今日は鳥見を終えてからちょっと遅めの昼食を食べて行こうということで
湘南台駅の近くで数年前に行ったきりだった店を思い出して行ったら移転してました(爆)。
そんな訳で移転先を探して「53's Noodle」に到着。移転前と同じく湘南台駅の西口側でした。
店に入ると満席寸前だったようで、待ち時間なしで2人掛けのテーブル席に案内されました。
しばし考えた後、店員さんを呼んで煮干水のつけそば(つけだれは真鯛を選択)(1000円)と
トッピングで“リッチ”(200円) 、サイドメニューで切れ端肉ご飯(200円)をお願いして待ちました。
出て来たのは真鯛の風味が出ているつけだれと、冷水で締めて水出しした煮干しの出汁に
浸けた中細平打ち麺と、麺に添えられたチャーシュー2種、ネギ、メンマ、味玉という
組合わせの一杯と、いわゆるチャーシューご飯でした。
麺は煮干しの出汁に浸かっていることもあってそのままでもその味で食べられますが、
やはりつけだれは必要です。滑らかな食感の麺とつけだれの風味はしっかりマッチしています。
そして食べ進めるほどに増していく煮干しの風味が味変ギミックにもなっています。
ただ、終盤になるとその煮干しの出汁が強くなり過ぎるかなという気はしました。
チャーシューは低温調理の方がしっとりした食感で肉自体の旨味も良い感じですが、
炙りの方はその香りがやや突出気味でした。どちらも食べ応えはあってグッドではありますが・・・。
味玉はきっちり半熟でしっかり味が染みていて、メンマは厚切りで柔らかく戻してあります。
サイドメニューのご飯モノは焦がしネギの香りが芸の細かさを感じさせてグッドです。
全体的には意識の高さと技術の高さを感じさせ、オリジナリティと
バランスの良さが印象的な一杯だと思いました。