先日のバレンシャオフィシャルテスト。。。天候にも恵まれ各チームもそれぞれ無難にテストを熟していた。
何と言っても注目はドゥカティのピット。(ロレンソはストーナーにコーチの依頼をしたいらしい)
ロレンソも少し安心したのか笑顔がみられピットも明るい。オマケにクラッチローが遊びに来たり(笑)
しかし、初日のしょっぱなに事件は起きる? 事件というかドゥカティにヤマハがクレーム。
正直、これはダメであろう事例。何とドゥカティ初乗りのロレンソのGP16のフロントフェンダー先端に
ドゥカティのロゴマークが入っていた。(写真の赤丸部分)
今回、ヤマハはロレンソの年内契約を理由に、ドゥカティでのテストに色々と条件を付けている。
テスト結果の感想は口外しない等、公式に制限。(最も今までも皆、コメントは控えてますが)
しかし、今回の件については逆に今まで常識とされて来た事柄。
移籍組のライダーは年内の契約のことを考え、レーシングスーツには移籍先のメーカー名は入れないし当然、マシンも
黒塗りに近いカラーか特別なカラーを施し気を使う。マシンに貼られたスポンサーとの関係もあり当然と言えば当然。
現に今回、移籍組のビニャーレス&ヤマハ機やイアンノーネ&スズキ機も、その辺は守っていて、マシンにはヤマハのロゴや
スズキのロゴは一切無い。
ドゥカティ側は単純ミスと言い訳し、直ぐにフロントフェンダーを着けかえたのが下の写真。
「小さなロゴ一つでそこまで言わなくても」とは言え、この世界は数十億というお金が動く世界。
単なる「マナー違反」では済まされないこともある。。。
ドゥカ「バレちゃったかぁ、ハハハ♪外しとくわ♪」
みたいな感覚なんでしょうか…。
とはいえ、日本より契約については厳しい外国ということを鑑みても
マナーという面でもちょっといただけないですね。
ともあれ、クラッチローは違和感がない。
1年しかドゥカにいなかったのに…。
広告という面では莫大なお金が動く世界。これをやっちゃうとややこしくなります。
わざとなのか、たまたまなのかは分りませぬがダメです。
クラッチローは面白く憎めないヤツ。
ロレンソのドゥカティ入りの時も「何故、俺じゃないんだ!」と
ほざいてました。(笑)