日本は、貴方が言う「先進国で唯一」どころか、世界中でただ一国、国連人権理事会に人権問題を訴えても受理されない国になっているのです。それは、日本は戦後70年経った現在も、国連の「敵国条項」が解かれていない世界でただ一つの国だからです。
先の戦争で敗戦したドイツと日本に、国連での国連条項で「敵国条項」が課せられました。しかしドイツは、戦後、周辺国との「謝罪外交」と「被害者補償」に勤めた結果と、さらにヨーロッパ27カ国との地域共同体を形成し、ヨーロッパでの中心的地位と信頼を勝ち取り、その結果国連の「敵国条項」の足かせを外してもらえました。
それに引き換え、日本は、相変わらず中国や韓国などの周辺国との信頼関係構築や謝罪外交をせずに、靖国参拝や従軍慰安婦問題なども解決する事もせずに70年もの年月を反省なきまま経過した為、未だに国連の「敵国条項」が外されないままなのです。ですから、そんな国が、国連に人権問題を訴えても、受理されない世界でただ一つの国になっています。
ドイツのように周辺国への友好外交や謝罪外交を通して信頼回復に努めなければ、その「敵国条項」はいつまで経っても外してもらえず、国際的に最底辺国としての位置づけも回復できません。敵国条項が外されていない国が、幾ら大金をばら撒いても、国連理事国になど選任されるはずもないのです。先ず、先の侵略戦争に対する周辺被害国への信頼回復が大切なのです。中国や韓国を上から目線で貶していては、信頼など得られません。敵国条項もはずしてもらえません。
これが外れない限り、日本は人権問題で国連に訴えても、国連から受理されずに、つき返される結果になります。沖縄の人々のアメリカ基地からの人権侵害を訴えても、国連には受理されない結果になっています。貴方がおっしゃる、TPP参加をすれば解決するものでも有りません。TPPとこれは全然別問題です。
あなた、いつもTPPが万能のような書き込みをなさる方ですね?TPPは国ごと丸ごと奪い取られる悪魔の条約という事をご存じないようですね。TPPは、とても恐ろしい協定なのですよ。貴方は、何でもアメリカのいう事を聞けばよいと言う事もおっしゃっている、米つきバッタような人の様ですけれど、アメリカほど世界をかき回して世界中の国民を苦しめている国はないと思います。世界中で戦争を起こし、罪なき人々の血と命の犠牲で経済を回している国だと思います。
それに対して、今、プーチンさんやメルケルさん中国などが裏側で動き出しているようですね。メルケルさんの突然の日本訪問もその一環らしいですよ。日本は、アメリカべったりでは、その世界の正義の動きから置いてきぼりを食ってしまうと思います。「正義ほど強いものは無い、ソ連が強いのはその正義の国だからだ」とプーチンさんは仰っているそうです。そろそろアメリカの不義が糺されようとしているようですね。嬉しい事です。