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50年ぶりの「御遷座式」

今日の東京は薄曇りの朝
昼近くからは日が差すようになり、気温も10℃くらいまで上がりましたが、風が少し出てきました。
風と言えば、箱根駅伝の5区では向かい風にもかかわらず、東洋大学の柏原は4年連続の区間賞に加え、1時間16分台の区間新という大記録を打ち立てました


さて、写真は12月25日 知恩院で行われた『お身拭式並びに御遷座式』

「御身拭式」は、浄土宗の開祖=法然上人の木像(御影)のほこりを落とす歳末恒例の行事ですが、今回はこの1月から国宝御影堂(みえいどう)の解体修理が行われるため、「御身拭式」に続いて、像を北隣の集会堂(しゅうえどう)に移す「御遷座式」が行われました。


式には僧侶や参拝者約2千人が参列。参拝者が念仏を唱え、木魚の音が響く中、法然像は僧侶4人が担ぐ台座にのせられ、御影堂を出てゆっくりと集会堂(しゅうえどう)に移されます。






左甚五郎の忘れ傘」でも知られる御影堂は、江戸時代初めに徳川家光の命で再建され、それ以降大規模修理は初めてで、修理期間は約8年間とのこと。

知恩院の記録では、御影が御遷座されるのは、1960(昭和35)年、坐像を納める宮殿(くうでん=厨子のこと)が修復された時以来、51年ぶりだそうです。

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