格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

シンちゃん雲に乗る!?<本澤二郎の「日本の風景」

2019-11-11 09:28:25 | 日本の風景


シンちゃん雲に乗る!?<本澤二郎の「日本の風景」(3492)
<「私の天皇、長州・田布施の天皇!?万歳」の皮肉も>
 166億円の巨額の費用をかけた、新天皇庶民向けの披露の場としての30分パレード(11月10日午後3時)では、新調した高級オープンカーも登場、興味を抱いた車ファンもいたようだ。いくら?メーカーはどこ?その後ろに安倍晋三ならぬ「シンちゃん雲に乗る」の主役が続いた。彼の心情を忖度すると、友人は「私が作・演出した新天皇に無知蒙昧の徒らが、日の丸の小旗を振っている。わが人生に幸あれだ。田布施の天皇、万歳」「残るは9条解体だけだ」と打ち明けてくれた。風刺漫画は米紙NYタイムズ任せになろうか。

<摂政を蹴飛ばして退位、新天皇誕生へ神社神道の現人神儀式>
 憲法学者や宗教学者・法律家そして大学で日本国憲法を学んだ日本人は、ことし5月から、国家神道に乗っ取る、大時代がかった現人神の宗教儀式の、真っ向からの憲法違反にため息をついている。1日1億円で済ますことができる天皇交代劇に、実に166億円と166倍の巨額費用をかけた宗教儀式に対して、年収200万円以下の多くの大衆は「166億円返せ」と怒りの悲鳴を上げている。

 憲法は、天皇は世襲で、事故があれば摂政を置くことができると明記してある。本来は摂政が誕生する場面である。退位の規定などない。いわんや明治に作り上げたような現人神向けの宗教儀式は、むろん、政教分離違反である。

 法律を学んだ裁判所の判事も、検事も、弁護士も知っている。それを承知で、仰々しい、大陸や半島の皇帝や王の儀式を拝借した原始宗教儀式を延々とこなし、権力乱用を得意とする心臓・シンゾウ・晋三の有頂天な様子を「シンちゃん雲に乗る」と揶揄したものだろう。

 「ノンちゃん雲に乗る」という児童文学作品とは異質である。最大の皮肉を込めての「シンちゃん雲に乗る」11・10パレードで、天にも昇る国粋主義者・シンちゃんに日本会議の面々は「乾杯」であろう。

<天皇制廃止論者となった友人の警告>
 友人いわく「民主主義の下での独裁は実に厄介だ。ヒトラーもそうして独裁者を演じ、世界に銃砲を向けて、地球を大混乱へと追い込んだ。早く卒業させないと、本当に怖い。日本人がかわいそうだ」と警鐘を鳴らす言動を、今朝も吐いていた。

 目を転じる。1989年のベルリンの壁崩壊から30年を経た。11月9日にドイツ大統領のシュタインマイヤーは「利己主義を捨てよ」と米大統領のトランプにかみついた。

<民主主義と自由は、油断すると独裁>
 首相のメルケルは「民主主義と自由を、あって当然のものとみなしてはいけない」と警鐘を鳴らした。旧東ドイツ生まれのメルケルの慧眼に首を垂れるしかない。日本国民への叫びと理解するといい。

 無知は犯罪である。166億円の憲法違反の天皇交代劇を、安倍にいいように利用される日本人でいいわけがない。さもないと、歴史はまた繰り返す。議会・司法・言論の再生と復活が急務であろう。

 自由と民主主義を尊重する国民は「声を上げよ」である。沈黙は悪である。
2019年11月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)






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森田健作・千葉県知事<本澤二郎の「日本の風景」

2019-11-11 08:44:57 | 日本の風景


森田健作・千葉県知事<本澤二郎の「日本の風景」(3490)
<仕事しない、出来ない、無教養の悪徳俳優崩れ>
 ともかく腰を抜かしてしまった。仕事をしないのだ。したくてもできないのか。経歴を調べると、教養のない俳優崩れである。たとえ民主主義社会とはいえ、彼が手を出してはならない世界だ。千葉県民のためにはなれない人間であることがわかる。差別ではない。人それぞれ役割がある。知事としての識見がなければ、やってはならない。県民がかわいそうだ。かくいう筆者も、現在はそんな一人である。即刻辞任して、公給を返上しなければ、罷免のための行動を起こすほかない、と多くの県民が思い始めている。

<141日もさぼって何をしているのか?利権アサリ?>
 しばらく東京で暮らしていたこともあって、千葉県政について無関心を決め込んでいた。「どうしてタレント崩れなどを知事にしたのか」と10年前には頭をひねったことはあろうが、それ以上の関心を持たなかった。

 週刊文春には頭が下がる。知事として年間141日も休んで県庁に出てこなかったという。つまり学生だと「さぼった」ことになる。落第だ。進級できない。ところが、森田知事は違った。それでも3回も当選している。
 自業自得の千葉県民ではあるが、それにしてもひどい。森田は悪党である。「都知事時代の石原慎太郎レベルかそれ以上」と誰もが悔しがる。

 9・9の15号台風の時も。そこで、ようやく週刊誌が取材を開始した。というよりも、たった一人の善良な県庁職員の内部告発と思われる。

 「県庁に出てきても、せいぜい昼前に引き上げる。数時間しか知事室にいない」というのだ。こんなずぼらな知事を、県庁職員や千葉日報・千葉テレビと朝日・読売・毎日の新聞が「お目こぼし」をしていたのか。ジャーナリストには、このことが不思議でならない。

 年中政府専用機を乗り回して、海外にばら撒き行脚をしている安倍のほうが、まだ勤務成績は良い。森田の利権アサリかもしれない。その事情の一つを確かめることができた。

<芝山の超高級大豪邸写真にため息が出た!>
 一度一部改装したたものの、50年ほど前に借金200万円、自己資金100万円で建てた家に住んでいる者の、嫉妬で目が狂っているわけではない。
 昨日、初めてネットに登場した悪党知事の自宅と称する超大豪邸にため息が出てしまった。芝山町に建てられたものだ。写真週刊誌の記者も気付かなかったものか、これも不思議だ。
 頑丈な門の背後には、まるでロスかフロリダあたりで見られるような、うっそうたる大木が豪邸を隠している。ヘリに乗って上空からでないと、全貌を撮影することは困難であろう。

 「マフィアかやくざの親分が住むような頑丈な豪邸」と表現する友人は、テレビ報道で見たという。「ソフトバンクの孫正義宅と比べても、遜色のない森田邸」とも。ともかく圧倒されてしまった。

 いうところの芝山御殿の建設収支も公開させると、もっとすごい話題が飛び出すかもしれない。利権アサリは本当か?

<あっぱれ安倍顔負けの秘密主義は「巡査の息子」?>
 安倍内閣を操っている極右組織の「日本会議」の全貌を、大半の国民も議会人・言論人も知らない。国粋主義の本丸ゆえに、徹底して秘密主義を貫いている。

 いつだれが秘密の扉を開けるか、に関心が移っているが、森田の秘密主義も相当なものである。彼の豪邸を知っている県民は少ない。県庁内も。県幹部はどうだろうか。時には豪邸会議もしているはずだから、当然、漏れてくるはずだが、漏れなかった。

 15号台風が来なければ、森田の秘密はずっと継続したかもしれない。ほとんど仕事をしない知事のことも、豪邸のことも、彼が「巡査の息子」で、ろくろく勉強をしなかったことなど。そして都知事に次ぐ高給取りであることも。

 行政は県庁幹部任せ、それを10年もしてきたこと、ということは「利権アサリ専門」ということか。疑惑だらけである。

<県議会が不健全でまともではない理由は県民の民度ゆえ>
 新聞を読んでいない家には「ちば県議会だより」という議会広報紙は届かない。知り合いの知恵を借りて、直接自宅に郵送する方法をとった。二日前に「ちば県民だより」と共に、議会広報紙も届いた。
 そこに千葉県議会の会派別議員数が出ていた。また驚いてしまった。定員94人のうち、自民党は53人だ。立憲民主党10人、初めて知る千葉民主の会9人、公明党8人、共産党がたったの2人である。

 巨大与党が森田を支援しているのである。自公合わせると、房総ならぬ暴走行政=悪政が表面化することになる。

 9・9大災害を受けての9月定例県議会は、紙面を見る限り「おざなり」もいいところだ。15号台風に対する深刻・真剣な議論を感じない。2面に質問と答弁の記事を載せてはいるが、答弁者が不明。森田ではないのだろう。

 こんな千葉県議会の様子を見ていると、永田町のいい加減な野党追及も仕方ないのかもしれない。余談だが、県民だよりに広告が載っていた。これも驚きである。財政難なのか?まるで子供議会を見ているような錯覚にとらわれてしまった。

 1万トン以上の放射能汚染物資を水源地に投棄したことを、誰も質問・追及していないようなのだ。情けない、本当に悲しい千葉県であろうか。
2019年11月9日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)






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歪む森田・千葉県政<本澤二郎の「日本の風景」

2019-11-11 08:27:35 | 日本の風景


歪む森田・千葉県政<本澤二郎の「日本の風景」(3491)
<石原慎太郎同様に徳洲会との深い関係>
 事情通は、石原慎太郎を悪党と決めつけている。彼は、東京の高級地で知られる、田園調布に自宅を構えている。森田健作の実家は、すぐ近くの久が原だ。彼の名前は芸名・偽名なのか。本名ではない。「地元の民社党議員のところに飛び込んで、その後に、石原が出自をばらして自殺に追い込んだ自民党議員の後釜になった形で政界入りした。政治的な信念など絶無」という。

 徳洲会との関係は、清和会OBによると「石原同様にただならぬ関係」と決めつけられている。徳洲会というと、全国から医師や看護師などを大量動員してバッジをつけた公選法違反の大事件を思い起こす。医療法人は、国の恩恵を受けているため、選挙の支援はご法度。その禁を破って、国会議員を誕生させていた。そこを珍しく検察が動いた。

 事件捜査直前に活字にした張本人にとって、徳洲会は、実になじみ深い医療機関である。友人が徳洲会のボスだった徳田虎雄の特別顧問という関係から、徳洲会から石原に流れた莫大な資金のことを聞いていた。石原と徳洲会の関係が、なんと森田と徳洲会の関係となって、今も続いているのである。

<知事選挙に院長秘書を選対本部入り、徹底テコ入れの仰天>
 「3回目の森田知事選を徳洲会が全面的に応援している。医療法人として禁じられている公選法違反事件」なのである。

 「徳洲会の千葉西病院の院長秘書兼電子カルテ部長の井上氏は、正直な人物だ。すでに徳洲会を離れている。前田院長時代の秘書で、彼は森田知事選挙の選挙対策本部の正式メンバーとして、森田選挙を手伝わされていたのだ」
 徳田元特別秘書は、直接、井上から聞いている。前田も承知している。

 闇献金も、相当な金額にのぼることが想定される。医療法人幹部の森田選挙支援は、確実に県政をゆがめることになる。間違いない。森田は「第二の石原」なのだ。県政のゆがみは、推して知るべしか。

 千葉県警も千葉地検も頬かむりしていることが、新たな疑惑へと発展する。
 まだあった。井上は、佐倉市から県議になっている、佐藤という選挙も手伝わさせられていた。「知事選も県議選も徳洲会上げて支援している。むろん、事情が大ありだ」と誰もが推認できるだろう。

<大甘の千葉県医療行政!>
 石原は、腹心を副知事にして、自身は自宅で寝て暮らす知事として定評があるが、このことも表面化するのに徳洲会事件を必要とした。森田の場合は、15号台風のお陰で、週刊誌が取材を開始して、狂った千葉県政を露呈させたものである。

 余談ひとつ。我が家の道路沿いの二本の杉が、電線に引っ掛かる可能性が予測できた。東電に何度も掛け合ったが、枝切りしただけで逃げた。一本の杉は枯れて、倒れかかっていたのだが。
 15号台風を受けて再度東電に直訴した。ようやく東電も動いてくれた。思うに福島原発爆破事故であるが、15メートルの高波を受けて、初めて目を覚ましたことがわかる。事前の予測を受け入れようとしない電力会社。311でも原発再稼働に突き進む電力会社と安倍・自公政府。ここに共通点を見出すことができる。

 話を戻す。森田も石原をまねて、側近を知事室に置いて、自分は芝山御殿で寝て暮らしているのか。それともゴルフか?それとも、役人を小僧のようにして、使い走りさせているのであろうか。
 「役所に出てこない役者崩れの利権屋知事」という可能性が一番強いかもしれない。県庁担当の記者は、すべて知っている。彼らは真っ先に「今日の知事日程」を確認して、取材を始めるのだから。

 心配なことは、人間の命を預かる医療行政のことである。「地球より重い」人間の命に対して、千葉県はまともに対応しているのであろうか。答えはNOである。この点について次回書くことにする。

<腐敗は県庁の隅々までに>
 行政を知らない知事、仕事をしない知事、仕事ができない知事の千葉県政である。それを県議会も良しとしている。

 よく考えなくともわかる。千葉県民の資質に由来する。こんな屑のような役者崩れを、選任して恥じない県民がいる。民度があまりにも低すぎる。県議レベルも低すぎる。現に千葉県議から、首相にのぼりつけた松下政経塾議員は、嘘をついて8%消費税を強行した。現在は、もっと悪い安倍・自公政権のもとで10%強行で、消費激減である。そういえば、法相辞任の河井も松下政経塾だった。幸之助も悪党の一人だった。

 知事選に医療法人幹部を投入する森田となると、少なくとも医療行政は大きくゆがむ。それは他の行政行為にも反映する。指揮者がどこにいるのかわからないという県政が、ほかにあるのだろうか。99台風に雲隠れしていた健作という東京生まれの知事にとって、房総半島の人間などどうでもいいことなのだ。

<千葉県庁も伏魔殿>
 かつて東京都を伏魔殿と呼んだ。魔物が住んでいる首都に都民は怒り狂ったが、どうやら現在も大差ない。
 「魔物の慎太郎を退治するのかと期待した都民は多かったが、完全に期待外れに終わった。小池も石原と50歩100歩」というありさまだ。

 東京都の職員も都知事などは高給取りだ。森田は全国知事会の中で2番目の高給取りである。年間の休日141日に祭日を加えると、1年中寝て暮らしていることになろう。
 「役所にいるのも数時間でとんぼ返り」というのだから、これを聞いた安倍晋三でさえも、存外、仰天しているに違いない。
 トップがこの調子だから、綱紀粛正という言葉も死語となっている。警察・検察も寝て暮らしているかもしれない。千葉県庁が伏魔殿ということにもなろう。

<15号台風で露見>
 15号台風で千葉県民は、今も悪戦苦闘している人々がいる。森田が自衛隊を出動要請しなかったことで、山間部の樹木の伐採は中途半端である。近くを散歩していても、そのことに気づかされる。

 屋根にブルーシートをかぶせた家は、相変わらずである。だが、他方で森田県政の無様な実態を全国民に知らせてくれている。「やくざの千葉県」に新たに「千葉伏魔殿」が誕生した。
 これで森田を弾劾する市民運動が起きるかどうか。

<許せないマスコミ人の不正腐敗>
 マスコミの世界に身を置いて生きてきたジャーナリストには、なんとしても不甲斐ない、恥もない千葉県政、社会部担当の記者の存在に対してである。
 新聞テレビの地盤沈下である。「新聞がなくても生きられる社会」へと移行して当然であろう。新聞がそれの元凶だからだ。泣けてくる!
2019年11月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)





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