8月10日の旦過火災で全焼し、83年の歴史にいったん幕を下ろした小倉昭和館(写真は2号館)。
壁一面に飾られていた、昭和館を応援する役者さんや映画監督の色紙の数々。高倉健さんからの手紙や貴重な映画フィルムなどすべてが焼失したと思われていましたが、昨日のニュースによると、長く大切に使われてきた映写機が瓦礫の中から見つかったそうです。
去る8月31日から9月6日にかけて、小倉井筒屋パステルホールロビーで特別優待県や前売り券の払い戻しが行われ、私たちはパスポートやチケットは購入していませんが、直接お見舞いができればと会場を訪ねました。
被災した悲しみに耐えながら、昭和館のファンや支えてくれた映画関係者への気遣いを絶やさない館主の樋口智巳さん。昭和館では、美味しい昭和館ブレンドを客席まで運んでくださったのも、今となっては懐かしい思い出です。
会場では、昭和館のファンで作る「小倉昭和館シネクラブ サポート会」による署名活動も行われていました。壁に貼られているのは、訪れた人々から昭和館への激励のメッセージです。
樋口さんから戴いた小倉昭和館の「上映スケジュール」。これが最後の発行になりますと、手渡しながら涙ぐんでいらっしゃいました。
昭和館の懐かしい写真や、1号館・2号館の思い出、デジタル映写機や35㎜映写機、神棚やサイン色紙、自慢の売店商品などについて、ファンあるいはご自身に語りかけるような文章が綴られていて、昭和館に対する樋口さんの愛着や思いが伝わってくる上映スケジュールでした。
昭和館の再建を願う声は多く、サポート会も当初はそのための募金を考えたそうですが、現時点では跡地利用策など確定していない要素もあることから、当面は行政への支援要請のための署名活動に専念しています。今後、再建の方向性が見えてきたら、募金など次の段階に進むとのことでした。署名は9月末を目途にとりまとめ、北橋市長に提出する予定です。(9月5日からは、オンラインでの署名も開始されました)
壁一面に飾られていた、昭和館を応援する役者さんや映画監督の色紙の数々。高倉健さんからの手紙や貴重な映画フィルムなどすべてが焼失したと思われていましたが、昨日のニュースによると、長く大切に使われてきた映写機が瓦礫の中から見つかったそうです。
去る8月31日から9月6日にかけて、小倉井筒屋パステルホールロビーで特別優待県や前売り券の払い戻しが行われ、私たちはパスポートやチケットは購入していませんが、直接お見舞いができればと会場を訪ねました。
被災した悲しみに耐えながら、昭和館のファンや支えてくれた映画関係者への気遣いを絶やさない館主の樋口智巳さん。昭和館では、美味しい昭和館ブレンドを客席まで運んでくださったのも、今となっては懐かしい思い出です。
会場では、昭和館のファンで作る「小倉昭和館シネクラブ サポート会」による署名活動も行われていました。壁に貼られているのは、訪れた人々から昭和館への激励のメッセージです。
樋口さんから戴いた小倉昭和館の「上映スケジュール」。これが最後の発行になりますと、手渡しながら涙ぐんでいらっしゃいました。
昭和館の懐かしい写真や、1号館・2号館の思い出、デジタル映写機や35㎜映写機、神棚やサイン色紙、自慢の売店商品などについて、ファンあるいはご自身に語りかけるような文章が綴られていて、昭和館に対する樋口さんの愛着や思いが伝わってくる上映スケジュールでした。
昭和館の再建を願う声は多く、サポート会も当初はそのための募金を考えたそうですが、現時点では跡地利用策など確定していない要素もあることから、当面は行政への支援要請のための署名活動に専念しています。今後、再建の方向性が見えてきたら、募金など次の段階に進むとのことでした。署名は9月末を目途にとりまとめ、北橋市長に提出する予定です。(9月5日からは、オンラインでの署名も開始されました)
温かいコメント、ありがとうございます。
この83年間、シネコンの隆盛などに押され、閉館の危機も何度もあったようです。
利益優先ではなく、文化交流の場として地域に根付いた存在でした。
2代、3代に亘って昭和館のファンという方も多いと思います。
北九州市民はもちろんのこと、全国の映画に携わる方々には、昭和館の再興を希う声が多いと聞いています。
決して平坦ではないと思いますが、再建に向けての道筋がつくことを願ってやみません。
小倉昭和館は、創業者の方が、創業(開館)なさったのが、昭和14年だったんですね・・・。
ネットで、確認しました・・・。
その頃から、ずっと馴染みの地元のお客様も少なくないのでは・・・、なんて、思いました・・・。
私は、よく言ってますが、映画館で、映画を見るのが、大好きなんです・・・。
時間がかかるかもしれませんが、
多くの方々のご理解、ご協力の上、
映画館が、再稼働できる環境が整う日が、訪れますようにと、切に、願います。
ティーガーデン
温かいお言葉ありがとうございます。
昭和レトロないい映画館でした。
映画はもちろん、落語や講談、活弁やトークショーなど、地味ながら北九州の文化を下支えしてきた存在なんですよ。
今はまだ再建の方向性が確立していないので、署名やお見舞いしかできません。
再建にあたっては、クリアしなければならないハードルがいくつかあるようです。
私も再建を願う者の一人ですが、樋口さんご自身に負担を掛けすぎないやり方を模索してほしいと思っています。
昭和館は、樋口さんのおじいさんが開館した映画館で、智巳さんは3代目の館主になります。
春の旦過火災では昭和館は延焼を免れ、樋口さんは館を被害を受けた地域の人たちのために開放しました。
今度はその昭和館が焼け落ちてしまうなんて、旦過市場関係者や北九州市民にとって痛恨の極みです。
hirorinさん仰るように、新旧を問わずいい映画を厳選して上演する稀有な存在だった昭和館。
私も再建を願う一人ですが、まずは樋口さんご自身のことを一番に考えてほしいとも思っています。
地元に愛された映画館だったと思います。なんとか復活できたらいいですね。協力できることがあればまたお知らせいただければと思います。
名前がまた私の琴線に響きます。
映画スター(古い?)のサイン入り色紙や関係の品々もやってました。
シネコンはシネコンでいいんですが、私も昔ながらの映画館が好きです。
オーナーさんの好みなどで、渋い映画が上映されるし。
滋賀会館て県の持ち物があってそこに映画館あったんですが、耐震問題などでなくなったし。もう一つもなくなった。
寂しいです。