少し前の『しゃべくり007』に、女優の清水富美加さんが出ていた。
清水さんは現在、朝ドラ『まれ』で親友の蔵本一子役をやっているが、実は主役の津村希役でオーディションを受けていた。
だが、主役は土屋太鳳さんになり、清水さんは一子役でどうか、と言われた。
この提案に対し、清水さん、いろいろ迷ったらしい。
主役のまれをやることにこだわり、断ろうと考えた。
このあたり清水さん、すごいですね。
『仮面ライダーフォーゼ』などのヒロインをやっていたとはいえ、清水さんはこれらからの女優さん。
普通なら朝ドラの準レギュラーの脇役をやれるだけで、大喜びするはず。
でも、主役にこだわった。
そんな彼女を動かしたのが、お父さんの次のような言葉だったらしい。
「お前はまだ主役を張れる器じゃない。こんな有り難い機会はめったにないんだから、その器になれるように修行してこい」
こう娘に言えるお父さんも立派ですね。
主役を奪われた土屋太鳳さんに対して、どのような印象を持っているかと問われると、清水さんは次のようにツッコミどころ満載のコメント。
「いつ死んでも天国に行けるくらい、すごく良い子なんです」←勝手に殺すな~~!(笑)
「菩薩みたい」←すごい例え~~!(笑)
「差し入れも美味しいのを入れてくれる」←そこか~~!(笑)
清水さん、否定してたけど、絶対、土屋さんに悪意をあるよな~。
ここまで書いてお気づきかと思いますが、実は清水さん、すごく毒のある女優さんなんです。
『まれ』のオーディションを受けた時、まわりのライバルたちが「一生懸命がんばります」と言っていたのを聞いて、心の中でこう思ってた。
「はいはい、頑張るのは当たり前だから。頑張るのそこじゃないから」(笑)
14歳の時、現在のモデル事務所のオーディションを受けた時は、まわりにあまりにもきれいな人が多すぎて、自分が「アカだらけのブス」(本人談)であることを認識して、わざとマイクに顔をぶつけたりしてウケを狙った(笑)
結果、グランプリは逃したが、ベストキャラクター賞を受賞!
こうした気の強さや毒がそのまま『まれ』の蔵本一子役に繋がっているのだろう。
脚本家さんは、清水富美加さんが演じることを想定して、蔵本一子を書いている。
というわけで、エンタテインメントの世界にまた新しい女優さんが登場しました。
現在、清水さんは深夜ドラマ『となりの関くん』に出演しているが、一子とはまったく違う、関くんに翻弄される真面目な女の子を演じている。
清水富美加さんって演技の幅があるな~。
今後もいろいろな役を演じられそう。
逆に土屋太鳳さんは本人の菩薩みたいな性格や、まれのイメージもあり、明るい優等生しかできず、役の幅が狭まりそう。
『まれ』終了後も清水富美加さんと土屋太鳳さんのライバル関係は続くのかもしれません。
あとは、たとえ主役を逃しても、ベストキャラクター賞でも逆に輝くことがあるんですね。
むしろそういう例の方が多いかもしれない。
人生っていうのは深いです。
※関連映像
清水富美加 しゃべくり007 朝ドラ「まれ」ぶっちゃけトーク(Youtube)
※追記
清水さんは、〝ふみカス〟と呼ばれているそうです。
自分でもラインなどで、その名を使っている様子。
〝カス〟っていうのは、名前が〝ふみか〟だってこともあるだろうが、他にも「お前ってカスなやつだよな~」と言う時の〝カス〟の意味もあるのだろう。
いいセンスしてる!
結婚したい男性のタイプは、オードリーの若林さん。
若林さんを選ぶあたり、これまたいいセンスをしてる!