平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

戦争法案反対デモに12万人!~国会前の道路は鉄柵が決壊して、人が溢れる!

2015年08月31日 | 事件・出来事
 昨日は、国会前の戦争法案反対デモに行ってきました!

 いやぁ、すごい人だった!
 いつもなら、すんなり上がれる地下鉄の通路がこの人だかり。

 

 地上に上がっても、人、人、人で、なかなか国会正面にたどり着けない。
 国会は、以下の画像の右上・下の部分。

 

 それで、全然、前に進めず、警察が「国会正面はもういっぱいで入ることができません」とアナウンスするものだから諦めて、国会横でコールしてた。
 でも、これは、
 デモの規模を大きく見せたくないという警察の意図を感じるな~。
 デモ参加者を分散させて、できるだけ大したことがないように見せようとする意図。
 勘ぐりだろうか?

 当初、国会正面の道路は、いつものように鉄柵で囲われていて、デモ参加者は、いつものように舗道でコールするようになっていたらしい。
 ところが人があまりに詰めかけたものだから、決壊して、道路に人が溢れ、以下のような状態に。

 
 ※毎日新聞

 警察関係者の方
 日曜日の国会正面の道路なんて、ほとんど車が通らないんだから、せめて大規模デモの時くらい解放して下さい!
 舗道で鉄柵に囲まれておこなうデモなんて、外国では聞いたことがない。
 人でギュウギュウ詰めの舗道で、数台しか車が通らない道路を見てるのって、すごく虚しいんですよね。

 それから、スムーズに国会正面に行けるように誘導して下さい!
 少なくとも「ここから先は行けません」と交差点を渡れないようにするのはナンセンス。
 スムーズに行ける流れをつくった方が、結局、安全ですよ。
「国会正面はもういっぱいで入ることができません」とウソを言うのもやめて下さい。
 信号を渡るたびに同じことを言われるものだから、結局、挫折してしまった。

 昨日の参加人数は、主催者発表で12万人だったそうだ。
 うん、その位はいたと思いますよ。
 僕を含めて、国会のまわりにはたくさんの人がいたし、官庁街や日比谷公園の方にも人がいたらしい。
 お年寄りや子供連れの人などには、途中で帰る人もいるだろうし、駆けつけて遅れてくる人もいる。
 のべ人数を数えれば、その位にはなるはず。
 そもそも、あの警察の過剰警備は、10万人の花火大会レベル。

 テレビは、このニュースをなぜもっと大きく伝えないのかな?
 タイのテロ事件の犯人のことも重要だけど、他の国のことでしょう?
 NHKなんか、阿波踊りをやってた。
 優先順位が違い過ぎる。
 ドイツの国営放送はトップで伝えたのにね。日本の国営放送は何をやってる? 籾井会長が怖いのか?

 警察の規制といい、NHKを始めとするテレビといい、何か裏があるのでは、と勘ぐってしまう。


※関連動画
 国会議事堂前デモ、道に人があふれた瞬間(YouTube)

コメント (6)
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花燃ゆ 第35回「孤高の戦い」~その名は輝いて、後の人たちはもてはやす、長州一の英雄だと

2015年08月31日 | 大河ドラマ・時代劇
「言うてあげて下さい。あなたはやり遂げた、英雄だと。
 語り継ぐその名は輝いて、後の人たちはもてはやす、長州一の英雄だと」

 美和(井上真央)が雅(黒島結菜)に言った言葉だが、おそらく夫・久坂玄瑞(東出昌大)に対する言葉でもあるのだろう。
 美和は亡き夫に対して、こう語りかけたいと思っている。
「あなたはやり遂げた。長州一の英雄だ」
 美和にとっては、久坂は高杉晋作(高良健吾)と同様に、英雄なのだ。

 さて、いくさの中で動揺する毛利家・奥の中で、美和だけが聡明で冷静だったようだ。
 戦うことばかりに気を取られている都美姫(松坂慶子)らに対し、毛利家の世継ぎ・輿丸を守ることが第一だと説き、いざという時の脱出の策を披露する。
 銀姫(田中麗奈)らが不安になって浮き足だった時は「世話ぁない」と考えて、働くことを勧める。
 しっかり奥の中で存在感を獲得しつつある美和。
 その根本にあるのは、兄・松陰の教えと父・百合之助(長塚京三)ら、杉家の人々の生活の知恵だ。
 都美姫はそれを「しなやかで寛容」と評価した。

 この展開、作劇としては悪くないと思いますが、過去のエピソードで、もう少し「しなやかで寛容」な美和を描いていれば、もっと説得力があったような気がします。
 「しなやかで寛容」なんてコンセプトが出て来たのは、今回が初めてでしたし、第1話で描かれた「人を繋ぐ娘」というコンセプトはどこかに行ってしまいましたし。

 幕長戦争に関しては、「大義」という言葉がクローズアップされた。
 長州の民に対しては、『長防臣民合議書』で長州こそが帝に忠義を尽くす正しい藩であることを示し、幕府軍に加わった諸藩に対しては、帝の命令で攘夷をおこなった長州にこそ大義があることを示した。
 戦いにおいては大義が大事。
 大義の有無が戦う者の戦意を上げたり、下げたりする。

 もっとも大義なんて状況に拠って、くるくる変わるものなんですけどね。
 声の大きな者が幅をきかせ、劣勢にまわれば大義は失われる。勝てば官軍。
 このことは、『花燃ゆ』の対の作品である『八重の桜』でも立証済み。
 当初、大義を持っていた会津藩は、パワーバランスの変化の結果、いつのまにか逆賊になっていた。

 高杉に関しては、いい顔になりましたね。
 きりりとして目力がある。
 高良健吾さんも役を愉しんでいる感じ。
 最後の最後まで、垢抜けなかった久坂とは対照的です。

コメント (2)
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