ご存知の方も多いと思いますが、鈴鹿市はモータースポーツ都市宣言をしています。8時間耐久、F1だけでなく、鈴鹿サーキットを中心として、市内でモータースポーツ、レースが開催されていることもご存じの方が多いと思います。
今回はそのことに関連してすこし・・・。
9月1日の夕方からですが、鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデーに弟家族と行ってきました。
http://www.suzukacircuit.jp/50anniversary/
午前中から午後にかけてジュニアバレーの練習試合もあったことから、全体のイベントを見ることができていたわけではないのですが、ともかく、イベントの8耐英雄伝説とそのあとの花火を見ようということで行きました。
これは花火前の模擬レースの様子ですが、久々に見る生のバイクレースは、僕もですが子どもたちにも刺激があったようで結構楽しんでいました。上の子どもなどは、ウィリーで走る姿が印象的だったらしく、翌日、夜にSBKの放送を見ていた時も、ウィリーをする人はいないかと聞いてくるほどでした。弟家族も、まだ子供が小さいので音を怖がるかと思っていたら、顔を動かしてバイクを見ていたといっていたので、うちの系列はモータースポーツと相性がいいのかもしれません。
さて、模擬レースが終了後、8耐のときの花火をイメージしての花火が始まりました。
僕は以前、鈴鹿市にあるOVERで勤めていたことがあり、その当時、8時間耐久のピットに入り、作業を目の当たりにするという経験をさせて頂きました。今回の花火では、その時の経験を思い出すような雰囲気に、記憶の奥にしまっていたものが引き出された思いがしました。
しかし、弟やうちの相方さんの話を聞いていると、「もう少し暗くなってからのほうが花火がきれいだったね」ということが。たしかにその通りだと思うのですが、なんでだろうと考えると、先に書いているような経験がないからだと思いました。
つまり、8耐のゴールと花火をつなげるストーリーが弟や相方さんにはないのです。
僕にとっての8耐のストーリーは、OVERでの経験そのものです。
http://www.over.co.jp/over_racing/english/original_complete_machine/ov_15.html
このページの一番右下の小さな写真が、おそらく当時の写真ではないかと思います。
ともかくオリジナルフレームのOV-15で参戦する過程を社内で見れたこと、また、ピット内で8時間耐久に取り組む鬼気迫るような会話、僕にとってのドラマが、ストーリーがそこにあるのです。他のチームが戻ってきている中、まだ戻ってこないOV-15。派手ではなくとも、最後まで走り切ったマシンを受け入れた後に、夜空に上がっていた花火が印象的なのです。
話は変わりますが8耐には、某芸能人の方が過去チーム参戦していた時期もあり、それがひとつのストーリーとして8耐を彩っていた時期があると思います。また、プライベート対ワークスのような図式などなど。そう考えると、今は周回数やラップタイムなど記録面が先行して、ストーリーが薄くなっているのかもしれないと思います。
もちろん、昔に比べてメディアを通じて出されている情報がかなり少ない部分もあるのかもしれません。
見る側の人にとって、感情移入をするきっかけが減っているというように考えられるかもしれないと思います。
ここまでのことから考えると、これからの8耐を始めたモータースポーツが、人を引き寄せるコンテンツであるためには、やはりよく言われるようにストーリーの存在が大切であるということだと思います。加えて、そのストーリーに多くの人が主体的に関わることのできる仕掛けづくりも大切かもしれません。
主体的に関わることができ、そこで自分なりにストーリーを感じる人がでれば、その人がストーリーテラーになって広めていくというような仕組みも考えられると思います。
そう考えたとき、モータースポーツについてモビリティランドさんの努力に乗るだけではなく、鈴鹿市もモータースポーツ都市宣言をしているまちとして、ストーリー造りの視点から取り組んでいくべきだと思います。
そういう動きの中で、フィルムコミッションということもありかもしれません。「汚れた英雄」を鈴鹿を舞台にリメイクなんていうのもありかもしれないですし、厳しい財政ですが、鈴鹿市内のチームを年度ごとに支援しながらそこに市民の参加もできるようにしてもらえるなどのような形も考えられないかと思います。ただし、どのような形にしても、市長がそこで積極的に表に出るということはなしで。するときは市民が主人公です。
どういう形になるかはわかりませんが、一つの課題として自分になりにも考えたいです。
今回はそのことに関連してすこし・・・。
9月1日の夕方からですが、鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデーに弟家族と行ってきました。
http://www.suzukacircuit.jp/50anniversary/
午前中から午後にかけてジュニアバレーの練習試合もあったことから、全体のイベントを見ることができていたわけではないのですが、ともかく、イベントの8耐英雄伝説とそのあとの花火を見ようということで行きました。
これは花火前の模擬レースの様子ですが、久々に見る生のバイクレースは、僕もですが子どもたちにも刺激があったようで結構楽しんでいました。上の子どもなどは、ウィリーで走る姿が印象的だったらしく、翌日、夜にSBKの放送を見ていた時も、ウィリーをする人はいないかと聞いてくるほどでした。弟家族も、まだ子供が小さいので音を怖がるかと思っていたら、顔を動かしてバイクを見ていたといっていたので、うちの系列はモータースポーツと相性がいいのかもしれません。
さて、模擬レースが終了後、8耐のときの花火をイメージしての花火が始まりました。
僕は以前、鈴鹿市にあるOVERで勤めていたことがあり、その当時、8時間耐久のピットに入り、作業を目の当たりにするという経験をさせて頂きました。今回の花火では、その時の経験を思い出すような雰囲気に、記憶の奥にしまっていたものが引き出された思いがしました。
しかし、弟やうちの相方さんの話を聞いていると、「もう少し暗くなってからのほうが花火がきれいだったね」ということが。たしかにその通りだと思うのですが、なんでだろうと考えると、先に書いているような経験がないからだと思いました。
つまり、8耐のゴールと花火をつなげるストーリーが弟や相方さんにはないのです。
僕にとっての8耐のストーリーは、OVERでの経験そのものです。
http://www.over.co.jp/over_racing/english/original_complete_machine/ov_15.html
このページの一番右下の小さな写真が、おそらく当時の写真ではないかと思います。
ともかくオリジナルフレームのOV-15で参戦する過程を社内で見れたこと、また、ピット内で8時間耐久に取り組む鬼気迫るような会話、僕にとってのドラマが、ストーリーがそこにあるのです。他のチームが戻ってきている中、まだ戻ってこないOV-15。派手ではなくとも、最後まで走り切ったマシンを受け入れた後に、夜空に上がっていた花火が印象的なのです。
話は変わりますが8耐には、某芸能人の方が過去チーム参戦していた時期もあり、それがひとつのストーリーとして8耐を彩っていた時期があると思います。また、プライベート対ワークスのような図式などなど。そう考えると、今は周回数やラップタイムなど記録面が先行して、ストーリーが薄くなっているのかもしれないと思います。
もちろん、昔に比べてメディアを通じて出されている情報がかなり少ない部分もあるのかもしれません。
見る側の人にとって、感情移入をするきっかけが減っているというように考えられるかもしれないと思います。
ここまでのことから考えると、これからの8耐を始めたモータースポーツが、人を引き寄せるコンテンツであるためには、やはりよく言われるようにストーリーの存在が大切であるということだと思います。加えて、そのストーリーに多くの人が主体的に関わることのできる仕掛けづくりも大切かもしれません。
主体的に関わることができ、そこで自分なりにストーリーを感じる人がでれば、その人がストーリーテラーになって広めていくというような仕組みも考えられると思います。
そう考えたとき、モータースポーツについてモビリティランドさんの努力に乗るだけではなく、鈴鹿市もモータースポーツ都市宣言をしているまちとして、ストーリー造りの視点から取り組んでいくべきだと思います。
そういう動きの中で、フィルムコミッションということもありかもしれません。「汚れた英雄」を鈴鹿を舞台にリメイクなんていうのもありかもしれないですし、厳しい財政ですが、鈴鹿市内のチームを年度ごとに支援しながらそこに市民の参加もできるようにしてもらえるなどのような形も考えられないかと思います。ただし、どのような形にしても、市長がそこで積極的に表に出るということはなしで。するときは市民が主人公です。
どういう形になるかはわかりませんが、一つの課題として自分になりにも考えたいです。