家族経営の難しさ

2008年09月16日 | Weblog
その時会社が動いた」から今日は和菓子製造・小売業のA社のお話。

大手スーパーへの卸がメインで、度重なる単価の値下げ要求に業績も
ジリ貧になっていったA社。
「倒産」の二文字が頭をかすめる頃になって、それまでは意見の
衝突が多かった家族が、危機感を共有し、家族一丸となって経営革新
に取り組み、製造部門へ進出することにより見事に業績を復活させる。

ベクトルの方向がバラバラだった家族が、危機感を共有することに
より一気にパワー全開!同族会社ならではの強みを発揮できたのだ。

しかし・・・
経営の危機を脱出した後にはとんでもないことが!
それは・・・
(詳しくは本をご覧下さい
家族経営は、それが強みにも弱みにもなるものである。
経営には、強固なリーダーシップと適正なマネジメントが必要で、
「家族」であることに甘えてはならないのだ。

mayu

『鬼になりきれない社長』

2008年09月16日 | Weblog
今日はタイトルの通り『鬼になりきれない社長』の話

最初にこの食品卸売業の社長にお会いした時の印象は、周りの人のことをよく聞き、真面目で人のよい方だった。
人がよいというのは人を信じやすい性格でもある。それを利用する人たちに得意先を紹介されるたびに高いマージンを支払わされ、仕入れ業者に対しては納品されずといったことが繰り返される始末。
社員が利益度外視のわがままな営業を行っても注意することができず、業績は悪くなる傾向にあった。
ここで必要だったことは…
『社長が鬼になること』と顧問としてのアドバイスを差し上げた。
そして何に対して具体的に鬼になるべきかも。

さて、今日はここまで。
その後の社長はどう変わったのか?
またそれによって変わった会社の運命とは?
続きは本の中で…!

(Tsune)