NHK BSプレミアムで放送されているネコを題材としたドキュメンタリー、「岩合光昭の世界ネコ歩き」。 すでに10年以上続く人気番組ですから、ネコ好きならずともご覧になった方が多いことと思います。動物写真家の岩合光昭さんがこの番組を通じて撮影した、世界中のネコの写真展「世界ネコ歩き2」が今、北九州市立美術館分館(リバーウォーク4階・5階)で開催されています(2月26日まで)。
ツンデレで気まぐれ、自由気ままなネコは、被写体としては難しいと思うのですが、岩合さんによれば、「大切にしていることは、ネコを愛する気持ちです。その思いを察するのか、特別な贈り物のようなしぐさを見せてくれる」のだそうです。(リーフレットから抜粋)
リオデジャネイロのビーチやカナダのプリンス・エドワード島、ニューヨークなどで暮らす個性的なネコの写真が印象的なリーフレット。
リーフレットでも写真展でも、トップを飾るのはリオデジャネイロのコパカバーナ・ビーチでくつろぐ「シキンニョ」。砂を盛り上げたソファベッドで、堂々たるくつろぎポーズを見せてくれています。(基本的に写真撮影は禁止ですが、この写真はOKでした)
上の写真を含めて、館内には2か所ほど撮影可能なコーナーが設けられています。
左のタペストリーを拡大してみました。2枚上の写真と同じく、コパカバーナのシキンニョですが、微妙に違っています。どこだかわかりますか?
(シキンニョの視線やしっぽ、ビーチを歩く人、寄せる波などに注目してみてください)
右のアクリル板は、ニューヨークの人気ピザ屋の看板ネコ、「ホワイトスライス」。
看板の上にダラッと体を預けて寛ぐのが大好きなんです。看板ネコだけに……(笑)
『赤毛のアン』の舞台となったプリンス・エドワード島のネコ、「ホーマー」。村中の人が知っている人気ネコだそうです。
岩合光昭さんは1950年生まれの動物写真家で、世界各地で様々な動物を撮影する傍ら、人との関わりが強く身近な存在のネコを半世紀以上に亘って撮り続けています。この写真展では、番組で訪れた16地域で暮らす、個性あふれるネコたちが紹介されています。写真一枚一枚に添えられた、それぞれのネコたちの説明も読んでいて楽しく、ネコに対する岩合さんの優しい視線が感じられました。
ネコとイヌ、どちらも私たちの暮らしに深く関わり、愛情や癒しを与えてくれるペットの代表格ですね。近年、テレビや雑誌でネコが取り上げられることが多く、どちらかと言うとネコ優勢かと感じていましたが、あるアンケート調査によると、「犬派:48.6%、猫派:30%、どちらでもない:21.4%」という結果だったそうです(2021年調べ)。傾向としては、若いほどネコ派が多く、高齢になるにつれてイヌ派の割合が増えるとのことでした。私自身は、小さい時からイヌを飼っていたこともあってどちらかと言えばイヌ派ですが、そんな私にとっても、魅力的なネコがいっぱいで、見どころたっぷりの写真展でした。
ツンデレで気まぐれ、自由気ままなネコは、被写体としては難しいと思うのですが、岩合さんによれば、「大切にしていることは、ネコを愛する気持ちです。その思いを察するのか、特別な贈り物のようなしぐさを見せてくれる」のだそうです。(リーフレットから抜粋)
リオデジャネイロのビーチやカナダのプリンス・エドワード島、ニューヨークなどで暮らす個性的なネコの写真が印象的なリーフレット。
リーフレットでも写真展でも、トップを飾るのはリオデジャネイロのコパカバーナ・ビーチでくつろぐ「シキンニョ」。砂を盛り上げたソファベッドで、堂々たるくつろぎポーズを見せてくれています。(基本的に写真撮影は禁止ですが、この写真はOKでした)
上の写真を含めて、館内には2か所ほど撮影可能なコーナーが設けられています。
左のタペストリーを拡大してみました。2枚上の写真と同じく、コパカバーナのシキンニョですが、微妙に違っています。どこだかわかりますか?
(シキンニョの視線やしっぽ、ビーチを歩く人、寄せる波などに注目してみてください)
右のアクリル板は、ニューヨークの人気ピザ屋の看板ネコ、「ホワイトスライス」。
看板の上にダラッと体を預けて寛ぐのが大好きなんです。看板ネコだけに……(笑)
『赤毛のアン』の舞台となったプリンス・エドワード島のネコ、「ホーマー」。村中の人が知っている人気ネコだそうです。
岩合光昭さんは1950年生まれの動物写真家で、世界各地で様々な動物を撮影する傍ら、人との関わりが強く身近な存在のネコを半世紀以上に亘って撮り続けています。この写真展では、番組で訪れた16地域で暮らす、個性あふれるネコたちが紹介されています。写真一枚一枚に添えられた、それぞれのネコたちの説明も読んでいて楽しく、ネコに対する岩合さんの優しい視線が感じられました。
ネコとイヌ、どちらも私たちの暮らしに深く関わり、愛情や癒しを与えてくれるペットの代表格ですね。近年、テレビや雑誌でネコが取り上げられることが多く、どちらかと言うとネコ優勢かと感じていましたが、あるアンケート調査によると、「犬派:48.6%、猫派:30%、どちらでもない:21.4%」という結果だったそうです(2021年調べ)。傾向としては、若いほどネコ派が多く、高齢になるにつれてイヌ派の割合が増えるとのことでした。私自身は、小さい時からイヌを飼っていたこともあってどちらかと言えばイヌ派ですが、そんな私にとっても、魅力的なネコがいっぱいで、見どころたっぷりの写真展でした。