12月1日、若戸大橋・若戸トンネル無料化に伴う記念感謝祭が開催されました。様々なイベントが企画され、私が知った時点では既にその多くが定員オーバーとなっていましたが、雰囲気を味わおうと一部のイベントに参加してきました。私にとっては、若戸大橋開通50周年を記念して行われた「若戸大橋1DAY レッドウォーク」に応募して以来、6年ぶりの若戸大橋関連イベントです (^-^)ゞ
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若松のメイン会場や南海岸通りを歩いていると、たくさんのパンフレットをもらいました。
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大勢の参加者で賑わっていた、若松側のメイン会場「久岐の浜広場」。イベントが始まってまだ1時間程度ですが、向こうのドームの下はほぼ満席状態に・・・・・・。
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飲食店も多く出店していましたが、クリスマスマーケットでは、雑貨などを扱うブースが集まっていました。
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波多野菜央さんのライブも聴きました。波多野さんは、福岡・北九州を中心に活動するギター弾き語りシンガーソングライターです。
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1STアルバム「太陽と月」発売ライブが次の予定で行われるそうです。
①1月27日(日):北九州 門司@赤煉瓦ホール
②2月2日(土):福岡 清川@Cavern Beat
キティちゃん仕様の北九州市営バスもイベントに参加。子供たちとのコミュニケーションに一役買っていました。
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私は「若戸魅力発見フォトラリー」にエントリーし、まずは若松側を散策しました
屋上部分が一風変わったこのビル、加山雄三さんを敬愛する別役さんがご本人の承諾の下に設計したもので、私も以前、最上階の「シーサイドクラブ 海その愛」を見学させていただいたことがあります。今年は、そのモデルとなった加山さんの光進丸が燃えてしまうという不幸な事故があったことを思い出し、胸が痛みました。
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これは「弁財天上陸場」と呼ばれ、若松がかつて石炭積出港として賑わいを見せていた当時、荷役に従事した「ごんぞう」をはじめ、洞海湾を働き場としていた人たちが日常的に使用していた乗降や荷役のための場所だそうです。石段の両側に設置されているのは大正時代に設置された常夜灯。説明書きには「若松発展の原点のひとつともいうべき地」と記されていました。
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天然酵母のクロワッサン、三日月屋が入る石炭会館前のウッドデッキ。クロワッサンは帰りにして、カメラ片手にこのまま散策を続けます。
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やわらかな色調の石畳と歴史的建造物が続く南海岸通り。なかでも、ここからの眺めが一番気に入っています (^-^)ゞ
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煉瓦造りの洋館、旧古河鉱業若松ビル。大正8年(1919年)竣工です。黄色いジャンパーを羽織っているのは、このイベントのボランティアスタッフの方々。
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ビルの2階では、『山福康生 絵葉書原画展』が行われていました。北九州市の依頼を受け、地元のヤマフク印刷、山福さんが若松の風景を描いたものです。
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これらの絵は、感謝祭の記念品『若戸大橋と若戸近代遺産』絵葉書8枚セットとして、参加者に配布されました。フォトラリーに参加した私も、帰り際に1セットいただきました~ ヽ(^o^)丿
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温かみのある色あい、タッチで描かれており、山福さんの若松に対する愛情が感じられる絵でした。この部屋ではこのほか、若戸大橋の建設から完成までを紹介する古いビデオ映像が上演されていて興味深かったです。
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向かいの部屋で行われていたのは『松永文庫収蔵ポスター展~火野葦平と若戸大橋~』。火野葦平原作の映画や若戸大橋をロケ地とした作品などが紹介されていました。
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旧三菱合資会社若松支店として大正2年(1913)に建設された上野海運ビル。6年前には、国の有形文化財建造物として登録されました。
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若戸大橋の下をくぐって、若戸大橋のアンカーレージ(若戸大橋を固定する錨のようなもので、ここが「若戸大橋桁下点検通路見学会」の受付になっています)に向かいます。
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桁下点検通路見学会の申し込みに行ったところ、なんと既に受付終了。一番楽しみにしていたイベントだったので大ショックでした
気を取り直して、アンカーレージ内にある若戸大橋展示室を見学。これは模型ですが、若戸大橋のメインケーブル(橋げたを下げるアーチ状のケーブル)で、直径は約51cm。「より」の入った中小61本のケーブルが束になったものですが、その「より」には左巻きと右巻きがあって、それらが規則的に配置されているのだそうです
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橋桁を直接支え、その重量をメインケーブルに伝えるハンガーロープ。
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戸畑側の主塔からの眺め。天気が良い日に上れば、遠くまで見通せて気持ちがいいでしょうね。
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このあとは、若戸渡船に乗って対岸の戸畑に移動しました。この日、若戸渡船の乗船料は無料。北九州市、太っ腹です(笑)
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戸畑側から見た若戸大橋です。
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この日は、主として若松駅から若戸大橋あたりの市街地を、たっぷり時間をかけて、てくてく歩き。「若戸大橋桁下点検通路見学」に参加できなかったのは残念でしたが、天候にも恵まれて楽しい散策ができました。若松側では、街のあちこちにボランティアスタッフの方が待機して、会場やイベントの説明、助言をしている姿が目につきました。ちなみに、桁下点検通路見学は、11時半の受付開始時点で、既に規定人数を遥かに越える希望者が並んでいたそうです。私がアンカーレージの受付に着いたのは12時半を回っていましたから、意気込みが足りなかったと反省すると同時に、すっかり諦めもつきました (^-^)ゞ
若松・戸畑の散策、たくさん写真を撮ってきたせいで長くなってしまいました。一旦ここで区切って、後半は次の機会にアップします。
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若松のメイン会場や南海岸通りを歩いていると、たくさんのパンフレットをもらいました。
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大勢の参加者で賑わっていた、若松側のメイン会場「久岐の浜広場」。イベントが始まってまだ1時間程度ですが、向こうのドームの下はほぼ満席状態に・・・・・・。
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飲食店も多く出店していましたが、クリスマスマーケットでは、雑貨などを扱うブースが集まっていました。
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波多野菜央さんのライブも聴きました。波多野さんは、福岡・北九州を中心に活動するギター弾き語りシンガーソングライターです。
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1STアルバム「太陽と月」発売ライブが次の予定で行われるそうです。
①1月27日(日):北九州 門司@赤煉瓦ホール
②2月2日(土):福岡 清川@Cavern Beat
キティちゃん仕様の北九州市営バスもイベントに参加。子供たちとのコミュニケーションに一役買っていました。
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私は「若戸魅力発見フォトラリー」にエントリーし、まずは若松側を散策しました
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屋上部分が一風変わったこのビル、加山雄三さんを敬愛する別役さんがご本人の承諾の下に設計したもので、私も以前、最上階の「シーサイドクラブ 海その愛」を見学させていただいたことがあります。今年は、そのモデルとなった加山さんの光進丸が燃えてしまうという不幸な事故があったことを思い出し、胸が痛みました。
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これは「弁財天上陸場」と呼ばれ、若松がかつて石炭積出港として賑わいを見せていた当時、荷役に従事した「ごんぞう」をはじめ、洞海湾を働き場としていた人たちが日常的に使用していた乗降や荷役のための場所だそうです。石段の両側に設置されているのは大正時代に設置された常夜灯。説明書きには「若松発展の原点のひとつともいうべき地」と記されていました。
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天然酵母のクロワッサン、三日月屋が入る石炭会館前のウッドデッキ。クロワッサンは帰りにして、カメラ片手にこのまま散策を続けます。
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やわらかな色調の石畳と歴史的建造物が続く南海岸通り。なかでも、ここからの眺めが一番気に入っています (^-^)ゞ
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煉瓦造りの洋館、旧古河鉱業若松ビル。大正8年(1919年)竣工です。黄色いジャンパーを羽織っているのは、このイベントのボランティアスタッフの方々。
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ビルの2階では、『山福康生 絵葉書原画展』が行われていました。北九州市の依頼を受け、地元のヤマフク印刷、山福さんが若松の風景を描いたものです。
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これらの絵は、感謝祭の記念品『若戸大橋と若戸近代遺産』絵葉書8枚セットとして、参加者に配布されました。フォトラリーに参加した私も、帰り際に1セットいただきました~ ヽ(^o^)丿
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温かみのある色あい、タッチで描かれており、山福さんの若松に対する愛情が感じられる絵でした。この部屋ではこのほか、若戸大橋の建設から完成までを紹介する古いビデオ映像が上演されていて興味深かったです。
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向かいの部屋で行われていたのは『松永文庫収蔵ポスター展~火野葦平と若戸大橋~』。火野葦平原作の映画や若戸大橋をロケ地とした作品などが紹介されていました。
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若戸大橋の下をくぐって、若戸大橋のアンカーレージ(若戸大橋を固定する錨のようなもので、ここが「若戸大橋桁下点検通路見学会」の受付になっています)に向かいます。
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気を取り直して、アンカーレージ内にある若戸大橋展示室を見学。これは模型ですが、若戸大橋のメインケーブル(橋げたを下げるアーチ状のケーブル)で、直径は約51cm。「より」の入った中小61本のケーブルが束になったものですが、その「より」には左巻きと右巻きがあって、それらが規則的に配置されているのだそうです
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橋桁を直接支え、その重量をメインケーブルに伝えるハンガーロープ。
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戸畑側の主塔からの眺め。天気が良い日に上れば、遠くまで見通せて気持ちがいいでしょうね。
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戸畑側から見た若戸大橋です。
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この日は、主として若松駅から若戸大橋あたりの市街地を、たっぷり時間をかけて、てくてく歩き。「若戸大橋桁下点検通路見学」に参加できなかったのは残念でしたが、天候にも恵まれて楽しい散策ができました。若松側では、街のあちこちにボランティアスタッフの方が待機して、会場やイベントの説明、助言をしている姿が目につきました。ちなみに、桁下点検通路見学は、11時半の受付開始時点で、既に規定人数を遥かに越える希望者が並んでいたそうです。私がアンカーレージの受付に着いたのは12時半を回っていましたから、意気込みが足りなかったと反省すると同時に、すっかり諦めもつきました (^-^)ゞ
若松・戸畑の散策、たくさん写真を撮ってきたせいで長くなってしまいました。一旦ここで区切って、後半は次の機会にアップします。
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