。もう一つ、この事業の重要性というか、価値というか、そのあたりの事が理解しづらいところもあるのですが、要はその正当性や何やらはともかくとして、登録されたことを錦の御旗として掲げられるかもしれないというのは、なんとも厄介な気がします。そもそも、まだ事件の実態にはよく判らない部分も多く議論の余地が大いに残る不確定要素の多い案件を受理して登録したというのは、記憶遺産自身の正当性を揺るがしかねない勇み足なんじゃないか、と思うのですが、これにかぎらず、もしその記録された遺産の内容が将来的に大幅に改められるような事態になった時には、この制度は一体どうなるんでしょう? 後からいちいち改訂を余儀なくされるようでは、制度そのものの権威に傷がつくというもので、本来ならそのようなあやふやな部分が残るものは、登録する大賞にはならないのではないか、と素人目には思えます。
 物理的に風化して永久に失われる恐れのある古文書とかを記録して残す、というのは、緊急性も鑑みて多少の勇み足も許される余地はあるとは思います。ならばいっそ、中国から提出されたものだけでなく、関連する資料について相矛盾してようがガセネタに近かろうが、とにかく可能な限り網羅して収拾・整理し、後世の研究者のためにしっかり残していく、というくらいのことはやってもらいたいです。

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彼の国産故に危ないのか、それを扱う業者が悪いのか、ちゃんと取り調べて明らかにして欲しいです。

2015-10-09 22:18:51 | Weblog
 今朝はまたなぜか4時過ぎに目が覚めてしまい、トイレに立った後2度寝したのですが、うたた寝くらいで6時半の目覚ましに起こされました。それでも日中は別段特に眠気にさいなまれることも無かったのですが、今になって思いの外強い眠気でまぶたが思わず閉じてしまうのに抗うのが必死です。

 さて、回転すしチェーンで産地偽装?な魚が出て、それを食べたお客が後日腹痛になった、という苦情を入れ事件が発覚した、というニュースが有りました。そのチェーンは「銚子丸」という千葉の会社の回転すし店「すし銚子丸」という店なのだそうですが、納入業者が「韓国産」のヒラメを「愛媛県産」などと書かれた箱で納品したために、誤って店舗でも「愛媛県産」として9月27日~10月5日の間提供、お客が腹痛を訴えたため調べた所、事態が発覚したのだそうです。
 結果として産地偽装になったのは責められるべきところではあるのでしょうが、それよりも、腹痛を訴えた客が出た時点でそれは食中毒であり、保健所への届け出や行政処分を受けるべき問題では無いのだろうか? とこのニュースを読んで思いました。ネット上では、当然のように「韓国産」を提供するなど自殺行為だ、というような韓国叩きで賑わっておりますが、たとえ韓国産だろうが安全なら事は産地偽装だけで済んだ話で、それだけなら、個人的にはそう大げさにあげつらうものでもなく、より問題とすべきは、「韓国産」魚介は危険ということなのか、あるいは銚子丸の魚の扱いがなっていないということなのか、それともその両方なのか、であろうと思うのです。そもそも何故これが食中毒として事件にされないのか、と思ってちょっとググってみたら、アニサキスやらA型肝炎やら、割りと色々と前々から物議をかもしている会社だったようですね。「韓国産」に関する疑惑は残ってはおりますが、少なくともこの会社自体あまり衛生観念が足りておらず、同じようなミスを繰り返すところらしいということは理解されました。


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トルコ旅行出発からちょうど1年。記憶とは、苦労は忘れ楽しかったことばかりが残るものなのですね。

2015-10-08 22:02:01 | Weblog
 今日は秋晴れの快晴を期待したのに、ずっと曇りがちの一日でした。空気もやたら冷たいし、まるで空模様だけ見ていたら冬に突入したような感じです。もちろん真冬よりはずっと気温は高いのですが、10月初旬としては低すぎるような。まだこれからようやく秋本番だというのに、もう少し夜も暖かめで推移して欲しいです。

 さて、昨年の今日、生まれて初めてトルコに向けて関空を出発しました。海外には、もう20年以上前にオーストラリアのシドニーに出かけて以来でしたから、生涯2度めの海外旅行でした。時間的にはちょうど今時分、搭乗開始だったはずで、以後12時間かけてイスタンブールのアタチュルク国際空港まで飛び、そこで3時間の乗り継ぎで、地中海のリゾート地、アンタルヤ市への1時間半のフライトをこなしました。これはいわゆる観光旅行ではなく、お仕事のための出張でしたから、イスタンブールだけは少し時間を取って歩き回りましたが結局それっぽいのはガラタ塔に登っただけでバザールにも行ってませんし、もちろんカッパドキアとかトロイの木馬とか言うようないわゆる有名ドコロな観光地には一切行っておりません。そのかわりに、観光目的の日本人ではまず行けないトルコの秘境に分け入って、日本人を始めて見た、何て言うような田舎の人々と互いに通じない言葉を交わしながら笑顔で歓談したりしてきました。11日間の長旅で疲れたのも半端無かったですが、時間が経つとそう言ったしんどかったことなどはあまり記憶に残らず、うまかった食事や見応えのあった博物館や遺跡現場、そして、驚異的だったお仕事関係のところなど、良い思い出ばかりが精錬されて残ってくるみたいで、機会があれば是非もう一度行きたい、などと思ってしまいます。ちょうど、ある冊子でその時の旅行記を書いている関係もあって、写真や動画などをチェックしているために、記憶がより鮮明に蘇ってきているせいでもあるでしょうね。まあ自前で行くとなるとまずもって旅費の算段が大変ですし、行きたいところはいわゆるツアーパックなどにはリストされないような所なのでそう安くもならないなわけですが、それならいっそ、もう一度仕事で行けるように色々と画策してみようか、などと黒いことを考えて見たりも致します。
 それにしても、最近はグーグルマップを使うと、行った先々を航空写真でかなり鮮明に細かく見ることができたりして驚かされます。残念ながらトルコは日本のように街を歩くように映像が観られるわけではありませんが、上空から拡大して泊まったホテルや見学した工場などを見ることができると、改めて細かいところまで記憶が蘇ってきたりしてありがたいものです。トルコでもマップ機能には随分助けられましたし、昔オーストラリアに行った時はただひたすらガイドさんについていくだけだったのが割りと独力でも何とかなってしまうというのが改めて驚かされますね。
 帰国直後に写真を整理してアップしようと思いつつ、その膨大な量に圧倒されて放置しておりましたが、そろそろ流石に整理しておこうかと思いつつあります。
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人間ドックで全身をチェック、とりあえず問題ない健康体であることが明らかになりました。

2015-10-07 22:21:45 | Weblog
 今日は朝から大阪の某クリニックまで出かけて、人間ドックにかかってきました。昼過ぎには全ての検査結果が出て医師から説明を受けられる他、看護師の腕が良いので、採血で痛い思いをしなくて済む、というのも地味に重要なポイントです。なにせ私は血管が細く、少しヘタな人に当たると大変な目に遭うので、一発で軽々と血管を射当てる看護師さんがほんとうにありがたい存在なのです。そんなわけでここ5年ほどはこのクリニックと決めて行っており、データが溜まってきて色々と変化が読めるのも面白いところです。結果、バリウム検査で十二指腸に炎症が見つかったことと、エコー検査で心臓の大動脈にわずかながらコレステロールの沈着が認められると言われてしまいました。どちらも特に悪さするレベルではないが、食事に気をつけ、油や唐辛子などの刺激物をなるべく避けた食事を心がけるように、という注意を伺いました。ううむ、唐辛子はともかく、油を控えるというのは今日日なかなか難しい注文です。とはいえ、胃潰瘍で調子を落としていた時は数ヶ月油も塩も極力控え、控えすぎて外出の時は食べるものがなくて困るくらいだったこともありましたから、それに比べればまだ控えめ位に押さえるのはなんとかなるんじゃないかと思います。あ、それともうひとつ、散歩でいいから運動をせよ、とも言われました。2年前に山から降りてからこっち、歩く量が明らかに減っていますから、これは少々意識せねばならないでしょう。
 一方、密かに恐れていた前立腺がんなどは、マーカーで見る限りは問題なし、心臓も問題なし、体重や腰回りの変化もなし、全体としては健康状態は極めて良好というお墨付きを得ましたので、これを維持するためにも運動と食事は改めて気をつけねばならない、ということなのでしょう。それにしても、今回も血圧は110-70という値でした。少し前に別の健康診断で測った時は140-98と出たので、また上がってきているな、と警戒していたのですが、この数値を見る限り問題はさしてなさそうです。医師にも聞いてみましたが、絶食であること、ゆっくり座って休みながら順番待ちをして検査を受けていることなどで低めに出ていることはある、気になるなら最寄りのかかりつけの医者にも相談してみることと、塩を控え運動するように、と追加で言われました。やっぱり食事と日頃の生活態度が何事につけ重要なようです。

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まさか2日に渡ってノーベル賞受賞のニュースを見るとは! 今年は素晴らしい年ですね。

2015-10-06 22:25:02 | Weblog
 昨夜2時21分、奈良県中南部、吉野川沿いの吉野郡上市を震源とする地震がありました。震源の深さは10キロ、マグニチュード3.3、という気象庁の発表はまあそれにどうこう言うつもりはありませんが、橿原市の震度が1、というのはどうも納得いきがたい話でした。なにせそこから直線で20キロばかり離れている我が家も、驚いて目が覚めるくらいに揺れたのです。20年前の阪神淡路大震災の時の揺れを思い出して、恐怖に身を固くして余震に備える位、この揺れは驚きの一言でした。まあ揺れと言っても、ぐぅらぐぅら長時間揺さぶられた阪神大震災と比べると実にあっけなく、結局一回ドン!と大きな突き上げがあっただけで、極めて短いもので終わりましたが、その一回で目が覚めた事を思えば、中々の揺れだったと思います。最低でも震度2は揺れた、と思っていたのですが、それが震度1というのですから納得いき難く思われたのです。まあひとり文句を言っても発表がくつがえるわけでもありませんが、一応ここに記録しておいて、後にそういえばそうだった、と思い出せるようにしておこうと思います。

 ところで、今朝は地震に驚かされましたが、仕事から帰ってきて見たニュースもまた激震でした。ノーベル物理学賞に東京大宇宙線研究所の梶田隆章教授(56)他に授与する、という驚きの話が伝えられていたのですから。昨日に引き続き、今年2人目の受賞、それも日本がリードする素粒子研究が評価されての受賞ですから、喜びもひとしおというものです。とはいえ、ニュートリノに質量があることを証明した事がどれほどの偉業なのか理解できないのが誠に残念ではあります。昨日の大村博士の研究が、比較的近いものもあってそこそこ理解できるものだったのに比べると、やっぱり全くの門外漢である物理学はその凄さが判りにくいです。せめてマスコミにその凄さを私にも伝えられるほどの報道力があればよいのですが、まあ期待するだけ無理があることでしょう。せめて来月発売される一般向け科学情報雑誌にでもその辺りは頼る事にして、しばらくはその快挙を手放しに喜ぶ事に致しましょう。
 それにしても、2002年に師である小柴昌俊氏が物理学賞を受賞し、小柴氏とともにカミオカンデ、スーパーカミオガンテの計画に携わったヒトが受賞するとは、日本の素粒子物理学は湯川秀樹以来60有余年に渡って確実に後進に繋がっている事を実感します。その内容こそ判らないものの、一つの研究がこうして連綿と受け継がれ、発展し、深化していく様を目の当たりにするのは、ヒトの素晴らしさを心から信じられる素晴らしい出来事です。今回受賞の梶田博士はまだ50代の若さでの受賞となりましたが、今後とも更に若手が続き、我が国の理系を牽引して行って欲しいです。

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日本人の研究は本当に素晴らしいです。ノーベル医学生理学賞に大村智・北里大特別栄誉教授が選ばれる。

2015-10-05 20:38:40 | Weblog
 土日は昼寝をしてしまったせいか、昨夜も寝付きが悪く、中々眠るのに苦労しました。それでも朝は6時前に目が覚めてしまうのですから、睡眠時間は相変わらず少なくなっています。明後日の人間ドック、とんでもない数値にならなければ良いのですが。

 さて、いつのまにかノーベル賞の季節になっていました。昨年は青色発光ダイオードで日本人2名、元日本人1名の受賞で沸き立ちましたが、今年もまた、大村智・北里大特別栄誉教授80歳が、「寄生虫によって起こる感染症の治療法の発見」を理由にノーベル医学生理学賞を授与されました! 具体的なお仕事は、土壌中の微生物が作り出す化学物質から有用なものを見つけるもので、1979年に、犬のフィラリアを始めとする動物の感染症や、熱帯地方で流行する、目に寄生虫が侵入して失明する「オンコセルカ症(河川盲目症)」、「リンパ系フィラリア症(象皮病)」、ダニが原因の皮膚病「疥癬(かいせん)」などの特効薬になった「エバーメクチン」を発見、更に480種以上の有益な微生物由来の化学物質を分離・同定、そこから26種の医薬品や農薬が生まれる基礎を築き上げられました。今回の受賞は、この天然物有機化学分野の多大な業績が評価されたとのことです。しかもこの先生、発見した物質の特許を放棄してアフリカ奥地などお金のないヒトにも薬が行き渡るようにしたという、有徳の仁者でもあり、日本人研究者の鑑ではなかろうかと、研究者の端くれとして襟を正す思いを致しました。
 
 土壌などの微生物は、昔から様々な有益なものが見出され、利用されてきましたが、未だ未知なものは数多く、その中に、まだ知られていない素晴らしい性質を秘めたものがあるのは間違いありません。ただ、それを探し、分離して培養し、有効性を確かめる、という仕事は実に地味で根気のいる仕事です。しかも、何千株、何万株と培養してみても、一つも有効なものが出てこないことだってあるのですから、とても並みの根性ではやり遂げることなどできないでしょう。私なども仕事でできれば見つけたいものがあり、どの当たりを探せば良さそうだ、という目処を付けるところまでは考えましたが、その先の仕事の膨大にして悠遠な道行きに恐れをなし、とても手を出す気にはなりませんでした。なんとも情けない限りですが、その恐怖の一片を知るだけに、それをやり続け、世界中の人を何億人も救った大村博士の偉業は、まさにノーベル賞にふさわしい人類の快挙であろうと思うのです。
 本当におめでとうございました。
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宇宙人の脅威に備えよ、と言われても、何をしたら何とかなりそうなのかが想像できません。

2015-10-04 20:10:23 | Weblog
 今日は上天気の日曜日らしく、毎日使っている敷布団を干すついでに、これから必要になるだろう毛布を奥から引っ張りだして干しておきました。午後3時前に取り入れた布団のホカホカした乾いて肌触りの良いシーツの感触を楽しみながら寝そべって本を読んでおりましたらいつの間にか寝落ちしてしまいましたが、まずまずの心地よい休みを満喫した気が致します。これで明日からの仕事もまた気合いを入れて出勤できそうです。

 さて、以前発達したAIとの進化競争で人類は勝負にならず、滅亡させられる、というAI天敵論を披露して物議をかもした宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士が、今度は宇宙人こそ人類の真の天敵になるかも、という「警告」を発して、改めて話題になっているようです。ホーキング博士はこの7月から地球に届く電磁波を解析して文明の存在を示す信号を探すプロジェクトを立ち上げ、これにロシアの実業家ユーリ・ミルナー氏が1億ドル(約120億円)出して、今後10年間に銀河系内の100万個の天体を中心に探査する予定だそうですが、そうやって探しているにもかかわらず、もし見つかるようなことがあっても安易に関わりを持つべきではないという持論を展開されているとのことです。その理由は、もし宇宙人が地球に来た場合、コロンブスの米大陸上陸時のように、先住民族のことをよく知らないために起きた結果(大虐殺)になる、とのことで、人類が滅ぼされてしまうだろうという悲観的な見方をしています。
 正直、そもそも本当に宇宙に他の文明が存在するのかも判りませんし、近傍の恒星系だって何十光年と離れている銀河系内で、たとえ別の文明が見つかったとしても、連絡したり接触したりする術はほとんどありません。もし、そんな遠方からやってくるほどの文明を誇るのだとしたら、未だ1光年どころか38年かかって2光日移動するのがやっとの我々に勝ち目などあろうはずはなく、かつてのドラマの火星人のごとく、地球のウイルスか細菌にやられてでももらわないと戦いにすらならないでしょう。そういう意味ではホーキング博士が言わんとすることもそれなりに理解できることではありますが、さて、本当にそこまでの文明が宇宙に存在するのか、そして、そんな存在がわざわざ地球までやってくるのか、素人考えではとてもありそうにない話にも感じます。
 フィクションで光速突破が様々想像されている以上、いずれその内、科学はそれを実現する事になるかもしれませんし、是非そうなって欲しいとは思いますが、仮にそうなったとしても、文明の有りそうな星を探してそこにたどり着くのは、帆船でヨーロッパからアメリカ大陸を目指すよりもはるかに厳しく困難なミッションになりそうですし、今現在で言えば、博士の懸念は懸念としても、わざわざ備えを固めるにはリスクが小さすぎ、また色々はるかに困難でそもそも備えてなんとかなる気がしません。それならまだAI脅威説のほうが説得力があり、対応も喫緊であろうと思えるのですが、敢えてこんなことを言い出すとは、ひょっとしてひょっとしたら、何かに「接触」でもされたんでしょうか?

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水と二酸化炭素から石油を生み出す人工光合成?な研究が実現しつつあるそうです!

2015-10-03 22:53:37 | Weblog
 今年の台風も23号まで来ましたが、東はるかな海上にある23号のすぐ後ろには熱帯低気圧があり、ひょっとしたらそれが24号とかになるかもしれません。10月になりましたが、太平洋はまだまだ騒がしいようです。この台風、来週後半に列島へ最接近する模様ですが、今のところはるか東方海上を北上するようですので、影響はかなり限定的なものになりそうという予報のようです。もっとも、もっと近づいてくるまでは予報などあまりあてにもなりませんし、とりあえずはしばらく様子見、というところですね。

 さて、京都大学が、またとんでもない発表をしてくれました。なんと、炭酸ガスと水で効率よく石油を合成することに成功した、という話なのです。発表した研究者は、京大名誉教授の今中忠行という御方。具体的な方法は、水と石油を混ぜ、その水にナノレベルまで微細化した酸素を吹き込んだ上で、紫外線を当てて一酸化炭素と水素を発生させ、そこに石油を加えて水と石油の特殊な境界層を生み出し、最後に炭酸ガスを加えると、その境界層で一酸化炭素と水素が化学反応を起こし、炭化水素ができる、という仕組みだそうです。
 この手法で石油の元になる炭化水素を生み出すと、3円程度の電気代で100円相当の石油を生み出すことができ、生み出した石油は硫黄・窒素フリーで精製は不要、温室効果ガスとは無縁となり、かつ二酸化炭素を消費するので一石二鳥となる素晴らしい錬金術ぶりを示してくれるとのこと。紫外線とはいえ、光で反応を促がし、水と二酸化炭素から炭化水素を生み出すなんて、まるで光合成そのものです。
 今後、今中教授は石油の量産システムの開発に取り掛かられるそうですが、あまりに出来過ぎな夢の技術っぽく見えましたので、本当にそんなことできるのか? とまずは今中忠行でググってみましたら、もともとこの先生、静岡県の相良油田という明治期の油田で、石油分解菌の研究をされていた生物学者さんのようですね。研究実績としては、発見した石油分解菌が石油も酸素も無い環境だと逆に石油を生成するということを明らかにし、メタンハイドレートにも関係する菌ではないか、という説を立てていらっしゃいます。
 多分今回の研究成果は、そんな微生物における石油の分解・生成系を研究する中で思いつかれたりしたことではなかろうか? などと想像致しますが、元々が生物系由来となると、今後の課題は生成効率とか大規模プラント化が可能なのか? と言った話になって来そうです。
 それでも、油を生み出す菌類で効率よく石油を作ることも中々難しそうですし、この手法なら工業的なプラント開発がまだやりやすそうな感じがします。メタンハイドレートも中々手が届きそうに無いですし、我が国の未来の為に、是非研究を成功させて欲しいですね。


  
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およそ100年前から調査・研究されているのに、まだ新しい発見があるなんて驚きです。

2015-10-02 21:27:07 | Weblog
 昨夜から今朝にかけて、時間は判りませんが、未明にすさまじい風が吹き、思わず外の音で目が覚めました。台風の時でもそうなかったように感じられるすごい音でしたが、朝、外を見まわっても、別段、街路樹の折れた枝が散乱しているとか、自転車や何やらが倒れているとか言うようなこともなく、いつもの朝と変わりない光景があるばかりでした。してみると、あれは夢だったのか? あるいは、単に静かな夜中のことで思いの外音が大きく響いていただけなのか、とにかくその時起床して外の様子を確認していない以上、もはや謎でしかありません。台風並みに発達しつつある低気圧の移動とそこから伸びる寒冷前線の通過で荒れた天気になる、という話は聞いておりましたから、それに影響されてちょっとした物音をすごい風が吹いている、と勘違いして夢を見た、ということなのかもしれません。いずれにしても、安眠を妨げられたのには違いなく、ちょっと今日は(今日も?)寝不足気味です。

 さて、エジプトの王家の谷にあるツタンカーメン王の墓からに2つの隠された部屋が発見され、その1つには、伝説の王妃、ネフェルティティが埋葬されている可能性が出てきた、というニュースを見ました。高解像度スキャン画像を分析し、ツタンカーメン王の埋葬室に、2つの部屋につながる入り口があることが判明したとのことで、エジプト政府は、今後3カ月以内に、地中のレーダー探査を行い、部屋の有無を確認する予定なのだそうです。
 ツタンカーメン王の墓なんて発見・発掘されてもう93年にもなるのに、未だこうして未知の情報が出てくるなんて、実に驚きの話です。本当に新たな発見が生まれるのなら、早くその成果を見てみたいものですが、まずは年内に行われる予定のレーダー探査の結果が発表されるのを待つばかりですね。
 ひるがえって我が国の天皇陵については、その被葬者との整合性がとれないでいるのが明らかになっているのにもかかわらず、未だに調査することができないでいるというのはなんとも歯がゆいばかりです。宮内庁は、皇室、国民の崇拝の対象で現に祭祀が行われているため、調査を認めるべきではない、という姿勢ですが、宮内庁にそう意思表示した人間がどれだけいるのか、わかったもんではありません。私個人で言うならば、勝手に人の意見を忖度するのはやめてくれ、と言いたいところですが、まずは皇室と国民に調査の是非を問うことが必要かと思います。我が国のルーツを探る上で重要な情報が眠っている事が期待される天皇陵の発掘調査ができる日を、心待ちにしてやみません。

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