ご承知の通り、今季モトGPにおける柿色KTMの躍進は目を見張るものであった反面、優遇処置(コンセッション)は無くなった。
しかし、限られたテストを坦々と熟すダニ・ペドロサのニュースは何故か他メーカーよりよく耳にする。
先週もヘレスでプライベートテストを実施。11月上旬にもミカ・カリオと共に3日間テストをしたと記憶する。
「テスト無しにマシンは速くはならない」とはよく言ったもので、ホンダ時代にここまで開発能力があったとは
思わなかったのは事実で、見縊っていたことに反省しきり・・・。
そんなホンダ時代のチームメイトだったマルク・マルケスが噂通り、3回目の再手術を受けた模様。
このことは結構、重大で多分、来期の開幕には間に合わないように思う。
7月の地元ヘレスで、2度に渡る無理がたたり埋め込んだチタンプレートは損傷を受け、骨も中々接合しない。
今回の手術も新しいプレートに入れ替え尚且つ、骨移植まで施している。
そのオペ時間、何と8時間というからには相当、経過が悪いとしか言うしかない状況。
来期、様変わりしたGP界に浦島太郎状態のマルケス参戦を望んでいるのですが・・・。