ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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高塔山の紫陽花

2021年06月03日 | 北九州
6月に入り、多くの方のブログに掲載されるきれいな紫陽花の写真に日々癒されています。
北九州でもそろそろかなと思って、若松区の高塔山に行ってきました。高塔山は福岡県でも有数のあじさいの名所で、この時期には7万株を越える紫陽花が咲き誇ります。


例年、6月の週末に行われる「若松あじさい祭り」には多くの人が訪れるのですが、去年に引き続き今年も、新型コロナのため中止となりました。


昨年の暮れ、JR折尾駅に掲示された、来年(2021年)こそはの思いを込めて綴られた未来日記。その中に、今年の開催に期待を込めた「若松あじさい祭り」の日記もありましたが、にっくきコロナのせいで2年続けて思いは叶いませんでした。


あじさい祭りは中止されたものの、去年と違って山頂広場を中心に草刈りや清掃が急ピッチで進んでいました。せっかく咲き誇っている紫陽花が雑草に埋もれないよう、そして訪れる人々をがっかりさせないように市が配慮してくれたのだと思います。


山頂の展望デッキからの眺め。視程が今ひとつですが、洞海湾に架かる赤い吊り橋、若戸大橋です。手前が若松、橋を渡ったところが戸畑。洞海湾を左に辿ると、響灘に繋がっています。


真っ青の西洋アジサイの向こうにガクアジサイの群生。


そのガクアジサイを近くで見ると……。八重咲きの装飾花が可愛らしかったです。


こちらのガクアジサイは、丸くて堅そうな粒々がぎっしり。両性花が蕾のまま全く開いていない状態です。


白地に淡いピンクの装飾花。


高塔山では、色も形も様々なガクアジサイを見ることができます。


西洋アジサイもきれいですが、私はどちらかと言うと日本古来のガクアジサイのほうが好きです。


筒状に咲く柏葉アジサイ。装飾花が八重咲のスノーフレークだと思います。


ふわふわと舞っていたモンシロチョウが、ようやくとまってくれました。。


枯れ草などに紛れてわかりにくいですが、こちらはヒメアカタテハ。


首に青いマフラーを巻いているようなキジバト。人を怖がらないのか、私の近くの斜面でエサを啄ばんでいました。


一輪だけ日向で咲いていたノアザミ。


高塔山を後にして、若松南海岸を通って若松惠比須神社へ。この神社は、若戸大橋の高架橋の真下にあり、地元では「おえべっさん」と呼ばれて親しまれている北九州の氏神様です。


本殿に向かって左側の狛犬。2頭の子供たちを片や背負い、もう一方は胸に抱いて愛情深く表現されています。


右の狛犬も、背に子どもを背負っています。手にしている丸い玉は、よく見ると下の台座に触れていなくて、宙に浮いているんです。


境内のガクアジサイ。中央の両性花は青いのに、装飾花はうっすらとピンクを帯びていました。


こちらの両性花は、見事に弾けていますね。


最後に、若松に来た時のお約束、丸窓天ぷら店に立ち寄り、すり身だけのシロとキクラゲ入りを買って帰りました。そんな事情で(⁉︎)、ふわふわの天ぷらの誘惑に耐えきれず、この日は休肝日を返上。揚げたてを頬張りながら、冷えたビール🍺でひとり乾杯しました。掟破りもたまには良しとしましょう〜*\(^o^)/*
コメント (10)
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