平日午後から親戚のところに私用があり久方に三国に訪れる。
土花吉のルーツの半分はここ三国なのですが、私用の合間少し空いた時間を利用し、三国湊の町並みへ。
この地独特な建築様式である「カグラ建て」。
例に漏れず、この辺りも「町並み再生」として、空き家再利用や修復事業が行われているが観光で訪れる者は
一時期よりは少なく、人通りもないに等しい・・・。
奥に「旧森田銀行」、手前は活用事業対象となったものの一旦、頓挫した「旧大木道具店」。
元は「呉服屋」だった建物はその後、所有者が変り戦後からは古美術店兼住宅として使われていた。
遠めで観ると又、事業が復活したのか工事が進められていた。
しかし、母屋と奥の離れを結ぶ中庭に面した廊下兼台所水廻り部分は取り壊され、店舗部分の腰壁と垂れ壁間の
耐震用の耐力壁の造り方を観るとガッカリさせられる。(もっと違うやり方が有る筈・・・)
まぁ~、そんな人様のプロジェクトに口を挟むのは止めといて、帰りには小山の「酒饅頭」を土産に買って
三国湊後にする。
ここ三国も親戚の数も年と共に減り、代も変わり段々と疎遠になりつつあります・・・。