麺処 銀笹（東京都中央区銀座）

今日は割とあっさりしたラーメンが食べたいということで新橋駅から
少し歩いた所に最近オープンしたという「麺処　銀笹」を目指しました。

開店５～６分ほど前に店の前に着いてそのまま開店を待ち、店内の券売機で
銀笹白醤油らーめん（８００円）と味付け玉子（１００円）、更に
再度メニューの鯛飯（３００円）の食券を購入してカウンター越しに
厨房内の店員さんに渡し、テーブル席で待ちました。

出て来たのは魚介系をベースに動物系を合わせた、かなりあっさりしたスープに
中細縮れ麺が入り、チャーシュー、鯛つみれ、水菜、メンマ、味玉、糸唐辛子が
乗った一杯で、写真左上の小皿には更に薬味としてアオサ海苔と揚げネギが入ってました。

和食出身の店主が作っているとあって、スープは非常に繊細な味わいで、
味の主体はあくまでも昆布、鰹節、煮干で、その上に白醤油特有の香りが加わり、
動物系素材はそれらを陰で支えているといった趣です。
ただし、麺に一工夫が欲しいなと思わないでもありません。
麺自体が手抜きって訳じゃないです。スープの持ち上げも悪くありません。
しかし、スープの素晴らしさが際立っているが故に気になってしまうのです。

チャーシューはほろほろと崩れるように柔らかく、味の染み具合も過不足なく、
炙ったことによる香ばしさが丼の中で主張し過ぎないのが好印象です。
メンマもスープの味を邪魔しない程度の味付けで歯応えも柔らか過ぎず固過ぎず、
実に良いところをついて来てます。鯛つみれは中にダイス状にカットしたヤマイモ
らしいものが入っていて、鯛の味だけでなく、しゃりっとした食感も楽しめます。
その反面、追加トッピングで頼んだ味玉が妙に濃い味付けで丼の中で浮いていたのが
残念なところです。おそらく、最近流行の濃厚な豚骨魚介系のスープであれば
まだ違和感を感じなかったとは思うのですが・・・。

麺を食べ終わった後のスープは店員さんのお勧め通り、丼の左の注ぎ口から鯛飯に注いで
鯛茶漬け風にして食べましたが、これが素晴らしく美味かったです・・・っていうか、
このスープはもともとラーメン用ではなく茶漬け用ですか？って聞きたいくらい・・・（笑）。
鯛のほぐし身もケチケチしておらず、ラーメンの〆にしてはあまりに上品かつ絶品です。
鯛飯を頼まずに麺だけ食べていたら物足りなさが残ったかもしれません。
この“鯛茶漬け”まで食べて初めて、この店の味は完結するのでしょう。

全体的にはまだまだ流行っている濃厚さとかジャンクさを売りにしている店とは
明らかに一線を画している、徹底的に研ぎ澄まされた繊細な味わいだと思いました。
が、この味は現時点ではマニアック過ぎる気がします。一般的な淡麗系よりも
更にあっさりしていて繊細な味なので、濃いめの味に慣れきってしまった人には
物足りないでしょう。あっさりめの味が好きな人か、あるいは色々な味を
“これはこれで・・・”と楽しめる人には向いていると思いますが・・・。

ありがちな看板

“うちの犬は大丈夫”

そんなマナーの悪い愛犬家が少なからずいるおかげでこういう看板が立つ訳です。
他人から見たら放し飼いの犬は野犬と大差なく、この場所も行く度に犬の放し飼いに遭遇します。

月と鼈（東京都港区新橋）

今日は比較的最近、新橋界隈に開店した「月と鼈」に食べに行きました。
開店少し前に店の前に着いたので、そのまま待たせてもらい、開店と同時に入店。
店内の券売機で食券を買おうと思ったら券売機の調子が悪いらしく、
店員さんに直接注文することに・・・。店員さんに敢えてお勧めを聞きつつも
それとは違う煮干つけ麺一段絞り（７８０円）の大盛と味玉（１００円）を注文。

出て来たのは煮干メインの割とさらっとしたつけだれに煮豚、ネギ、メンマ、味玉が入り、
麺は冷水で締められた極太平打ち麺という組み合わせの一杯でした。

前に濃厚煮干つけ麺を食べた時はつけだれが最近流行の濃厚豚骨魚介に
更に煮干・・・っていう具合で外れではないがオリジナリティの点で弱い印象でしたが、
今回は動物系がない分、煮干を強く感じる味わいになっています。
麺はツルツルモチモチした食感でつけだれの持ち上げは十分でしたが、
つけだれとの相性という点ではやや疑問の残る選択です。
濃厚煮干つけ麺ならこの麺でバッチリ合っていると思いましたが・・・。

煮豚はやや甘味を感じる過不足ない味付けで、柔らかく煮込まれているのが印象的でした。
メンマも適度な味付けでほど良い歯応えがアクセントになっています。
味玉に関しては半熟は半熟ですが、色はついてるけど味があまり染みていません。

麺を食べ終わった後のスープ割りは煮干が強く出過ぎているのと
柚子が半端に主張しているのが気になり、これは頼まない方が正解だったかもしれません。

全体的にはそこそこのレベルの高さとオリジナリティと一緒に
練れてない部分も感じる、美味しいけど惜しいなぁという一杯でした。

蒙古タンメン中本 新宿店（東京都新宿区西新宿）

今日はちょうど新宿方面に行ったこともあり、限定メニューとやらを食べてみたいということで
鳥見終了後に新宿の「蒙古タンメン中本」に遅めの昼食を食べに行きました。

そんな訳で今回は食べるメニューは最初から決まってます・・・ということで
店内の券売機で限定（８００円）と定食（１７０円）のボタンをポチっ！
ちなみに、今回食べようと思った限定メニューは“ともっクリーミー”。
辛さ度２とのことで、割とマイルドな一杯であると予想されます。
そういえば、これまで辛さ度５以上しか注文したことがなかったっけ・・・。

出て来たのは豆乳を合わせた辛味噌スープに中太麺が入り、豚バラ肉、
エノキ、シメジ、白菜、タマネギ、ニンジン、生卵等が入った一杯でした。
更に定食は麻婆豆腐＆小ライスのセットでした。

スープは中本にしては辛さ控えめでマイルドなのですが、
あくまでも中本にしては・・・という話でして、辛さがじんわりと来る感じです。
このスープが麺によく絡むのもまた、辛さをじんわり感じる要因でしょうか。

具は野菜のボリュームがちょっと多めで食べ応えがあり、シメジが良い感じに
存在を主張してます。エノキが辛いスープに完全に負けて食感だけの存在なのは
計算づくなのかどうかビミョーですが・・・（汗）。
更に生卵を溶いてスープに混ぜ込むと全体の味がよりマイルドに変化しました。

全体的には辛いのが苦手な人でも食べやすそうな一杯ですが、新宿店限定で
しかもレギュラーメニューでないのが残念かもしれません。
それなりに需要はありそうに思えるのですが・・・。

今季初の青い子

オシドリを撮っていたらこの子の声が聞こえて来ました。

予定通りの黒い子

この縁起の良い（謎笑）子を撮るために入園料５００円払いました（核爆）。

予期せぬ黒い子

昨冬に続いての飛来です。今冬も楽しませてくれそうです。

麺屋武蔵（東京都新宿区西新宿）

今日は所用があって新宿に行ったので、両親と合流して一緒に昼食を食べようということで、
「麺屋武蔵」で食べることにしました。とりあえず、両親はともに「麺屋武蔵」は初めてだったので、
武蔵ら～麺（１０００円）をあっさり並盛で勧め、ルリは冬限定の味噌味を
食べたいということで武蔵味噌ら～麺（１０５０円）の大盛をチョイスしました。

出て来たのはＷスープベースに味噌がきいたスープに中太麺が入り、
大ぶりな角煮、ネギ、水菜、メンマ、味玉、おろし生姜が乗った一杯でした。

スープは目新しさはないですが、味噌が前面に出つつベースが
しっかりした味わいで、食べ応えのある麺によく絡んでいます。
角煮はやや甘めの味付けでスープに味が染み出してしまっていますが、
スープの味をぶち壊さない程度で収まっているのが救いでしょうか。
ネギや水菜のシャキシャキ感と生姜の香りがアクセントになっていて、
隠し味の柚子も良い感じにきいています。味玉とメンマに関しては
可もなく不可もなくといったところでしたが・・・。

全体的には一見どこにでもありそうですが、表面的な味に頼らない
力強い味わいで、こってりしていながら食後感がさっぱりしている
あたりはさすがです。ルリの両親も「麺屋武蔵」の味に満足したようでした。
さすがに、武蔵系列特有の異様に賑やかな厨房には面食らったようですが・・・（笑）。

とりあえず・・・

どこまで本気なのか問い詰めたい。特にポスター右上・・・。

麺屋あらき 竈の番人（千葉県船橋市本町）

今日は鳥見の後、船橋駅の近くの「麺屋あらき　竈の番人」に食べに行きました。
昼食の時間を外していったこともあって店内は先客１人だけで、とりあえず
店内の券売機で味玉チャ～シュ～麺（９９０円）の食券を購入し、
カウンター席越しに店員さんに渡しました。

出て来たのは豚骨魚介スープに中太ストレート麺が入り、
チャーシュー、ネギ、メンマ、タマネギ、味玉が乗った一杯でした。

スープは動物系と魚介系の両方がかなり強く出ていてインパクト十分なのですで、
特に節系の味を強く感じました。節系の味を強く出そうとするとコストがかかるのですが、
ここまで強いとインパクトは十分すぎるくらいありますが、バランスの面ではどうかなと思いました。
麺はコシがあってスープの持ち上げも十分で、この辺はさすがといったところです。

チャーシューは過不足ない味付けでガスバーナーで炙られていて香ばしく、
味玉は相変わらずしょっぱそうな見た目ですが、意外と薄味です。
メンマはスープの味を邪魔しない程度の味付と歯応えで良い感じです。
タマネギの刻み方は相変わらず粗いですが、それ自体の味がアクセントになっています。
ただ、やっぱりもう少し細かく刻んだ方が良いような気がします。

全体的には無化調ながらも力強い味わいですが、今回は動物系と魚介系の
バランスが変わってしまったのが残念と言えば残念なところです。
もっとも、バランスが変わったと言ってもハイレベルなのは相変わらずですが・・・。