伊勢中川で遅い朝の腹ごしらえを済ませて気合を入れて3線が合流する結節点の同駅で各列車を撮影。なんとか短絡線を行く特急を動画で捕えたかったが、駅からでは遠い。短絡線は工事中なので、工事完工後に付近の踏切で動画で短絡線を行くアーバンライナーを捕えたいと思う。伊勢中川には1時間以上居座り、特急同士の有名な名阪丙特急連絡?や名阪急行連絡などを見て大変満足して同所を去ることにした。続いては追い抜き駅を見たいという願望から白子へと向かう。道中は眠りこけたが、見事に白子手前で目を覚まし、下車して寝ぼけ眼のまま撮影に勤しむ。白子は甲特急以外の特急が停車する主要駅で、鈴鹿サーキットへの最寄り駅として有名である。もっともサーキットへはかなり離れている。F1開催時には臨時列車が多数運転され、白子行きの特急も見られる。
白子から続いては塩浜か・・・と思っていたが、塩浜をスルーして伊勢若松へ。前回からの課題として近鉄の全編成を押えるというのがあったが、それを思い出し、鈴鹿線で運用されている車両も押えておかなければと思いつきで伊勢若松で降りた。伊勢若松は前回訪問時に鈴鹿線に乗り直し、同駅でも撮影をしているので慣れたものである。ここで1サイクルほど撮影して、名古屋線の一大主要駅四日市へと向かう。四日市でも何度か撮影などしているが、久しぶりに腰を落ち着けて小1時間ほど撮影した。湯の山線の電車もしっかり押えて、前回からの課題編成をなんぼかフォローすることができた残りはわずかとなった。これは次回への課題となるが、次はもう少し早い段階で訪問したいものだ。四日市から次はどこへ行こうかと思案するが、名古屋発17時00分のアーバンに間に合うように名古屋まで行かなければならないので、阿倉川など中途半端なところには行けない。富田という線もあったが、名古屋に近い方が気持ちが落ち着くし、運用車両も多いので、まずは弥富へと向かう。弥富で降りるのは初めてだが、ここは名古屋都市圏とはいえ、富吉で準急が折り返すので、四日市と運転本数は変わらない。ここに長居しても収穫が少なそうなので1サイクルほどで撤収。続いて蟹江に向かう。ここで準急を何本か撮って、名古屋へ向かうという青写真を描いていたが、1サイクルも撮らないうちに、駅員が旗を持って登場。いきなりアーバンが臨時停車。何事かと思っていると真昼間から泥酔状態のおっさんが下車。どうやら車内トラブルで降ろされた模様。駅員のみならず警察まで登場する始末で、こんなところでは撮影どころでないので、続いてきた準急で早々に退散。名古屋線撮影はこれにて終了。後は名古屋でお茶を濁して、昨年土産で買って好評だった水ようかんならぬ水ういろーを購入してアーバンライナーで一路我が家を目指す。車中でゆったりと思っていないのが今回の旅の最後。6号車をわざわざ指定して動きやすくしたのは中川の短絡線の動画撮影をかぶりつきで行うため。なんとか望遠でブレブレしながらも短絡線での模様を動画に収めて、後は比較的ゆったりしていないレギュラーシートに身をうずめて難波までひと眠りするだけだった。