今日は仕事帰りに元同僚と銀座で合流し、オープンして一月半ほどの店を新規開拓しようと
いうことで、足を運んだのは「麺屋優光」という、京都にルーツを持つお店でした。
東京進出1号店だそうです。
店内に入り、カウンター席に案内されてからメニューを見てしばし考えた後に
看板メニューらしき淡竹(850円)とDXセット(650円)を注文して待ちました。
出て来たのは貝系の出汁がきいた醤油スープに全粒粉入りの中細麺が入り、
チャーシュー、ネギ、メンマが乗った一杯と、別皿でチャーシュー2種、
ネギ、メンマ、味玉、餃子と塩、更に別碗のご飯でした。
スープの貝出汁はカキ、アサリ、シジミを使っているとのことでしたが、
感覚的にはアサリよりカキやシジミの風味が強く出ている印象です。
麺は全粒粉入りなのでそれ自体に風味もあり、コシもしっかりあります。
そしてスープとの相性もバッチリです。
チャーシューは低温調理のレアチャーシューで、しっとりした食感と
肉自体の旨味が印象的で、なおかつ肉の量が予想外に多いです(笑)。
ネギは割と切りたてなのか、香りがあまり飛んでないフレッシュな状態で、
ザクザクした食感アクセントになっています。メンマも丁寧な仕事ぶりです。
で、別皿で出て来た追加トッピング諸々ですが、意外と主張が強い面々で、
額面通りに麺の上に乗っけてたらスープの味をぶち壊しそうなのがよく分かりました。
特にチャーシューはレアチャーシューとタレに漬け込まれたバラチャーシューの2種でしたが、
正直これはレアチャーシューだけで良かった気がします。バラチャーシューは
味付けが強すぎて単体では良いけど全体の中で見たら蛇足感がハンパないです。
あと、味玉が予想外に味濃いめで、これも別皿で正解だったと思いました。
さすがに餃子はトッピングではなくサイドメニュー的なポジションですが、
皿の左下隅の塩をつけて食べると餃子自体の旨味が引き立てられて良い感じでした。
全体的にはハイレベルにまとまっていて、食べる側の経験値とか意識も問われる一杯だと思いました。