平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

プリズン・ブレイク 第21話

2007年03月18日 | テレビドラマ(海外)
 第21話「壁の向こうへ‥」。
 ついに脱獄へ。

 脱出ルートの全貌はこうだった。
 マイケルの部屋の裏の通路から作業室の下へ。
 作業室の下から精神病棟の建物前へ。
 ここで精神病棟で偽の火事の警報。
 精神病棟の囚人たちが出て来たところで合流、まぎれ込む。この時マイケルたちは脱色した白い囚人服を着ている。
 精神病棟の通路を通って診療室へ。
 診療室から外へ伸びる1本のケーブルを伝って塀の外へ。

 しかし計画どおりにはいかないもの。
 次の様な不測の事態がある。
★ウエストモアランドが穴を発見した看守長のベリックと格闘し腹に刺し傷が。
★ベリックを結んだ縄も解けようとしている。
★肝心の兄リンカーンは逃亡したことから隔離房へ。
★マイケルは所長を脅迫してリンカーンを診療室に移すことに成功したが、気絶させた所長がいつ意識を取り戻すかわからない。
★完全に脱色していない囚人服がある。
★シーノートは、黒人仲間から裏切り者として目をつけられ狙われている。
★診療室の鍵が開いているかどうかは医師のタンクレディ次第。
★計画を嗅ぎつけ、ヘイワイヤーも合流してしまった。
 60分の中に実に8つの障害を埋め込んでいる。
 これに加え、刑務所の荒くれ共の様々な思惑が渦巻き、点呼までの休憩時間・1時間で事をなさなくてはならないという時間的障害もある。
 これらの障害を乗り越え、荒くれ共を仕切っていかなくてはならないマイケルは大変だろう。
 まさにマイケルの意思と頭脳がなければ出来ないこと。
 今回はマイケルの部屋から塀の外への脱出を描く一本道のプロットだった(途中、副大統領やベロニカらのエピソードが挿入される)が、実に見応えがある。 
 プリズンブレイク最大の見せ場だった。

★追記
 22話・最終回では脱出の飛行機に向かうマイケルたちが描かれた。
 しかし警察に掴まることを怖れた飛行機は飛び立ち、マイケルたちは再び走って逃げることに。
 弁護士のベロニカはリンカーンが殺したはずの副大統領の兄を発見。
 副大統領は大統領の急死で大統領に。
 タンクレディはマイケルの逃走を手伝った罪の意識で薬を大量に服用し、生きているのか死んでいるのかわからない状況。
 マイケルたちから追放されたヘイワイヤーやティーバックは闇に紛れて。
 シーズン2が決まったせいだろうか、すべてが結論保留のまま最終回を迎えた。
 こんなのあり?と思いつつ、シーズン2でまた楽しめるからいいかとも思ってしまう。


 
コメント
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