午後から昨日マチ針を刺したところを解いて、カットする前に折り込んでみようと思い、作業を始めようとしたとき固定電話が鳴りました。昨年秋頃、高校時代の友人たちとの集まりで、ご一緒していました先輩からでした。
色々なさって居られる方で、伺うお話がどれもこれもわたしの知らない世界で、つい興味深く聞き入ってしまいました。先輩なのですが、驚くほどお元気で、色々活動なさって居られ話題が豊富な方です。
お声が低く聞き取り難い事ががあり、何度か聞きなおしたりしながらでしたので、受話器を置いたとたん、ちょっとした疲労感を感じました。着物を弄るのは中止にして、久しぶりにリコーダーを引っ張り出し、気分転換に吹いていました。
楽譜は食堂の一角に置いていますので、何時でも対応できます。以前アンサンブルのメンバーだったころ、ボランティア演奏をしていました。その時の楽譜ですから、懐かしい曲が多いのです。
「みかんの花咲く丘」とか「雪のふるまちを」「船頭小唄」「高原列車は行く」など、古い古い曲目がメインでした。わたしはアルト笛だけでしたが、ソプラノ笛を吹いたり、ベースやテナーも達者に演奏できる方が居られました。
彼女たちは今も頑張って演奏していますが、車の運転を辞めたことで練習所に通いづらくなり、止めることにしました。
車なら20分で行かれたのですが、バスで行きますと乗り換えないと行かれませんし、待ち時間を入れると最短でも80分はかかります。練習時間は20分の休憩時間が入りますが、毎火曜日の午後3時間です。
往復と練習時間を消化するには、無理でした。それにボランティア演奏する会場まで、車が無いと不自由な所が多いので不可能になったのです。
車の運転を辞めたのは、ドクターストップが有ったからです。車も少し動かさないとダメになると、友人に言われ、定期的に車のお守のために30分位運転していました。
でも何時、ストップが解除されるかは不明と医師に言われたので、車を手放しました。母も亡くなりましたので、車が必須では無い状態でしたから・・・。
運転ができて居たらリコーダーは止めなかった、と思います。以前はなにかあると、ピアノを弾いて気持ちの整理をしていましたが、弾いていないので指が動か無し、楽譜を見るのが大変です。目が疲れます。
弾くときは、練習曲を30分間だけ、と決めて弾くようにしています。