凄かった・・・。
午後3時頃に最大瞬間風速47.9mを記録。
土花亭の近所でも屋根の瓦は飛ぶは、飛来物で数台の車が被害を受けるは、オマケに空き地を利用した
ソーラ設備が基礎ごと飛ばされ道を塞ぐはで大変なことに・・・。
風が少し収まった5時半ごろから、別の場所の「秘密基地」や「月の虹」の点検のため車を走らせる。
道すがらの市内内を観ても相当な被害が確認された。
お蔭様で、土花亭や秘密基地、それに月の虹も大した被害もなく何とか台風に耐えることが出来たけど
この瞬間風速ってヤツがクセモノで何ともしがたい。
例えば国交省が定める建物に及ぼす基準風速も、実はあくまでも「平均風速」。
因みに地元であれば「32m/s」という基準がある。
これは「10m位置における10分間の平均風速」を表していて、全国に渡り過去の台風のデーターより
「30m/s~46m/s」の範囲で定められている。
だが、気象庁の報告では瞬間風速は平均風速の1.5倍~3倍の値と言われている。
確かに、今日午後3時の平均風速は「20.9m/s」で、瞬間風速はその2.3倍となる。
以前にもこの場で書きましたが、建築基準法で言う耐震については「震度」などで表さずに、
「ガル(加速度)」で表すとか、風圧力についてもVo(基準風速)の数値を見直すとか、こうも自然界の
環境が変わると、今までの基準では対応しきれないことが起きて来ます・・・。
やがて起きるであろうと言われる「大地震」についての対応も当然、重要。
しかし、数十年や数百年に一度と言われる地震に比べ、台風は年に30回程度は来る近年。
「風」に対する対応の方が急がれるのかも知れません。。。