※昨日食べた分
今回は鳥見を終えてから帰りの新幹線に乗る前にあらかじめリサーチしていた
店で食べて行こうということで、三宮駅から北の方に進路をとって坂道を
しばらく登った先の洒落た雑居ビルの4階に入っている「カニ蟹crab noodle 三宮」で
食べることにしました。
店の入口前の券売機でしばし考え、白蟹noodleスタンダード+かに出しご飯セット(1200円)を
チョイス。食券を店員さんに渡してテーブル席に案内されました。店構えも店内も、
およそラーメン屋とは思えない雰囲気で、フレンチラーメンを標榜するだけのことはあります。
出て来たのは蟹の風味が前面に出た白湯スープに中細麺が入り、揚げ鶏、蟹のほぐし身、
ミズナ、マッシュルーム、レンコンの素揚げ、クルトン が乗り、
丼の縁にチリペッパーとソース?、レモンが添えられた一杯でした。
スープは蟹の旨味が濃厚で、別にこってりはしてないけど力強い味わいです。
レモンを搾るとスープの味が引き締まってカニの風味がより鮮明になります。
麺は滑らかな食感でスープの持ち上げも良好です。
チリペッパーやソース?は彩りというのもあるのでしょうが、
スープの味変としても計算されているようで、ちょっとずつスープの味を引き締めてくれます。
鶏肉は正直、目立つけどあまり主張しないというか、あってもなくてもという感じです。
とは言え、ここに豚肉が乗っているのも違和感があるので、チョイスはこれで良いのかも・・・。
ミズナ、マッシュルーム、レンコンの素揚げがそれぞれ主張しつつスープにマッチしていて、
クルトンやミズナの食感がアクセントになっています。
麺を食べ終わった後の丼にご飯を投入してリゾット風にすると蟹のスープが
固めに炊かれたご飯によく染みて良い感じに最後まで締めることが出来ました。
全体的には見た目から味まで全て変わり種だけど、非常に洗練された一杯だと思いました。