これは、お盆休み前の出来事。。。
ある日の夕方、たまたま土花亭の外に居た土花吉に、道を挟んだ斜め前のお宅の奥さんが回覧板片手に
話し掛けて来る。。。「〇〇さん(土花吉)、今朝の5時代にインターホンが鳴ってモニター観たら上半身裸の男が
立ってて・・・」(えっ?)「それだけで終わらず今度は8時代に又、同じ男が裸でインターホン鳴らして、今度は
家の周りに入って来て、窓を覗き出して目が合ったんですって!」(何それぇ?)「怖くて、たまらず警察呼だけど
お隣さんを訪ねたりして遅くて・・・」(しかし、今朝のその時間帯って私も家に居たけど全く気が付かんかった・・・)
(んで?警察は何て?)「相手は分かったけど、何処の誰かは教えられないって・・・」(何じゃそれ!)
「それで、注意しておきましたってな話で終わって・・・」(いやいやっ、それって立派な犯罪やから何で捕まえん?)
「今、主人も出張中で家に居ないんで怖くて・・・」(んじゃ~、何か有ったら直ぐに連絡なりウチに来て。
ウチは大概、どちらかが居るので何かあったら直ぐに)(因みに、警察は?どんな車でした?)
「ミニパト1台に覆面1台の二人づつで4人・・・」ってな、立ち話で終える。この件は土花吉の妻にも報告で共有。
そして、明くる日。。。この日は朝一から炎天下での現場作業の立ち会い等々の日。午前中の作業を終え、昼に
一旦、帰還のため土花亭前の道路に至る坂をサンバーで上っていると、道路の真ん中を長髪を後ろで括ったTシャンツ短パンの
若い男が片手に鍬らしき物を持ち、それを振り回しながら歩いている。(邪魔やなぁ~、この辺では見掛けんヤツやなぁ~)
(ひょっとして?・・・)。土花亭前にサンバーを停め、現場用の荷物を下ろしていると案の定、道を挟んだ斜め前の
お宅のインタホーンの前にそいつが立つ。思わず、距離を保ちながら(誰?何の用事?)と声を掛けるも相手は無言。
ここから戦闘モードへ切り替え。(誰やオマエ!)(何しとんじゃ~オマエ!人様の家に勝手入ってぇ!)
いやっ・・・知り合いなんで・・・ボソボソ・・・(はぁ~?!知り合いなんかと違うやろ!昨日のヤツかオマエ!)
ここで、土花亭の玄関の外から妻に110番通報するよう依頼。斜め前のお宅の現場に戻るとこの変質者、
家の裏側に廻り込んで行くが見える。ここで運悪く、斜め前のお宅の奥さん(被害者)が車で帰って来てしまう。
慌てて駆け寄り(ダメ!逃げて!離れて!)と声を掛ける。すると車の窓を開け指を差し「あの男です!怖い!」
(いいから、ここから離れて!)ってなやりとりをしている内に、その変質者が逃げて行くのが遠目で見える。
(赤丸のヤツ)
ここで、この日の朝にたまたま会って変質者のことを報告済の区長にも電話で報告。(しかし、外出中)
しかし、遅い・・・。パトカーが来るのが遅い。通報から多分、15分くらいでやっと赤色灯のみを着けたミニパト到着。
思わず(遅いわ!おたくらぁ~!)(昨日も通報受けてるんやろ?サイレン鳴らしてもっと早ょ来なっ!)
制服警官:いやっ、昨日の担当者とは違うんで・・・。(んなもん知らん!署内で情報は共有せな!)
(来る途中でも昨日の情報、聞けばええやん!昨日の今日やで!)制服警官:それで?状況はどうでした?
ってな説明を求められ話していると、そこに覆面1台到着。(赤色灯もサイレンもなし)車から降りて来たのが
20代くらいの私服警官の男女。思わず(昨日も来てたヒト?)と声を掛けると、私服警官:そうですが・・・ボソボソ
(アンタらなぁ~対応、間違ってない?昨日の段階で何で捕まえんの?被害者の奥さん、怯えてるやん)
(たまたま見付けたからええもん、もう少しで鉢合わせやで!それも手に鍬みてぇな凶器持ってる変質者と)
(どないなっとん?おたくら!)ってなこと言いながら、その私服警官を観るとポケットに両手を突っ込み
少し上体を反り返り気味。ここでブチ切れる土花吉『何やオマエのその態度!人の話聞く態度か!何処のチンピラやオマエ!』
『何課やオマエ!』私服警官:生活安全課です・・・『名前は!手帳出せや!』私服警官:生活安全課の〇〇です・・・。
『ええかんげんにせえよオマエ!何やその態度』と言いながら、ポケットに手を突っ込みその態度を真似る土花吉。
思わず隣の土花吉の妻が私服警官に『あなたも人と話す時はポケットから手を出して・・・』っと、やんわり
それでも怒りが収まらない土花吉『署長呼んで来いや!』私服警官:呼べません・・・『何で呼べんのや!』
『オマエのその一般県民に対する態度、報告するから呼んで来いや!』私服警官:・・・。
『よ~覚えとけよ〇〇さんよ。県警本部に報告するからな!』
その後、この私服警官(男女)は昨日の段階で変質者の素性は分かっているため、覆面で走り去って行く。
暫くして、女性私服警官が戻って来て変質者の身内(祖母)も連れて来る。(やっぱ面割れてるやん)
ここで派手な女性私服警官がまるで変質者を庇うような「住居侵入罪」についての説明をし出す始末。
要は今回の案件はその構成要件に満たない旨を被害者を含め、我々に説明したいんだろうけど「刑法130条前段」
について、土花吉も反論しようかと思うも(こんな警官に言っても無駄やわ)と諦め、話しに加わらず少し離れる。
今度は離れたところに、残った制服警官からも引き続き説明を求められるも(おたくらも見てて、おかしく思わんの?)
制服警官:私は何とも・・・。(素直によう考えてみぃ。一緒に居るそこの香水プンプンの派手な女性私服警官にしても
アカンやろ。いつの時代の刑法130条前段の構成要件の話をしとるん?)(未だに家の門だの塀だの、今の建物に門だの塀だの
ある家なんてあるか?今回の件は十分に立件、起訴まで持って行けるで?)(んで持って、何?あの女性私服警官。
何処ぞのスナックのネェちゃんか田舎のキャバ嬢かと思たわ)私服警官:半笑い・・・。
(ようよう、さっきの態度とか思い出してみぃ。誰がみてもおかしいやろ?)私服警官:私も思います・・・。
(普通、そうやで。通報者に対してあんな態度をとったらアカンと思うのが普通の警官やで!それ以前に人としてやで。)
ってな、一時間ほどのすったもんだで昼飯は抜きの、午後からも現場入りのためその場を後に。
後の顛末や後々の話は割愛しますが、変質者よりチンピラ警官に腹が立った今回の事件。
まぁ~、結論から言うと「チンピラに変質者は捕まえられない」ってことですわ。。。
そして事件から10日後、たまたま通りかかった近所の空き地で変質者が振り回していた凶器の鍬を又もや
土花吉が見付けてしまい警察へ通報、立会い。
しっかし何故、土花吉ばかりが今回の件で何かと遭遇するわけ?・・・そう言えばここ数か月ツイてないことが多い(チッ)。
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