ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

ツバメ

2021年06月16日 | 野鳥
夏鳥のツバメを今年初めて見かけたのは3月中旬、間もなく北に帰るジョウビタキを観察中でした。それ以来、空中を素早く飛び回る姿は目にするものの、なかなか写真を撮る機会に恵まれませんでしたが、ある朝ようやく電線で休憩中のツバメ数羽を見つけました。


とまっていたのは全部で5羽。そのうち3羽は幼鳥を含むファミリーのようでした。


姿かたちではほとんど区別がつかなかい3羽でしたが、そのうちの1羽が電線の上で他の2羽から餌をもらっていたんです。


途中で場所が入れ替わったりしていましたが、おそらくこの子が巣立って間もない幼鳥だと思います。


あどけなくて可愛らしい表情を見せてくれました。


私が子どものころは、どの家の軒下にもツバメの巣があり、大きな口を開けて餌をねだる姿を見るのが楽しみでしたが、近ごろはめっきり見かける機会が少なくなりました。と言うか、実はここ数年間、ツバメの巣を見たことがありません。いったいどこで巣作りをして、ヒナを育ててるんでしょう。ツバメはたくさん飛んでいるのに……不思議です。
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ホタルの里~宗像市山田

2021年06月14日 | お出かけ
夏の風物詩、ホタルのシーズンですね。先月下旬に続いて、今年2度目のホタル狩りに出かけてきました。


今回行ったのは、岡垣町高倉神社付近の汐入川よりも少し西、宗像市に入ったあたりにある「山田ホタルの里公園」です。


公園内にあるホタルの館。1階がホタルの資料館なのですが、現在は新型コロナのため閉館しています。


ホタルの里は、釣川の湿地帯に整備された公園。観察道が湿地帯をぐるりと囲んでいます。


池を彩るカキツバタ。


湿地帯には木道(橋)が架けられていますが、老朽化のためか現在は封鎖されています。


日没後20分くらいからあちこちでホタルが瞬きはじめました。


シャッタースピードを10秒、橋の欄干にカメラを固定してなんとか写りました。ピントはボケボケですが……(^^;)


明るく見えますが、実際にはほぼ真っ暗です。


周囲を飛び交う緑色のやわらかな光。乱舞と言ってもいいくらいたくさんのホタルが現れてくれました。


北九州市周辺でもホタルの名所と言われる場所がいくつかあるようです。来年はまた違う場所でもホタル狩りを楽しめればと思います。
また、山口県下関市豊田町の木屋川には、6月になるとものすごい数のホタルが飛び交うそうです。今年はコロナ禍のため中止となりましたが、例年6月上旬から下旬にかけて、そんな幽玄の世界を観賞するホタル舟が運行されますので、これもいつか体験してみたいものです。
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週末は男子ごはん

2021年06月12日 | 男子ごはん
東シナ海から前線がのびてきて、九州一円に梅雨空が広がっています。ここ暫く真夏日が続きましたが、今日はそれほど気温も上がらず、過ごしやすい一日になりそうです。
さて、今週の男子ごはんです。今回は、ローストポークやカマンベールの肉巻きなど、これまでに作ったことのないメニューに初挑戦。この夏初めて、ゴーヤを使ったメニューも作りました (^-^)ゞ
《ゆで卵と油あげの甘辛煮》Nadia「ゆで卵とお揚げの旨だし甘辛煮」
ゆでたまごと油あげを白だし・みりん・醤油で煮こみ、器に盛って炒りごまと糸唐辛子を散らしました。油あげに出汁が沁み込んだ優しい味にほっこり。


《ゴーヤとトマトのエスニック炒め》家飲みスタイル「ゴーヤとトマトのエスニック炒め」
ゴーヤとトマトを炒めて、ナンプラー・シーズニングソース・醤油・塩・胡椒を混ぜ合わせた卵液でとじたエスニック風味の卵とじです。炒めたトマトの甘みとゴーヤのほろ苦さに、ナンプラーやシーズニングソースが香ばしく絡んで美味。ゴーヤの苦みが美味しく感じられる季節になりました。


《厚揚げのにらダレ炒め》Nadia「絹揚げのにらダレ炒め」
ニンニク・生姜のみじん切り、赤唐辛子をごま油で炒め、香りが出たら片栗粉をまぶした厚揚げを加えます。ニラを加えてさっと炒め、焼肉のたれ・炒りごま・コチュジャン・豆板醤・醤油を混ぜ合わせた調味料を絡めればでき上がり。焼肉のたれとコチュジャン・豆板醤の風味でこってり濃厚なおつまみになりました。


《ローストポーク》Nadia「放ったらかしでもしっとり柔らか!簡単ローストポーク」
少量の塩と砂糖、おろしニンニク・おろし生姜をすりこんだ豚の肩ロースを、オリーブオイルを入れたジップロックに入れてよく揉み、冷蔵庫で一晩寝かせます。炊飯器にお湯を張り豚肉をジップロックごと入れて保温にして1時間ほどおけば、簡単ローストポークのでき上がりです。
ミックスベリージャムをとろっとするまで煮詰め、醤油と白だし、粒マスタード混ぜ合わせて作ったソースがローストポークと絶妙に合っていました。


本来、豚ロースのかたまり肉を使うのですが、たまたまこの日はなかったのでとんかつ用のロース肉で代用。そのため、少し熱が通り過ぎたきらいはありますが、しっとりとやわらかく仕上がりました。


《鶏皮とニラの辛し和え》Nadia「鶏皮とニラの辛し和え」
鶏皮は熱湯で5分茹でてざるに上げ、粗熱がとれたら細く切って、醤油、みりん、酢、和辛子と和えます。ニラもさっと湯通しし、冷めたら鶏皮のボウルに入れて全体を混ぜ合わせてできあがり。


ニラのシャキッとした歯ごたえを残した方が美味しく感じられました。


《肉巻きアボカドカマンベール》家ワイン「肉巻きカマンベールチーズ」
家族がわが家に集まった夜、赤ワインのおつまみとして作った肉巻きアボカドカマンベール。事前に肉巻きカマンとソースの下ごしらえをしておいたので、あとは焼くだけの簡単時短メニューでした。
ラップに豚薄切り肉を放射線状に並べて軽く塩・胡椒。その上にカマンベールチーズ、更にその上に薄切りにしたアボカドを載せ、豚肉で包み込みます。


これをフライパンで転がしながら全面を焼き、火が通ったらソース(醤油・みりん・白ワイン・水)をスプーンで肉にかけながら絡めていきます。火を通してとろっとしたカマンベールが肉やアボカドを包み込んで美味しかったです。


《砂肝とニンニクのチャーハン》やまでらくみこのレシピ「砂肝とにんにくのピリ辛チャーハン」
テレ東の「男子ごはん」で、国分太一さんが絶賛したという栗原心平さんのレシピです。
片栗粉をまぶしたタマネギの薄切りをカラッと炒めて取り出します。ニンニク・生姜の薄切りも、こんがりと揚げ焼きにしていったん取り出し(いずれも油に香りを移すのが目的)。同じフライパンで鶏のひき肉、砂肝を炒め、火が通ったらご飯を加えて軽く焼き目を付け、タマネギ、ニンニク・生姜、青ねぎを加えて混ぜ合わせてでき上がり。味は塩とブラックペッパーで調整します。


《ねぎ塩レモンの豚しゃぶそうめん》Nadia「ねぎ塩レモンの豚しゃぶそうめん」
さっぱり爽やかで香りがよいねぎ塩レモンだれのぶっかけそうめんです。
鍋にお湯を沸かして、酒、みりん、鶏がらスープの素と塩を加え、しゃぶしゃぶ用の豚バラにさっと火を通します。ねぎ塩レモンのタレは、ボウルで長ねぎのみじん切り、塩・砂糖・鶏がらスープの素、おろしニンニク、ごま油を混ぜ合わせ、レモン果汁と皮を加えて作りました。
ゆで上がったそうめんにつゆを張り、豚しゃぶ肉、ねぎ塩レモンだれを載せてレモンのスライスをトッピングしてでき上がり。好みでブラックペッパーを振りかけます。
レシピでは、「HIROSHIMA LEMON ストレート果汁100%」という広島県産レモンを皮ごと搾った生搾り果汁を使うのですが、手に入らなかったので、ジンジャー・ガーリックグレーターでレモンの皮をすりおろして加えました。このグレーター、生姜やニンニクだけではなく、レモンの皮を削るのにもとっても便利でした。もちろん柚子やカボスなどにも使えそうです~ (^-^)ゞ


🍀

ずいぶん悩んだのですが、思い切ってキリンビールの「ホームタップ」を申し込みしちゃいました (^-^)ゞ
つくりたての生ビールが月に2回届けられるので、自宅にいながら旨い生ビールを味わえるという嬉しいサービスです。初回の配送は7月1日の予定。今から楽しみで、ワクワクしています~♪
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元祖中津からあげ もり山

2021年06月10日 | 食べ歩き
先週末、私が住んでいる地域からさほど遠くないところに、中津からあげの人気店「元祖中津からあげ もり山」がオープンしたので、さっそく買ってみました。もり山は、日本唐揚協会主催のからあげグランプリ最高金賞受賞。5年連続で日本一に輝いたのだそうです。


私にとっては初体験の中津からあげは、衣が薄くてカリッとしながら中はジューシー。鶏肉に味がしみ込んで美味しく、ビールに合うのは言わずもがな……でしたヽ(^o^)丿


大分県のご当地グルメと言うと、小麦粉 で作った平たい 麺 (だんご)を 味噌仕立ての汁で食べるだんご汁や、下味をつけた鶏肉に衣を付けて揚げるとり天を思い浮かべますが、近ごろは中津からあげもかなり有名になってきました。からあげ専門店発祥の地はお隣の宇佐市なのですが、今や中津からあげはそれを越える勢いで、中津市は「からあげの聖地」と異名をとるほどだそうです。
【元祖中津からあげ もり山(本城店)はテイクアウト専門店。電話予約も可能です】

元祖中津からあげ もり山 本城店からあげ / 本城駅陣原駅二島駅

テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5

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【備忘録】5月に観た映画

2021年06月07日 | 映画や小説
5月に観た映画は、Amazon Prime Videoなどから、邦画2本を含めて全8本でした。
昨年12月から使っているAmazon FIRE TV Stickは本当に便利で、以前はその都度パソコンを立ち上げ、いちいちHDMIケーブルを繋いでいたのが遠い昔のように思えます。YouTubeも簡単に見られるので、妻と母はすっかり「ののちゃんねる」にハマっています(笑)

『ジョー・ブラックをよろしく /Meet Joe Black』ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス(1998年)
ニューヨークの大企業を経営するビルは、ある日どこからともなく響く不吉な声を聞きます。その声の主は、死期の迫ったビルを連れにきた死神。人間の生活に興味を持った死神が、ビルを連れていく前に人間社会で暮らすため、青年の体を借りて会いにきたのでした。家族や同僚への説明に窮したビルは、彼を「ジョー・ブラック」だと紹介します。


『解夏』大沢たかお、石田ゆり子、富司純子(2003年)
4月に観た『風に立つライオン』と同じく、さだまさしさん原作の小説を映画化した作品です。
原因不明の難病ベーチェット病に侵され、やがて失明すると宣告された小学校教師の隆之。恩師の娘で教育心理学を学ぶ陽子という婚約者がいましたが、彼女の人生の重荷になりたくないという思いから、学校をやめ故郷の長崎に帰りました。彼を追ってきた陽子に対し隆之は別れを切り出しますが、陽子は自分が隆之の目になりたいと言って聞き入れず、隆之の母の勧めで彼の実家に滞在しながら、次第に視力を失っていく隆之との日々を過ごすことに……。
ある日、二人は聖福寺で林という老人に出会い、仏僧が夏に行う修行の終わりを意味する「解夏」という言葉を教わります。老人は、失明するまでの恐怖に耐えることは隆之にとっての「行」で、その苦行を経て失明した瞬間に恐怖から解放され、それが隆之にとっての解夏なのだろうと話すのでした。
隆之の目から次第に失われていく光。そして遂にその日が訪れました。隆之が最後に見たものは……。


『ニューオーリンズ・トライアル 陪審評決 /RUNAWAY JURY』ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティ・ホフマン(2003年)
11人を殺害し自らも自殺したニューオーリンズ銃乱射事件。この事件で夫を亡くしたセレステは、ベテラン弁護士ローアを雇って銃製造メーカー ヴィックスバーグ社を相手に訴訟を起こします。被告側のヴィックスバーグ社および全米銃協会は、凄腕の陪審コンサルタント フィッチを雇って万全の態勢で裁判に臨みました。フィッチは、最新技術や心理学などあらゆる手段を用いて陪審員の選別や裏工作にとりかかります。
ローアとフィッチの勝負は一進一退で予断を許しません。一方で、陪審員の一人ニックは、謎の女マーリーと協力して内から陪審員を操作しようとします。全米から注目を集めた銃規制裁判の結末は……。


『アンナ・カレーニナ /Anna Karenina』キーナ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン(2012年)
舞台は帝政末期のロシア。政府高官のカレーニンの妻、アンナ・カレーニナはペテルブルク社交界の華と謳われていました。ある日、兄夫婦のいさかいの仲裁のためモスクワを訪れたアンナは、青年将校ヴロンスキーと出会います。アンナは夫と子供が待つ自宅に戻りますが、ヴロンスキーはアンナを追ってペテルブルクにやってきました。強く惹かれあうアンナとヴロンスキー。やがて彼らは、愛のない家庭と華やかな社交界を捨て、道ならぬ恋に堕ちていきます。


『カルテット! 人生はオペラハウス /QUARTET』ダスティ・ホフマン(監督)、マギー・スミス、トム・コートネイ、ビリー・コノリー、ポーリーン・コリンズ(2012年)
引退した音楽家たちが暮らすビーチャム・ハウス。このホームで余生を送るレジー、シシー、ウィルフは、かつては英国史上最高と呼ばれたカルテット仲間でした。そんなビーチャム・ハウスにある日、衝撃が走ります。カルテットのもう一人の仲間、ジーンが入居してきたのです。ジーンはチームのプリマドンナでしたが、野心とエゴで他のメンバーを傷つけ、お互いに疎遠になっていました。そんなジーンを巡り、カルテット仲間の間に再び確執が……。


『グレート・デイズ! 夢に挑んだ父と子 /De toutes nos forces』ジャック・ガンブラン、アレクサンドラ・ラミー、ファビアン・エロー(2013年)
車いす生活を送る17歳の少年ジュリアンと、会社を解雇されて久しぶりに自宅に帰ってきた父親ポール。息子への接し方がわからず自分と向き合おうとしない父親に、ジュリアンは不満を募らせます。ある日ジュリアンは、若き日の父がトライアスロンの選手だったことを知り、父とチームを組んでアイアンマンレースに参加することを決意しました。無謀な挑戦に誰もが反対しますが、次第に周囲の人々も巻き込み、夢に向かって一丸となって突き進みます。
実際に障がい者として車いす生活を送るファビアン・エローがオーディションで選ばれ、主人公のジュリアンを熱演しました。フランスの美しい風景も見ごたえがあります。


『蜜蜂と遠雷』松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士(2019年)
原作は、直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸さんの同名小説です。
国際ピアノコンクールに参加する若き4人のピアニストたち。母の死がトラウマとなりピアノが弾けなくなったかつての天才少女 栄伝亜夜。コンクール年齢制限ギリギリで、これが最後の挑戦となる高島明石。完璧な演奏技術と感性を併せ持ち、優勝候補と目されるマサル・C・レビ=アナトール。パリのオーディションにすい星のごとく現れ、凄まじい演奏で聴く者を圧倒する謎の少年 風間塵。出自も経歴も異なる4人のピアニストたちが、互いに刺激しあい、葛藤を重ねながら、コンクールへの挑戦を通じて成長していく姿を描いています。
ありきたりな天才同士の確執などではない、音楽そのものへの造詣の深さを感じる映画です。ピアノの演奏シーンには終始圧倒されました。


『スタンド・バイ・ミー /Stand by Me』ウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル(1986年)
作家ゴードン・ラチャンス(ゴーディ)はある日、「弁護士クリストファー・チェンバーズ(クリス)刺殺される」という新聞記事に目をとめ、少年だった頃を思い出します……
時は1959年、オレゴン州の小さな田舎町キャッスルロック。それぞれに家庭の問題を抱える4人の少年たち(作家になる夢を持つゴーディ、頭がよく正義感が強いクリス、眼鏡のテディ、肥満でのろまのバーン)が、町から30キロも離れたところに列車の轢死体が放置されているという噂を聞き、その死体を発見して英雄になろうと冒険の旅に出ます。
4人が線路を歩きながら旅を続けるシーンとラストに流れるテーマ曲は決して忘れられないもので、青春映画の金字塔と評されるのもよくわかります。過去に何度も観た映画ですが、テレビ放映された機会にまた観なおしました。
コメント (14)
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