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池袋モンパルナス展

今日も東京は晴れ
晴れの天気はありがたいのですが、こう晴れが続くと乾燥が気になります。 都合よく夜に一雨降ってくれればいいのですが、予報は向こう1週間 ず~っと晴れマーク。 まぁ、思うようにはならないものです。

いただいたチケットがあったので、赤塚の板橋区立美術館の「池袋モンパルナス展」へ行ってきました。


チケットの絵は、寺田政明「芽」1938年

「池袋モンパルナス」とは、大正の終わり頃から終戦頃にかけて、池袋西側の椎名町や長崎、南長崎あたりにあったアトリエ村に暮らしていた画家、音楽家、詩人などさまざまな種類の芸術家が行った活動の総称ですが、池袋に勤めていながら、詩人の小熊秀雄らの「池袋モンパルナス」について こんなにまとまって見たのは初めてです。

1930年代から第二次大戦にかけて、画材も配給制になり、特高警察など非常に厳しい言論弾圧の時代に、今見てもビックリするようなシュールレアリズムの作品などが多く残されていることも初めて知りました。


小熊秀雄 「夕陽の立教大学」1935年

今回の展示には、実物大のアトリエ付き住宅の間取りがあったり、当時の「長崎二・三丁目住宅地図」や「池袋モンパルナス」のイラスト・マップも展示されていて、大変興味深いものがありました。

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