後少しで地方統一選挙ですかねぃ。。。
地元首長選挙も当然、行われるわけですが昨年の夏ごろに前回の選挙で次点だった候補者が
「来年の選挙にも立候補する」旨を伝えに土花亭を訪れる。(公式には最近の表明となってますが)
その時には相当、言いたいことを言いました。
「現職との政策の違いが分らん」、「原発については?」、「1千人にも及ぶ市職員の数はどうする?」・・・。
すると、「脱」だの「卒」だのの言葉は使えない。何か良い表現はないかと逆に聞かれたり、
市民70人に対して一人という異常な市職員数を減らすと言った途端、票が減ると悩みを打ち明けられたり・・・。
今年に入り、最近立候補を表明した立候補予定者についても、表明した次の日に一人で土花亭を訪れ
「基本、既製路線のままで行く」旨を伝えに来る。
お二人とも以前から付き合いもあり、その性格についても私なりに理解はしているのですが・・・。
この街には変な拘りがある。。。
「原発」とは先ず言わない。原子力による発電所なので「原発」というのが普通のところ「原電」と言う。
「核燃料サイクル」のことも「原子燃料サイクル」と。。。多分、イメージや聞こえの問題なのか
「発」だの「核」だのと言う言葉を嫌う。
そんな変な拘りがある割には「原子力は街の血液」と言い「これなしでは生きて行けない」とまで言う。
先日だか、地元地方紙で「県女性エネの会・再稼働賛成」みたいな記事を読み、
「へぇ~、女性の団体でも再稼働に賛成なんだ・・・」と違和感を抱きその後、色々と調べてみると
ちゃっかり「資源エネルギー庁」からの支援を受けている団体だと分ったり。。。
よく、「電気を多く消費する所に新しく原発を造ったらいい」などと言いますが、それは無理な話。
以下参照。。。
昭和39年5月27日付け、原子力委員会の「原子炉立地審査指針」においての「立地審査の指針」
1.原子炉の周辺は、原子炉からある距離の範囲内は非居住区域であること。
2.原子炉からある距離の範囲内であって、非居住区域の外側の地帯は、低人口地帯であること。
3.原子炉敷地は、人口密集地帯からある距離だけ離れていること。
以上の指針により東京湾にも造れないし、造れるとしたら私が住むようなところ・・・。
そっ、人口も増えず発展もしないような、この街のような所に限られるのです。
ところで昔、こう言われました「石油や石炭などの化石燃料は後、数十年で枯渇し無くなる」と。
「なので原子力なのです」と。。。(でも、数十年経っても、化石燃料は枯渇していない)
こうも言われました「石油などの資源は輸入に頼っている」と。。。(でも、よくよく考えればウランも輸入している)
化石燃料を燃やせばCO2が出る。。。(はい出ます。温暖化の要因でもあり宜しくない)
では、原子力発電所から出るものは?「核分裂生成物」。。。
これは「宜しくない」どころか、「手に負えない」
そもそも、CO2と核分裂生成物を比較すること自体が間違いで、化石燃料とウランを比較することが
どうにかしている。
4年前の事故の補償を完璧に行おうとするならば、東京電力が何回倒産しようと無理な話、
下手すりゃ~日本国が破産しても補えるか疑問なレベル。
よく「復興とは元通りにするだけじゃダメ。元より良くしなきゃ」と耳にしますが、原発事故における
復興となると正直、無理な話で、そのことについて皆気づいていても言わない「もう住めない」と・・・。
※東京電力福島第一原子力発電所事故による避難指示区域等からの避難者数
平成25年3月時点で約10.9万人(参考までに地元TRG市の人口約6.8万人)