かつて、ホンダのワークスライダー及びワークスドライバーとして活躍した高武富久美氏が死去、享年78歳。
ホンダのレース部門、当時の「RSC」(現HRC)の一期生でもあった彼の現役時代の記憶は薄いが、引退後に
「Team高武」を立ち上げ、近年に至るまで若手ライダーの育成に力を注いだことは有名である。
「宇川徹」「加藤大治郎」「玉田誠」等々・・・。
彼が国内FJ1300で長谷見昌弘や星野一義らとトップ争いを繰り広げた頃が一番、人間がフォーミュラーを操るという
ロマンがあったと思われる。
1976年、鈴鹿にて「ノバ513無限」を駆る高武富久美。
今やF1に観られるように、人間が操っているのか将又、操られているのか分からず、魅力も感じなくなったフォーミュラー。
F1なんて観なくなって何年も経ちますが、辛うじてフォーミュラーらしい名残がある少し前の「FIA ヨーロッパヒルクライム選手権」
におけるGP2マシンの映像をお送りして、故人を偲びご冥福をお祈りします。
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