震災から一週間が過ぎ、テレビも被災地の悲惨な状況を映し時間調整のための
「AC」のCMを挟む放送も少なくなり、通常の番組編成に変りつつある。
色んなイベントや行事も延期や中止となり、開催されるイベントやテレビ番組の決まり
文句といえば被災地へ「勇気と感動を与えるため」と・・・。
でも、この一週間をよくよく考えてみると逆なんですよねっ・・・。
被災地の方から「勇気と感動」を貰ってるような気がしてならないのです。
たまたま被災しなかった私はいつものように昨日が終わり今日が始まる。
気分的には落ち込みつつも、いつものように仕事をし、いつものように美味い
飯食って温かい風呂に浸かって布団に潜り込む。
被災者は言うかも知れない。
「勇気や感動なんて要りませんよ。私達はそこまで落ちぶれてはいません。」
「私達は一生懸命、生きてます。確かに支援は必要だし未だまだ不十分だけど、
どうぞ、そちらは いつものように通常に生活して下さい」と・・・。