争族

2010年08月16日 | 形づくりプロジェクト
お盆休みが終わり、今日から仕事の方も多いのでしょうか?(今日まで休みの方もいらっしゃるようですね

さて、今回のタイトルを”争族”と書かせて頂きましたが、テーマは”相続”です。
相続税は一般的にはかかわりが少ない税金です。
と言いますのも、相続税がかかる対象の方はお亡くなりになる方の4.2%しか該当しないからです。(平成19年度の死亡者数は1,108,334人、そのうち相続税の課税件数は46,820件)
では、95.8%の方に”相続”が関係ないのかといいますと、それは違います

平成20年度に家庭裁判所に持ち込まれた遺産分割事件の件数は10,202件、1日で約28件起きていることになります。またその審理期間は2~3年の長期になっているのです。
更に、裁判になる”相続”は遺産総額が5000万円から1億円の家庭に多いようです。
この5000万円から1億円という金額は相続税がかかるかかからないかのラインで、先ほどの95.8%(相続税がかからないご遺族)に該当する方々です。

もちろん全てが”争族”になるわけではありません
”相続”が円満に終えるパターンに”遺言書”の有無が影響しています。
自分は”相続”するほどの財産はないから必要ないと考えていらっしゃる方こそ、残されるご遺族のために”遺言書”を備えることをお勧め致します。
先々のことをご家族で話をすることもいいのではないでしょうか…

yari