ルイガノ旅日記

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北海道にボールパークを創った男たち~『アンビシャス』鈴木忠義

2023年12月12日 | 映画や小説
家に帰ってくると、わが家の駐車場の隅っこにイソヒヨドリが……。濃い青とオレンジのコントラストがきれいなオスのイソヒヨドリです。凛々しい目をしていますね。


お隣さんのブロックまで移動したものの、飛び立つことなく写真を撮らせてくれました。是非わが家の庭や駐車場を縄張りにして、これからもちょくちょく姿を見せてほしいものです。


🍀

少し前に読んだ、鈴木忠義著『アンビシャス-北海道にボールパークを創った男たち-』。ほぼ実話に基づいたストーリーで、北海道日本ハムファイターズの新たな本拠地となるボールパークを創り上げた人々を、綿密な取材を基に描いたノンフィクションです。
既存の札幌ドームでは思うような球団運営ができないため、新たな本拠地となる球場を創りたい、野球を観るだけではなく多目的なエンターテイメント機能を備えた、世界に誇れるようなボールパークを創りたい……そう願った人たち。あくまで日本ハムファイターズは札幌にとどまるべきだと考えた人たち。職を賭してファイターズの誘致に奔走した人たち。様々な立場の人々が、自分自身の信念や背負った責任を果たすべく真摯に力を尽くします。
この小説は、誰からも賛同が得られなくとも、自ら信ずるところに従ってまっすぐに歩く男たちの心の機微をしっかり捉えています。時に、時代や世の中に翻弄されながらも、心の中のフロンティアを追い続ける姿に目頭が熱くなるのを抑えきれませんでした。


ボールパークと言えば、FAとなった大谷翔平選手の移籍先が遂に決まりましたね。同じカリフォルニアで、エンゼルス・アナハイムスタジアムからドジャースの本拠地ドジャースタジアムへ。来シーズンは打者だけでの出場になりますが、ぜひポストシーズンに進出して「ヒリヒリするような9月」を過ごしてほしいと願っています。
かれこれ30年近く前になりますが、滞在先のホテルでドジャース野茂投手が先発すると聞き、大急ぎでドジャースタジアムに駆けつけたことがあります。中盤まで両チーム得点なく緊迫したゲーム展開でしたが、野茂さん自ら2塁打で先取点を挙げ勝利投手に輝きました。
いつか再びドジャースタジアムを訪れ、大谷翔平選手が二刀流で躍動する姿を間近に見たいものです。

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2 コメント

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Unknown (K RAUM)
2023-12-15 17:01:11
ご無沙汰しました。
オスのイソヒヨドリ、きれいですね。
フロンティアが無くなった現在、心の中のフロンティアいい言葉ですね。ハッとしました。
野茂投手の思い出いいですね。30年前かー。
大谷選手の活躍を楽しみにしています。
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Unknown (Duke)
2023-12-15 19:32:45
K RAUMさん、こんばんは。
お久しぶりですヽ(^o^)丿
イソヒヨドリ、これ以来姿を見せてくれないんですよ。
声は聞こえるので、近くにいるとは思うのですが…… (^-^)ゞ
『アンビシャス』は、読み進めながら涙が溢れるのを抑えきれませんでした。
心の中のフロンティア、忘れたくないですね。

野茂投手は、日本人大リーガーの開拓者ですよね。
独特のトルネード投法はアメリカでも話題になっていました。
きょうの大谷翔平さんの移籍会見も素晴らしかったですね。
通訳の水原さんも一緒で安心しました。
来シーズン、ますます活躍してほしいですね。
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