フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

終戦後をまだ引きずってます。

2010-06-17 23:10:49 | 日記
6月17日 木曜日 快晴

今日も快晴。そして真夏日のような暑さでした。
昨日よりは湿度が低かったのでしょうか、わたしは昨日より過ごしやすかったです。
まだ体調が戻っていませんので、サッサとは動けません。ウダウダと過ごしてしまいました。

それでも未整理の冬物のセーターを洗ってしまえるようにしました。
蒸し暑くなってきますと毛糸のセーターを見るのもいやですから仕舞いたくなりました。
人間かってですね。つい先日まで肌寒い時着ていましたのに、見たくなくなるなんて・・・。

陽射しの強い時間には、洗濯物を干して、陽射しが弱くなってきてからセーターを干します。
風に当ててひとまず乾かして、それから仕舞う間際にもう一度短時間、日光に当てます。
この洗濯方法もひょっとして、わたし流の遊びの1つなのかも知れません。

セーターを洗って少し脱水したところで、アイロンをします。
その時、毛糸から懐かしい臭いがするのです。
終戦後で何も無い時代でしたから、何度もセーターを解いて編み直しました。

解いて毛糸を洗って、編む前に毛糸の縮れを直すために火鉢の上の薬缶を使ったのです。
その時この臭いがしました。
子供の頃、その作業が面白くてやらせてもらった事を覚えています。

今時の子供達はセーターを解いて編み直す事が出来るという事すら知らないのでしょうね。
穴が開かなくても毛玉が出来ただけで捨てたり、小さくなったから捨てるというのが標準のようです。
わたしは穴が開いても捨てられない・・・、着ないのに捨てられないのです。困りものです。

何もない時代に育った友人達でも、サッサと処理をする方が多いのに・・・。
わたしが、ケチなのでしょうか・・・。時々考え込むことがあります。

今まで着ていた下着や洋服を、スッパッとゴミ袋に入れる事が出来ないのです。
さっきまでお世話になっていた・・・と思いますとなかなか決心が付きません。

トコトン使えるまで使い、これ以上は無理と判断した時はやむなく処理します。
その時は「さよなら」とか「ありがとう」とか、そんな気持ちになります。
この歳になってもまだ絵本の世界から脱皮出来ない自分に、手をやいています。

わたしの洋服ダンスは不用の衣類で一杯です。4人家族の洋服ダンスを今は独り占めです。
出来るだけそれを再利用してなんとか生きかえらせてあげたい、それがわたしの生き甲斐なのかも。

今日も昨日の続きで、再利用の為の作業をほんの少しだけ出来ました。
それだけでも満足感があります。良い日にしたいです。
コメント
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