今までも、この場で紹介して来ましたカリモクの「Kチェア」について。。。Kの修理
今回は「カリモク60」のKチェアミニの修理する機会があったため、内部構造の紹介。
ご覧のように通常の「Kチェア」とは違い、座部分と背もたれ部分とは分離出来ない構造。
現行型カリモクの特徴でもある裏地の不繊維布を捲るとこんな感じの造り。
何となく表皮の張り方は想像できるのですが、木製(LVL)フレームはどうも一体型のようで。
そして、座面の下地材。
あまり見掛けない網状のものですが、ファイバーメッシュのようにも観えます。
中々、「Kチェアミニ」の内部については公開されてませんが、少し勉強になりました。
裏地の不繊維布を本来の裏地に張り替えて修理も完了。
60%スケールと言われる「Kチェアミニ」。
本来の「Kチェア」とさほど値段も変わらず販売されてますが、内部の構造や造りからすると
その大きさの60%とまでは行かないまでも、もう少し下げれそうな気がしますが・・・。