さんしょの木（東京都新宿区新宿）

今日は開店初日に食べて以来、食べていない店で前回と違うメニューを食べてみようということで
新宿御苑方面に足を伸ばし、花園西公園のすぐ近くの「さんしょの木」で食べることにしました。

店内に入り、券売機で本日のお目当てであるつけ担々麺（９００円）と味付玉子（１２０円）の
食券を購入し、カウンター越しに店員さんに渡してしばし待ちました。

出て来たのは魚介系のあっさりしたスープをベースに白胡麻や唐辛子等をきかせたつけだれにメンマと味玉が入り、
冷水で締めた中細ストレート麺に挽肉、ネギ、ピーナッツが添えられた一杯でした。

つけだれは酸味と辛味が前面に出つつもバランスがとれていて、見た目より優しい雰囲気です。
麺はコシがあって滑らかな食感が印象的で、つけだれの持ち上げも申し分ありません。

麺の方に添えられた挽肉は山椒がきいていて、麺と一緒に挽肉をつけだれに入れると
つけだれの味が徐々に変化して行き、ピリッと引き締まる方向に味が変化していくのが面白いです。
ただ、卓上にある味変アイテムも山椒なので、味変が同一方向に向かってしまっています。
メンマは単体では悪くなというか、むしろ上等ではありますが、“担々麺”に合っているかというとビミョーです（笑）。
追加トッピングでチョイスした味付玉子もつけだれの中に埋没しつつ違和感だけはしっかりありました。

全体的にはつけ麺を作った・・・というよりはむしろ、独自解釈で作り上げた担々麺という趣の一杯だと思いました。