(つづきNo2)私の主張『新型コロナウイルスは米軍が製造し武漢に持ち込んだ生物兵器』を裏付ける新たな二つの『事実』が出てきた!
▲一つ目の事実は、本日付け(2020.04.17)の長周新聞の記事『世界がキューバ医療を手本にするわけ、吉田太郎氏の著書から学ぶ』が紹介しているように、米国はキューバを政権攻撃のために『テング熱』をはじめとする何種類もの『生物兵器』を使用したという事実である。
米国(ドナルド・レーガン大統領)は、キューバのカストロ政権を攻撃するために1981年5月-10月に『生物兵器=デング熱ウイルス』をばらまき大流行させて34万人を感染させ158人を殺した『歴史的事実』があるのだ。
長周新聞の該当記事の中で米国がキューバ攻撃のために『生物兵器』を使用した事実を記した箇所を下記に転載します。
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『世界がキューバ医療を手本にするわけ』吉田太郎氏の著書から学ぶ
2020年4月17日 長周新聞
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/16516
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(記事転載はじめ)
1.米国が仕掛けたデング熱 6週間で治療薬
キューバの医療については乳幼児死亡率はアメリカ以下、平均寿命は先進国並み、医療費はすべて無料、全国を網羅する予防医療などで知られる。それとともに今注目されるのは、吉田氏がキューバの先端医療の水準の高さを紹介するなかで、その飛躍をとげるきっかけとなったのが、アメリカがしかけたバイオテロで34万人がデング熱に感染したという不幸なできごとであったことを強調していることである。
2.1981年の5月から10月にかけてキューバでは、突然デング熱が大流行し、ピーク時には毎日1万件もの患者が出る事態となった。政府はまず、防除薬剤マラチオン液を緊急輸入し、媒介蚊の駆除作戦を開始した。だが病床が足りなくなり、寄宿舎のある多くの学校を隔離病棟にあてて感染防止に努めた。しかし、それにもかかわらず1万312人が重症の出血性デング熱に冒され158人が犠牲になった。そのうち101人が子どもだった。
(注山崎)1981年5月-10月にキューバで突然『テング熱』が大流行した時の米国大統領はドナルド・レーガン(任期1981.1.20-1989.1.20)である。
3.カストロは1981年の革命記念日で「この病気がCIAによって国内に持ち込まれた疑いがあり、殺虫剤の輸出を米国に求めたが拒否された」と演説した。アメリカの関与を疑わせたのは、デング熱の病原体が東南アジア由来のウイルスタイプで、しかも蚊が媒介するから発生源があるはずなのにハバナ、シエンフエゴス、カマグエイの3カ所で、約300㌔も離れて同時多発的に発生したことであった。感染症専門家のグスタポ・クリ博士は、デング熱を遺伝学的に調べ、ニューギニア産であることを突き止めた。
4.3年後の1984年にニューヨークでキューバ外交官を殺害したテロリストグループ「オメガ7」のリーダー(アメリカ亡命のキューバ人)が逮捕された。その公判過程で、バイオテロをしかけるつもりで「数種の細菌を持ち込む任務を持ってキューバを訪れたことがある」「ソ連軍に使われるはずだったが、キューバに使われてしまった」と口を滑らせたことから、デング熱を持ち込んだことが発覚した。
5.また、2000年代に入りアメリカの機密文書の解禁によって、米陸軍が1956年と58年にジョージア州、フロリダ州で特別に飼育した蚊の群れを放ち、生物兵器になるかどうかの研究をしていたことが暴露された。この実験で使われたのはデング熱を媒介するネッタイシマカだった。
6.キューバはデング熱以外にも次のようなバイオテロをアメリカから受けてきたと主張している。
1962年 ニューカッスル病(鶏の病気)
1971年 アフリカブタコレラ
1979年 さとうきび錆病、タバコ青黴病
1980年 タバコ青黴病
1981年 急性出血性結膜炎
1996年 ミナミキイロアザミウマ(農業害虫)
(記事転載おわり)
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▲二つ目の事実は、『新型コロナウイルス』は2019年12月に中国武漢市で「原因不明のウイルス性肺炎」として最初の症例が確認されたことになっているが、それ以前の昨年10月末に武漢で開催された『世界軍人オリンピック』に参加した米軍選手団369人の内5人が「輸入伝染病」に感染して武漢の病院で隔離治療を受けていたという事実である。
この事実は、下記に全文を転載するWEBサイト『Business
Insider』の2020年3月26日付け記事『「米軍ウイルス持ち込み」の根拠は?新型コロナウイルス感染源めぐる米中舌戦』の中で紹介されている。
更にこの記事は、米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長が2020年3月11日の米下院証言で「インフルエンザウイルスによる死亡と診断された人のうち実はコロナウイルス感染が原因だったケースがあった」との証言も紹介している。
これら二つの事実は一体何を意味するのか?
それは、『原因不明のウイルス性肺炎=新型コロナウイルス』は、2019年12月に中国武漢市で最初に感染例が発見される以前に、米国内で米軍兵士と民間人に感染者が出ていたという事実であり、このことは『新型コロナウイルス』の発生源は『中国ではなく米国である』可能性が高いということでなのだ。
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【関連記事】
▲「米軍ウイルス持ち込み」の根拠は?新型コロナウイルス感染源めぐる米中舌戦
岡田充 共同通信客員論説委員
2020.03.26 Business Insider
https://www.businessinsider.jp/post-209937
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(記事転載はじめ)
(写真)2019年10月末に武漢で行われた軍人オリンピックの開会式の様子。
新型コロナウイルス「COVID-19」の発生源をめぐる米中「舌戦」が止まらない。
トランプ米大統領や高官が「チャイニーズ・ウイルス」「武漢ウイルス」と呼ぶと、中国外務省高官は、「米軍が武漢に持ち込んだかもしれない」とツイート。「中国が責任回避している」と批判する論調が目立つが、中国側の主張は全く根拠のない主張なのか。
発生源論争の根拠と狙いをまとめた。
武漢の「軍人オリンピック」
「感染源は分かりません。だが、2019年10月末に湖北省武漢で行われた世界軍人オリンピックに参加した米軍軍人5人が、原因不明の伝染病にかかり、武漢で治療を受けたのが(米軍持ち込み説の)根拠の一つかもしれません」
こう主張するのは、現代中国が専門の矢吹晋・横浜市立大名誉教授。3月19日、参議院議員会館で開かれたコロナウイルスに関する緊急シンポジウム(主催・国際アジア共同体学会)で、「米軍持ち込み説」についてこう述べた。
手袋を着用する米軍人
ウイルスが「中国の生物化学兵器施設でゲノム加工によってできた生物兵器」とする「陰謀論」をランセット論文は否定する。
日米など西側SNSでは、中国が武漢を封鎖した2月末ごろから、ウイルスが「中国の生物化学兵器施設でゲノム加工によってできた生物兵器」とする「陰謀論」が飛び交った。
矢吹氏はまず、この陰謀論に対して英医学専門誌「ランセット」(1月24日付)に掲載された中国の専門家の論文などを紹介した。その内容は、
・ウイルスの遺伝情報(ゲノム)分析の結果、ウイルスが 「ゲノム加工、ゲノム操作
」によってできた生物兵器とする「陰謀論」に根拠はない。
・世界保健機関(WHO)の「グローバルデータベース」に、2月12日までに報告された93種のウイルスのゲノム分析の結果、武漢から広がったウイルスは「他地域から伝えられ拡散したもので、海鮮市場は発生源ではない」と主張した。
中国側は「陰謀論」を否定し、さらに発生源も「海鮮市場ではない」と否定している。
米インフル患者が既に感染という説
(写真)シアトルのドライブスルーでインフルエンザとCOVID2019の検査をする看護師。
矢吹氏はこの2点を踏まえた上で、「米軍持ち込み説」の根拠を説明した。
第1に挙げたのは、エボラウイルスなど細菌研究をする米メリーランド州フォート・デトリックの米陸軍研究機関「細菌・生物兵器研究所」が2019年7月、汚染水漏れを起こし閉鎖された事例。ニューヨーク・タイムズ(8月5日付)は汚染水漏れによる健康被害は報告されていないと伝えたが、一方で「同研究所で働いていた研究者は、2001年上院議員らに送り付けられた『炭疽菌事件』で、炭疽菌を送った疑いがもたれ、2008年に自殺している」と書いた。
第2は、2019年冬からアメリカで猛威を振るっているインフルエンザ感染者が3月中旬までに3400万人にのぼり、2万人近くが死亡した事例。矢吹氏は患者の中に、新型コロナウイルスに既に感染していた患者がいたと指摘した。
これについては、米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長が3月11日の米下院証言で、「インフルエンザウイルスによる死亡と診断された人のうち、実はコロナウイルス感染が原因だったケースがあった」と証言している。
(写真)軍人オリンピック開会式での様子。
そして第3が、「世界軍人オリンピック」に参加した5人のアメリカ選手が「輸入伝染病」に感染し、武漢の病院で隔離治療を受けていた事例。武漢市の党機関紙「長江日報」は2019年11月7日、米軍人2人が退院した様子を写真付きで報道している。
「世界軍人オリンピック」は、1995年9月ローマで第1回大会が開かれてから4年ごとに世界で開かれ、武漢大会は第7回。世界109カ国・地域から9300人余りの軍人が参加。アメリカからも369人が参加した。
ただ矢吹氏は、「米兵士が意図的にウイルスを持ち込んだわけではない」とみる。
米兵のゲノム分析の可能性
矢吹氏は、この3つがどのように関連しているかを明らかにしていない。「細菌・生物兵器研究所」の汚染水漏れが、アメリカでの肺炎や新型コロナウイルスの感染拡大につながった証拠もない。
ただ外務省高官の趙立堅・新聞局副局長が「米軍が持ち込んだ可能性」に言及した以上、それは単なる「個人的見解」ではない。趙氏が上部の「お墨付き」を得て書いているのは間違いない。
矢吹氏は、
「米軍兵士らのウイルスのゲノム分析から、中国側はコロナウイルス感染の証拠を握っているのでは」とみる。だがそれが、武漢での爆発的感染につながる「決定的証拠」かどうかを明らかにする材料はない。
中国側がそうした証拠を明らかにしない理由について、矢吹氏はこう説明する。
「アメリカだけでなく中国も細菌・生物兵器の研究をしています。詳細を明かせば、能力を相手側に知られる結果になるから、手の内は明かせません」
(記事転載おわり)
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(No2おわり)
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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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