平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

やっぱり徴兵制?~政府が、新入社員を実習生として自衛隊に入隊させることを検討していた!

2015年08月30日 | 事件・出来事
 衝撃!
 防衛省が、安倍政権下の2013年に
 民間企業の新入社員を2年間自衛隊に入隊させる制度を検討していた!

 これが共産党の辰巳孝太郎議員によって暴露された防衛省の資料。

 


★新規採用者等を2年間、自衛隊に<実習生>として派遣する。
★企業側のメリット
 自衛隊で鍛えられた自衛隊製〝体育会系〟人材を毎年、一定数確保することが可能。
 チームワーク力、行動力等、「社会人の基礎教育」を自衛隊で実施してもらえる。
 国の防衛に大きく貢献できる。
★自衛隊側のメリット
 厳しい募集環境の中、「援護」不要の若くて有為な人材を毎年一定数確保することができる。
 企業との間で、若い人材の「取り合い」を回避し、WIN-WINの関係を構築可能。
 企業との関係が進めば、将来的には予備自としての活用も視野。

 何だ~~、これは?
 学生や若者を単に道具としてしか見ていないね。
 若い人材は、組織や国のために奉仕する道具。

 しかも、〝国の防衛に大きく貢献できる〟〝将来的には予備自(予備自衛官)としての活用も視野〟だって。
 有事の際には、兵隊として活用する意思ありありじゃん!

 未公開株問題と未成年買春疑惑の元・自民党の武藤貴也議員は、デモで安保法案に反対する若者を利己的だと言い、〝滅私奉公〟を説いていたが、保守政治家や老人たちは、戦後の価値観である<自由>や<人権意識>が大嫌い。
 国民は国のために奉仕すべきと考えている。
 それを現在の憲法が邪魔をしているから、憲法を変えようとしている。
 文部科学省が進めている道徳教育なんかもその一貫。

 安倍首相は徴兵制を「まったくあり得ない」と否定するけど、別の形でしっかり考えている。
 今回の新入社員の自衛隊<実習生>もそうだし、奨学金を払えない学生を自衛隊に入れようとするのもそう。
 アベノミクスとやらのインチキで、格差をつくっているのも、そのためではないか、と思われる。
「貧乏人は軍隊へ行け」という経済的徴兵制だ。

 戦争への道を突き進む安倍自民党。
 今回の戦争法案が通ったら、その道はさらに一歩前に進む。
 時代がヤバくなれば、制御不能になって、戦争や国家主義に転がっていく。

 多くの人たちが声をあげているのは、それを危惧しているからだ。

コメント (4)
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