EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

さよなら餘部鉄橋

2008年09月09日 | 近畿

080907sanin47152  08年9月7日にこの夏最後の18きっぷ旅行ということで、昨年2月以来に餘部鉄橋へ行ってきました。前日に鳥取入りして、鳥取にて宿泊し、朝一の山陰本線列車で餘部へ。かつて寝台特急出雲が廃止された時にも同じルートを辿って大雪が降る餘部鉄橋へ行き、見事に雪に撃沈された記憶があります。今回はその出雲も既に姿はなく、その前を走っていた鳥取発の特急はまかぜ2号の撮影が目的でした。しかし…餘部駅に着いてみてびっくりアワ((゜゜дд゜゜ ))ワワ!!餘部名物のお立ち台への道が封鎖されているではありませんか。鉄橋の架け替え工事に取り掛かったのが昨年の春だったので、もう餘部に行っても仕方ないかなとこの1年は静観していました。しかし、工事開始後もイベント列車などが走り、一部を除いてそのままの状態を保っていたように思えたので、最後の最後のつもりで今回訪問してみました。行ってみると駅は柵だらけで仮設の踏切が設けられ、駅への道もルートが変更され、展望台への道は柵で封鎖される物々しい状態。同じ列車で餘部を訪れた人は私を含めて3人でしたが、そのうちのお一人は今年の春ごろから展望台への道は封鎖されているとおっしゃってました。この状態を知ってて朝のはよからよう動くなと思いましたが、撮影目的ではなく、単なる餘部見物が主体ならまぁまだまだ鉄橋も見れる姿だし、餘部ファンには今のところは許容範囲なのかもしれません。撮影の方も駅展望台以外からの撮影ならまだまだ可能と思われ、工事が佳境を迎えるまでが撮影ファンにとっては勝負なのかなと思います。私は下に下りる時間もないので、とりあえず駅のホームから鉄橋を渡るキハ181系はまかぜを撮りました。中途半端な写真ですが、現状はこんなものということでとりあえず納得して、餘部鉄橋を渡り、豊岡へと向かいました。渡った時は何も思いませんでしたが、もしかしたらこれで既存の餘部鉄橋を渡るのは最後となるかもしれません。もう少し味わいながら渡ればよかったかなと少し後悔しています。080907saninamarube3