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ラネージュ東館 20th Anniversary

この前の土日で、白馬ラ・ネージュ東館の20周年企画=「仏蘭西料理と日本のワイン」に行ってきました♪



土曜日の白馬は快晴。
五竜岳の武田菱がクッキリと輝いていました!






12月に入って白馬でも2~3回雪が降ったそうですが、ラ・ネージュの館内はすっかりChristmas ムード♪


champagneも電飾を纏ってキラキラ輝いています


今回お招きしたのは、山梨の丸藤葡萄酒工業 大村さん、山形からタケダワイナリーの岸平さんに、私は初めてですが1944年創業の鳥取の北条ワイン 山田さんの3人。

それぞれどんなお料理と合わせて供されるか、とっても楽しみな会です♪


まずWelcome drink  にいただいたのが、ルバイヤード=丸藤葡萄酒工業さんの エチュード ルバイヤード 2009

生ハムなどのAmuse で軽く一杯!


最初の一品は、
Gateau de fruits de mer aux legumes avec creme de YUZU
海の幸と安曇野野菜のガトー仕立て
柚子の香るクリームと共に



タラバガニなどの海の幸が Gateau=ケーキのようにみっしりと詰まった直方体がお皿の向こうに聳え立っています!

お皿に顔を寄せると 柚子のいい香り♪

手前の赤い小さな粒々はタラバの蟹子とのことです。


合わせるワインは ルバイヤードの甲州シュールリー 2009  

シュール・リーとはフランス語で「澱の上」という意味で、普通は発酵が終わったあとは酵母菌などの澱をオリ引き作業で速やかに取り除くのですが、シュール・リーではオリ引きを直ぐにせずに、澱とワインをタンクのなかで接触させておく製法。
丸藤さんのHPにも「溌刺とした香りと厚みのある味わいを表現。」とありました!

2品目は、
Lotte rotie aux champinignons sauce vin rouge
鮟鱇のロティに信州産茸を添えて 赤ワインソース



見た目からは 鮟鱇 とは想像もつきません!

濃厚なソースに用いられているワインは、シャトータケダ 赤 2007

いただくワインももちろん同じ シャトータケダ 赤 2007 ♪



メインディッシュは、
Pate chaud de gibiers et foie gras sauce grand-veneur
4種ジビエ(本州鹿・雉・山鶉・森鳩)とフォアグラの
パイ包み焼き ソースグランヴヌール



秋が深まるにつれ、美味しさを増したジビエがパイ皮に包まれて供されるや、テーブルの上はフワ~~~~っとしたいい香りに包まれます!

こちらには、本邦初飲の 北条ワイン 砂丘 赤 2005 

ミネラルというより「鉄」分を感じる、ストレートなワインです。
生産者の山田さんに2005のビンテージを伺うと、『さぁてねぇ、、、たまたま2005が売れ残ってたみたいで…』とのんびりとした、田舎の結婚式でよく出くわす親戚の叔父さんみたいな、ゆったりとした人柄が感じられるお返事でした。




食事の最後に、
Fromages,Desserts
チーズとデザート




野麦峠に近い山深い産地で作られる「清水牧場」の熟成が進んだウオッシュタイプや、お隣=岩岳で大阪出身の奥さんと山羊を飼う、オーストラリアのロバートさんのフレッシュなタイプなど、フリーテイスティングに供される3社のワインを堪能した夜でした

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