鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

総合計画2023後期基本計画策定

2019年07月16日 16時17分25秒 | Weblog

今日の市議会全員協議会で、総合計画2023後期計画策定について、その方針やスケジュールの考えなどが行政側から議員に説明されました。総合計画については、以前から関心の高いところでもあり、また、若い世代の参画を訴えてきているところなので、今後の進め方にも関心が高いところです。若い世代の参画については、計画策定の体制の中で市内高等教育機関との連携や、市内高等学校との連携を図ることが盛り込まれているので、その部分は市の動きに大いに期待したいですし、ぜひともチェックをしっかりしたいところです。

説明後、質疑の時間があったのですが、今回の全員協議会で自分が質問したことは、大きく3点、①「総合計画前期計画策定後、人口減少の考え方や一般財源の状況など財政の状況も変わっているはずで、その点を修正して、市民の方々にも公開したほうがいいのではないか」、②「まちづくり意見交換会が想定されているが、前期計画時と同じように無作為抽出での市民参画を考えているのか」、③「地域づくりとの連携があるが、市として包括支援センターや社会福祉協議会などの要素の整理など、内部で調整をする考えはあるのか」ということです。

①について、「2010年の国勢調査が前期計画の人口であったが、2015年の国勢調査の情報から人口推計がされており、2015年で人口が減少したと初めて出たため、新たな人口動態の研究は必要と考えており、財政への影響も考えることが必要と考える、人口ビジョンにどう反映させるかは検討したい、計画素案を示す際にも前提についても議会と市民に公表していきたい。財政状況について、どのようなものかを市民の皆さんに知ってもらうことは当然と考えている。示す時期はいつとはは言えないが、パブコメの時期には示している状況と考えている。」とありました。

②と③について、「意見交換会の実施について、市民の参画を積極的に図るという考えは変わらない。方法について、広く市民参加と、将来世代の意見を聴取する必要もあるので、市内高等教育機関との連携や、外国人の方々の参画も考えている。高校生に意見を聞くこともあるので、参画も必要と考え、意見交換会への参画も考えたい。地域づくりとの情報共有の進め方について、地域づくりの方々との共有を意見交換会の場などで図っていきたい。」とありました。

その他にも質疑をされた方がいらっしゃいましたが、それに対する行政担当の返答は、おおむね理解できるものでした。

今後、策定スケジュールとしては8月に施策・単位施策の再構築、9月に素案決定と財政計画の作成、10月に素案の議会への提示、11月に市民への意見聴取(パブコメ、意見交換会)、1月に審議会からの答申と議会への修正案の提示、2月議会に議案の提案と進んでいく予定になっています。この間、10~1月の間には時年度当初予算の編成もあり、かなりタイトな日程となっています。

かなりきつい日程での取り組みとなっていますが、市民参画と意見の反映、将来に向けての方向性など、しっかりとチェックしていきたいと思います。

 

 

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