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手盃(てっぱ) 小布施 枡一市村酒造場で



お蕎麦をいただいて後で、宝暦5年(1755年)創業の記録の残る小布施の枡一市村酒造場さんに寄ってみました。



本店の右手奥にあるカウンターは、「手盃(テッパ)台」。

酒屋の店先で一日の労働の疲れを癒したのが手盃と呼ばれるコップ酒。
枡一さんでは、往時の手盃台を復元して、錫の酒杯で利き酒ができます♪

お酒のアテは4種類の塩の他に 写真の浸し豆。


鞍掛け豆という大豆の仲間だそうです。



手盃台の隅には、枡に入れた酒造米。



吟醸酒用に 40%まで精米したものがありましたが、杜氏さん曰く「40までやっちゃぁもったいないですね。50~55くらいで充分いいお酒が仕込めます」

お米を大切に扱う気持ちが伝わってくる、優しい語り口でした。
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