阪神本線の平日朝ラッシュ時ダイヤと天理臨を撮影後、近鉄奈良線に入りました。各駅行脚をしながら臨時急行天理行きを撮影することにしました。まずは東生駒に到着。
東生駒駅は駅構内も1面4線で、島式ホーム1面に外側に通過線2線があるトリッキーな配線の駅ですが、駅前もなかなかトリッキーな構造でした。タクシーや送迎のクルマが高架に乗り入れて駅前に横付けできる構造になっており、その下にバスターミナルがあるという2段構えの構造になっています。地形の関係などもありそうですが、なかなか珍しい構造の駅です。特急は停車しませんが、特急券の販売の窓口もあり、生駒から大阪方面や大和西大寺での乗り継ぎでの特急券の購入ができるようになっています。
特急車の回送を急行が追い抜くシーンも見られました。石切~大和西大寺間では唯一の待避設備がある駅なので、待避線が活用されるシーンも多いのでしょう。
隣を見ればけいはんな線が走っており、回送や学研登美ヶ丘方面への電車を撮影できます。
続いて富雄駅に移動。こちらは1面2線の高架駅ですが、地形の関係からか、北側はほぼ地上レベルの高さにホームがあります。南側にバスターミナルがあり、驚いたことに改札は3ヶ所ありました。一番東の改札は入場専用でしたが、さほど大きな駅ではないのに3ヶ所改札があったのには驚きです。
奈良方は望遠で進入してくる電車が狙えます。こちらは9035シリーズ21と一般車の混結編成の区間準急大阪難波行きです。
生駒線の車両交換回送も通過。生駒トンネル内で折り返す面白いシーンも見たかったな…。
続いては、学園前、菖蒲池、大和西大寺は前にも見ているので飛ばして新大宮まで移動。2面2線の小さな駅ですが、意外に利用者は多いですね。快速急行が停車する理由の一つかもしれません。もっとも周辺は特に見るべきものは…という感じですが、なんかあるんでしょうかね。
終点の近鉄奈良に到着。さすがは奈良線東部のターミナル駅ですね。構内が異様に広いです。近鉄は大阪上本町といい必要以上に広いターミナルを持ってますね。
行基の銅像が建つ近鉄奈良駅前。さすがに奈良の中心駅だけあって駅周辺は、人通りが多く、観光客も国内外問わず多く見られた。