やはり満島ひかりさんはすごい。
昨夜の録画した第2話も何度も繰り返して見てしまった。
くるくる変わる表情、予想のつかないせりふまわし、独特の間。
物語もそうだが、満島さんの演技の凄さに圧倒され、感動してしまう。
前回も書きましたが、満島さんの演じる双葉って、すごく難しい役だと思うんです。
加害者の家族として迫害されてきた人生。
死にたいとは思わないけど、生きていたくもない人生。
兄への愛。
いつまでも残っている自分に優しかった兄の記憶。もしかしたら兄は無実と信じたい気持ち。
一方で、洋貴(瑛太)を始めとする深見家への懺悔の気持ち。
兄に戻ってきてほしいという想い。
兄への手紙で描かれた、希求にも似た充実したOL生活を送っている自分と幸せな家族の情景のイメージ。
これら様々に揺れ動く心の中の嵐を、抑えた演技で的確に表現している。
「(殺しても)いいですよ」「クリスマスケーキ、食べていませんから」といったポツリと発せられるせりふのひとつひとつに力がある。
アドリブもある。
おそらく「とっても可愛い子猫」とか「たった一行の」とつけ足した部分はアドリブだろう。
通常、テレビドラマの演技って、カット割りで何とかなるもの。
役者さんがそんなに哀しい演技をしていなくても、前後の流れでアップの顔が哀しく見えてしまう。
だが、満島さんの場合はそんなカメラワークは必要ない。
遠景のロングのカットでも、顔が映っていない背中越しのカットでも、体の強張りやせりふの力で表現してしまう。
あるいは芝居とは役者さんと役者さんのせりふのキャッチボール、ぶつかり合いである。
今回の瑛太さん演じる洋貴とのやりとりはすごかった。
次回は大竹しのぶさんとの絡みがありそう。
満島ひかり×大竹しのぶ。
このふたりがぶつかり合って、どんなすごい芝居が見られるか?
満島さんの演技を大竹さんがどう受けとめ、返すか?
満島さんは変化球投手ですからね、一方、大竹さんは変化球も直球も投げられる女優さん。
テレビドラマで、こんなに演技を楽しみに出来る作品はひさしぶりだ。
昨夜の録画した第2話も何度も繰り返して見てしまった。
くるくる変わる表情、予想のつかないせりふまわし、独特の間。
物語もそうだが、満島さんの演技の凄さに圧倒され、感動してしまう。
前回も書きましたが、満島さんの演じる双葉って、すごく難しい役だと思うんです。
加害者の家族として迫害されてきた人生。
死にたいとは思わないけど、生きていたくもない人生。
兄への愛。
いつまでも残っている自分に優しかった兄の記憶。もしかしたら兄は無実と信じたい気持ち。
一方で、洋貴(瑛太)を始めとする深見家への懺悔の気持ち。
兄に戻ってきてほしいという想い。
兄への手紙で描かれた、希求にも似た充実したOL生活を送っている自分と幸せな家族の情景のイメージ。
これら様々に揺れ動く心の中の嵐を、抑えた演技で的確に表現している。
「(殺しても)いいですよ」「クリスマスケーキ、食べていませんから」といったポツリと発せられるせりふのひとつひとつに力がある。
アドリブもある。
おそらく「とっても可愛い子猫」とか「たった一行の」とつけ足した部分はアドリブだろう。
通常、テレビドラマの演技って、カット割りで何とかなるもの。
役者さんがそんなに哀しい演技をしていなくても、前後の流れでアップの顔が哀しく見えてしまう。
だが、満島さんの場合はそんなカメラワークは必要ない。
遠景のロングのカットでも、顔が映っていない背中越しのカットでも、体の強張りやせりふの力で表現してしまう。
あるいは芝居とは役者さんと役者さんのせりふのキャッチボール、ぶつかり合いである。
今回の瑛太さん演じる洋貴とのやりとりはすごかった。
次回は大竹しのぶさんとの絡みがありそう。
満島ひかり×大竹しのぶ。
このふたりがぶつかり合って、どんなすごい芝居が見られるか?
満島さんの演技を大竹さんがどう受けとめ、返すか?
満島さんは変化球投手ですからね、一方、大竹さんは変化球も直球も投げられる女優さん。
テレビドラマで、こんなに演技を楽しみに出来る作品はひさしぶりだ。