鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

昨日の議会報告会から考えること

2014年10月29日 13時06分16秒 | Weblog
午前中、昨日の議会報告会で担当していた飯野会場で頂いたご意見のうち、気になったものについて地域課など担当課で状況を確認したり、いろいろ意見を交換していました。本来であれば議会として整理し、常任委員会などで行政とやり取りするほうがいいと考えるのですが、現時点ではその流れができていないので、頂いたご意見を自分なりに整理する意味です。
担当課で話をしていて、その会場とは違う地域の議員として報告会で聞くだけでは見えない状況があることもわかりましたし、その一方で、地域を問わず改善すべきこともみえ、その上で改善の方向の考え方などの意見交換をしていました。
自分の所属する文教環境委員会に関する内容については、他の会場で出た意見も含め次回の委員会で取り上げるように調整しようと考えています。

さて、これから議会報告会を市民の方々にも議会にも行政にも、自治の観点からより意義あるものとすることを考えたとき、当日でた意見について会場ごとで担当委員会ごとに振り分け、議会報告会の翌日に各常任委員会を開催して委員会としての見解を整理するということがあってよいと思います。
後日、文面として残したもので話し合えばいいのではないかという意見の方もいらっしゃるとは思いますが、やはり、意見については会場の雰囲気なども含めてのものと考えるほうが、より委員会での意見交換が活発になるのではないかと思うからです。

今は議会報告会で頂いたご意見は、市長にそのまま渡すという形になっており、その意味では執行部にも伝わっていると解釈できるのですが、やはりそこに議会としてのひと手間を加えることが、ご意見を頂いた方の意志を尊重することにもなりますし、議会として大切なところだと思います。

もうひとつ。
会場のご意見の中に、どのようにして議員に相談してよいのかわからないということがありました。そのことについて、名簿から議員を選んで相談するなど、個々の議員に働きかけることはこれまで通りありだと思います。
しかし、これからの議会改革の観点からすれば、まず議会報告会という窓口を第一にしていくことが、議会の立場として大切だと思います。なぜなら、多様な考えを持つ議員が一堂に会する報告会で意見を出すことは非常に意義があるからです。
また別の流れとして、議会事務局に相談する形で所管の常任委員会に意見を出していただくなど、多様な形で市民の方々が議会にアクセスできるようにすることが、議会の存在意義の向上にもつながると思います。

というようなことを、昨日の議会報告会から感じました。


あと、飯野会場では議員定数削減についてのご意見を頂きました。その件については現状維持の方向であると議員側から説明をし、その説明に対して定数削減の請願が継続審査になっていることについて質問を頂きました。この件に関して、採決で明確に方向が出たということではなく、委員会での意見の大勢がその方向なので現状維持になっているのです。請願が出ているということは紹介議員がいるということですので、定数削減の考えを持つ議員もいることも含めて説明することが、現時点で質問に対する答えとして妥当と考えるところでした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地方政治のキーパーソン | トップ | 子どものことを取り入れるには »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事