ルイガノ旅日記

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映画『犬部!』と「ハナコプロジェクト」

2022年08月08日 | 映画や小説
『犬部!』監督: 篠原哲雄、脚本: 山田あかね、出演: 林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大
行き場をなくした犬や猫を保護して世話をし、必要なしつけを行って、新しい飼い主を探すという活動を行った「犬部」。北里大学獣医学部(青森県十和田市)に在籍する学生たちが立ち上げたボランティアサークルです。
周囲からは変人扱いされる獣医学部の花井颯太のアパートは、保護した犬や猫でいっぱい。ある日颯太は、大学の生体実習のため安楽死させられるはずだった一匹の実験犬を救ったことをきっかけに、ひとつでも多くの命を救うため動物保護活動を行う「犬部」を設立。颯太の思いに賛同して集まった同級生の柴崎涼介らとともに、「犬たちを幸せにしたい!」という一心でサークル活動に奔走し、やがて卒業の日を迎えます。それぞれの夢に向かって羽ばたいていった仲間たちですが、16年後、獣医師となっても保護活動に情熱を注いでいた颯太が逮捕されたというニュースに愕然とします。思わぬ事態に、再び集まることになった彼らを待っていたものは……。


映画『犬部!」は、片野ゆかさんのノンフィクション、『北里大学獣医学部 犬部!』を基に、テレビディレクターで作家の山田あかねさんが脚本を担当して制作されました。山田あかねさんは、フジテレビ「ザ・ノンフィクション」で『犬と猫の向こう側』や『花子と先生の18年』、NHK BSプレミアム「家族になろうよ 犬と猫と私たちの未来」など、犬や猫をテーマにしたドキュメンタリー作品を数多く手がけてこられました。『犬に名前をつける日』(キノブックス)、『犬と猫の向こう側』(扶桑社)、『犬部! 映画小説版』(朝日文庫)、『犬は愛情を食べて生きている』(光文社)などの著作もあります。

その山田あかねさんは今年5月、やはり大の動物好きで、かねてから保護犬・保護猫のために何かしたいと仰っていたという俳優の石田ゆり子さんとともに、ハナコプロジェクトを設立されました。ハナコプロジェクトは、飼い主のいない犬と猫の医療費を支援する団体です。


同封されていた「ゆりごろう王国シール」。石田ゆり子さんが一緒に暮らす犬や猫を撮影したものだそうです。


沖縄に住んでいた頃、妻が山田あかねさんの取材に同行する機会があり、私もドライバーとしてご一緒しました。映画を観ながら、その時のことを懐かしく思い出しました。
写真は、この時ご案内した米軍楚辺通信所。通称「象の檻」と呼ばれる施設です。


その前年に開通した古宇利大橋を渡って古宇利島へ。ビーチを散策する山田あかねさんが写っています (^-^)ゞ
コメント (6)
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