大晦日です。今年は4月の統一選を過ぎてから、12月まで一気にきた感じがしています。砂をかむような気持ちを感じる時もありましたが、研修などの学びや視察などでいろいろな方と交流をさせて頂き、それを越えて、今は自分が取り組むことに目が向いて、そこにエネルギーを向けようという気持ちになっています。いろいろな思いがありながらも、このように活動できているのは、活動にご共感頂いている皆さんのおかげだと思っています。誠にありがとうございます。
2019年は、それまであまり参加できていなかったいろいろな研修や他の自治体視察を、意識的に多く出るようにしました。個人として中心テーマとしておいたことは子ども政策で、泉南市の子どもの権利に関する条例や、福山市の学校内でのフリースクール型の不登校対策、子どもの居場所の重要性や地域社会の関わりについての研修などに参加しました。その他、財政関係の研修、公共施設マネジメント関係の研修、津山市での公民連携の取り組みなどと学び、それぞれ担当課との情報共有や一般質問などを通じて、鈴鹿市政に還元してきたと自分では考えています。
2019年の議会活動について、訳あってここまで一人で活動する形になっています。議会内での立場などでは大変なことも経験していますが、その分、視点の違った取り組みをできているかと考えています。前期からのテーマとしていた、若い世代と議会とのつながりの高校生報告会に関われていることはそのひとつです。一方、行政に対するチェック機関の議会・議員の一人としては、これまでと変わらず一所懸命に取り組み、一般質問だけでなく、議案質疑、委員会活動、採決の際の討論など、自分として必要と思うことについて、発言をしっかりと行っています。また、パブリックコメントについても、総合計画基本構想部分、後期基本計画、観光振興方針と、ここまで文書で意見を出すことにも取り組んでいます。そのようなことを通じてですが、行政との関係については、これまでより深化している部分を感じています。
2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される年、鈴鹿市にとっては総合計画2023の後期計画がスタートする年になります。
ですが、ここ数年の気象災害による被害は、地域を問わず甚大なものが増え、またほぼ毎年発生していることを考えると、気持ちを備えておく必要を感じますし、そこに、東南海トラフ地震などをはじめとして、各地で発生する可能性のある大きな地震や火山活動なども、リスクとして意識しておかなければいけないと思います。また、国際情勢などの影響などの社会状況の変化も意識しておくべきことと考えています。
そのようなことを意識に置いたうえで、新しい年も、身近な地域課題はもちろんですが、市政課題にも取り組んでいきます。大切にしたいことは、次世代への負担を前提にするのではなく、次世代のことを意識の外へ置くのではなく、若い世代の可能性を信じて、これまで以上に若い世代の参画機会をつくっていくことです。難しい時代に向かうには、若い世代が学びの中から、お互いのコミュニケーションの中から、次の時代を考えることが大切ではないでしょうか。
総合計画2023後期計画の基本構想部分について、2月定例議会で議決案件に上がってくる予定です。それまでに、教育振興計画をはじめとして、総合計画と関係する各種長期計画もパブリックコメントに出てきます。各種計画を読み込み、チェックして意見をすることはもちろんですが、年が明けるとあっという間に2月定例議会(予算議会)となるので、気を引き締めていきたいと思います。
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