フジテレビで放送されている『ヨルタモリ』(日曜23:15~23:45)
見ていると、タモリさんや宮沢りえさん、ゲストの方々といっしょにお酒を飲んでいるような気分になる。
内容は、完全にお酒を飲みながらの雑談。
酒や男と女や音楽やどーでもいい話。
特に笑いをとってやろうという一生懸命さもない。
この点、明石家さんまさんのトーク番組などとは大きく違う。
さんまさんは笑いを取るために必死にがんばる。笑いにつながらないものを許さない。
でも、タモリさんは淡々として脱力。ほとんど日常会話。
8月2日のリリー・フランキーさんがゲストの回はこんな感じだった。
タモリ「男は女性に叱られたい願望を持っているマゾ際族だ」
リリー「宮沢りえさんに叱られたい」
タモリ「何だかんだ言って女性は、恥も外聞もない積極的な男に持っていかれる」
リリー「わかる。僕は(恥を捨てられなかったので)ずいぶん、損をしてきた」
タモリ「女性は自分の遺伝子と一番遠い人を良い匂いと感じる。だから思春期になると遺伝子構成が近い父親を遠ざけようとする」
タモリ「危機に瀕している男はモテる。なぜならフェロモンは危険な状態にいる時に出て来るから。以前、芸人とスタントマンの胸もとだけを見せて、どちらにフェロモンを感じるかという実験をおこなったが、女性はみんなスタントマンを選んだ」
リリー「明日からダイナマイトを腹に巻いて街を歩こうと思う」(笑)
大人な会話ですね。
年輪を重ねた大人ならではの会話。決して若いタレントにはできない。
良質なエッセイを読んでいるような感じでもある。
NHKの『ブラタモリ』は知的な紀行文ですし、タモリさんはテレビに新しいコンセプトを切り拓こうとしているのかもしれません。ご本人は「そんな大それたこと!」とおっしゃるでしょうが。
見ていると、タモリさんや宮沢りえさん、ゲストの方々といっしょにお酒を飲んでいるような気分になる。
内容は、完全にお酒を飲みながらの雑談。
酒や男と女や音楽やどーでもいい話。
特に笑いをとってやろうという一生懸命さもない。
この点、明石家さんまさんのトーク番組などとは大きく違う。
さんまさんは笑いを取るために必死にがんばる。笑いにつながらないものを許さない。
でも、タモリさんは淡々として脱力。ほとんど日常会話。
8月2日のリリー・フランキーさんがゲストの回はこんな感じだった。
タモリ「男は女性に叱られたい願望を持っているマゾ際族だ」
リリー「宮沢りえさんに叱られたい」
タモリ「何だかんだ言って女性は、恥も外聞もない積極的な男に持っていかれる」
リリー「わかる。僕は(恥を捨てられなかったので)ずいぶん、損をしてきた」
タモリ「女性は自分の遺伝子と一番遠い人を良い匂いと感じる。だから思春期になると遺伝子構成が近い父親を遠ざけようとする」
タモリ「危機に瀕している男はモテる。なぜならフェロモンは危険な状態にいる時に出て来るから。以前、芸人とスタントマンの胸もとだけを見せて、どちらにフェロモンを感じるかという実験をおこなったが、女性はみんなスタントマンを選んだ」
リリー「明日からダイナマイトを腹に巻いて街を歩こうと思う」(笑)
大人な会話ですね。
年輪を重ねた大人ならではの会話。決して若いタレントにはできない。
良質なエッセイを読んでいるような感じでもある。
NHKの『ブラタモリ』は知的な紀行文ですし、タモリさんはテレビに新しいコンセプトを切り拓こうとしているのかもしれません。ご本人は「そんな大それたこと!」とおっしゃるでしょうが。