俗に本線と言われるかつての東海道山陽本線であるJR京都線、JR神戸線はこの春のダイヤ改正で、新快速の12連化以外は特に目ぼしい変化はなかった。普通電車の行き先が若干変わったところはあるが、イレギュラーな列車ばかりで、定期スジは長年大きな変化はない。今回の改正で東西線直通の普通で普通長尾行きが朝ラッシュ時に数本と夜間に1本が設定されている。松井山手行きが通常のところだが、その手前である長尾で折り返す珍しい電車となっている。この他、従来朝ラッシュ時にのみあった京田辺行き普通が夕方ラッシュ時に1本登場している。
普通近江舞子行きは従来夕方に1本あったが、今回の改正で夜間にも1本運転されるようになった。かつても夜間に設定されていた時期があったが、今回それが復活した形になっている。このほか、JR京都線では早朝に吹田発着の普通が今改正で復活している。かつて国鉄時代には多数の普通電車が吹田で折り返していたが、しばらくの間吹田発着の電車の設定はなかった。