ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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薄紫色のカーテン ~ 河内藤園

2012年05月06日 | 北九州
八幡東区河内藤園の藤が見ごろを迎えているという情報を聞いて、見に行ってきました。
先日出かけた吉祥寺に続いての藤。吉祥寺と河内藤園、両方の藤の花を見るのは、3年ぶりです。
薄紫や白、紅色の美しい藤のトンネルで知られる河内藤園。確かに見事なグラデーションです。
よく見ると、風や雨で散った花びらで、地面にもグラデーションが・・・・・。


22種類の藤の花が咲き誇る河内藤園。トンネルの中は、甘酸っぱい香りに満ちています。


藤園に入ると、右手に藤棚のトンネルが2本。
どちらのトンネルも、入口付近は週末カメラマンで混雑する絶好の撮影ポイントです(笑)


同じように見えても、場所やアングルによって見え方はさまざま。


入り口からまっすぐ坂を上れば、いろんな色あいで咲く藤の花を見ることができます。


左手に流れるせせらぎ、新緑を湛える山を眺めながら坂道を上ります。
まだ咲き始めですが、真っ白い藤の花が、山の葉緑に映えてきれいでした。


開くにつれて濃紫色が次第に淡くなる八重咲きの藤の花。光が射すとますますきれいです。


坂を上りきると、一面が広い藤棚になっています。
さながら、幾重にも連なった薄紫色のカーテンのよう。


藤棚の下を歩いていると見通しがききませんが、上から眺めると、その広さがよくわかります。


周囲は鬱蒼とした木立。木々の生命力が感じられますね。


藤の種類もさまざま。右下の並木道は、秋には紅葉で美しく染まります。



こんなドーム型の藤棚もあります。枝垂れる藤が、ぶどうの房のように見えますね。


まだ開き始めたばかりの谷空木(たにうつぎ)。


紫陽花に似た大手毬(おおでまり)。


帰り際、視界から人影が消えた一瞬を捉えて、グラデーションのトンネルをもう一枚。


藤園の散策を堪能して9時半には帰路へ。青空の下、外から眺める藤のトンネルもきれいでした。


朝早く家を出たので、藤園についたときはさほどでもなかったのですが、9時を過ぎる頃から
園内はかなり混み合ってきました。ゆっくり散策を楽しむには、早い時間帯がお勧めです。
前々日の雨で地面はぬかるんでいましたが、盛りを迎えた藤の花を思う存分味わえました ヽ(^o^)丿

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コメント (6)
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